端州石硯人間重 ――「端州の石硯は人間に重んぜらる」(劉禹錫「唐秀才贈端州紫石硯以詩答之」) 宝の持ち腐れなれど・・・orz 大切に扱い、これから真面目に書道を勉強します。 ちなみに彫刻されているのは三匹の羊。つまり、中国の典型的な吉祥図様「三陽開泰」(三陽交泰)です*1。タイミング的には偶然ですが、春節のこの時期にもふさわしい。 文人趣味に一歩足を踏み入れたわけですが(形から入るタイプ)、今度はこれに合う硯屏がほしいなぁ。 *1:「羊」と「陽」は同音
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2020年が終わり、新たな年を迎えた。年明け早々から緊急事態宣言などで政治の役割が問われる中で、メディアは政権の監視役となりえているか。中国や日本の取材経験が長い米紙ニューヨーク・タイムズの前東京支局長で、新著「吠(ほ)えない犬」(双葉社)で日本政府とメディアの関係を詳しく書いたマーティン・ファクラーさんにじっくり話を聞いた。【金志尚/統合デジタル取材センター】 「アメとムチ」 ――「吠えない犬」というタイトルにどんな思いを込めましたか。 ◆本来メディアは権力者の監視役、つまり「ウオッチドッグ」(番犬)にならなければいけません。おかしなことがあれば吠え、市民に伝えるのです。しかし実際はどうでしょうか。私にはむしろ、権力にすり寄る「ポチ」に見えました。安倍晋三政権は自らに好意的なメディアには単独インタビューの機会を積極的に与える一方、批判的なメディアにはあまり与えませんでした。こうした「アメ
POPなポイントを3行で 『AKIRA』で知られる大友克洋さんの全集が2021年刊行予定 ビジュアルはデビュー作『銃声』 現在、66歳のSF漫画家 『AKIRA』『童夢』などで知られる漫画家・映画監督の大友克洋さんの全集が、講談社より2021年に刊行される。 公開されたビジュアルは、大友克洋さんのデビュー作『銃声』が使われている。 全集の公式Twitterや特設サイトも開設された。 「大友克洋全集」始動‼︎ pic.twitter.com/uinqM3s6BC — 大友全集 (@otomo_zenshu) January 6, 2021 今なお衰えない影響力を誇る代表作『AKIRA』 1971年に漫画家としてキャリアをスタートさせた大友克洋さん。1988年には自らの漫画を原作としたアニメーション映画『AKIRA』を監督。 可視化できない超能力を表現し、近未来の退廃と崩壊を描いたSF作品とし
2011年3月11日の東日本大震災から10年という節目を迎える年になりました。 現代企画室は東京の出版社ですが、末盛千枝子さんを通して被災地とかかわる仕事をさせていただきました。 出版社すえもりブックスを主宰し、すばらしい絵本を数々手がけてきた末盛千枝子さんの著書『人生に大切なことはすべて絵本から教わった』を出版したのが2010年。そのご縁は末盛さんが岩手に移住されてからも続き、末盛さんがかつて編集した絵本などを復刊する「末盛千枝子ブックス」の立ち上げ準備を進めていた頃、2011年の東日本大震災が起こりました。故郷である岩手に移られてまもなく、あの大震災を体験した末盛さんは「被災地の子どもたちに絵本を届けられないか」と呼びかける手紙を知人、友人に送りました。 末盛さんの声を受け止めた盛岡市中央公民館が、絵本を受け入れる場所を提供し、「3.11絵本プロジェクトいわて」が立ち上がります。末盛さ
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