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2020年7月17日のブックマーク (2件)

  • のろし台遺跡から唐代の古文書や木簡が大量に出土 新疆ウイグル自治区

    【7月17日 Xinhua News】中国新疆ウイグル自治区(Xinjiang Uighur Autonomous Region)文物考古研究所は15日、同自治区バインゴリン・モンゴル自治州(Bayingolin Mongol Autonomous Prefecture)尉犁県(Weili)の克亜克庫都克烽燧(ほうすい)遺跡から唐代の貴重な古文書と木牘(もくとく、文字の書かれた木片)が出土したと発表した。 遺跡は大型砂丘の上に築かれ、烽燧(のろし台)や家屋などの建築物からなる。構造が整い、各種機能を備えた総合軍事施設だったとされる。昨年の発掘調査で砂丘の南、北、東側の斜面から当時のごみ捨て場の遺構が見つかり、多くの遺物が出土した。 同遺跡発掘隊によると、今年6月末までに出土した各種遺物は1100点余り。うち700点余りが古文書と木牘だったという。 発掘隊のリーダーを務めた同研究所の胡興軍(

    のろし台遺跡から唐代の古文書や木簡が大量に出土 新疆ウイグル自治区
  • 日本人はどうして山を信仰してきたか?「山の宗教」の歴史を読み解く(菊地 大樹)

    各地には「霊山」と呼ばれる、信仰の対象になっている山が数多くあります。そのような信仰は、長い日歴史の中で、社会の変動ともかかわりながら変化してきました。そして今、山と人々の関係は決定的に変化しようとしています。 山と人々の信仰との関係を描いた「山と人の宗教誌」である、菊地大樹氏による現代新書の最新刊『日人と山の宗教』から、その序章を紹介します。 立山連峰を目指して 北アルプスに位置する立山連峰。富山平野からも、すっくと屹立する雄姿を望むことができる。それがそのまま、山の名前となった。筆者が友人2人とともにここを訪れたのは、9月上旬にしては珍しいほどのさわやかな好天の日であった。立山には、富山市街から常願寺川沿いに鉄道とバスが整備され、いまでは室堂平(むろどうだいら)まで容易に至ることができる。しかし、かつてひとびとはこの道を、ひたすら歩いて頂上を目指した。 富山平野の縁辺部が、山

    日本人はどうして山を信仰してきたか?「山の宗教」の歴史を読み解く(菊地 大樹)