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ブックマーク / www.todaishimbun.org (3)

  • 「古典に参加せよ」 渡部泰明教授退職記念インタビュー - 東大新聞オンライン

    東大での教員生活を終える今、自身の研究生活や多彩な活動を振り返りつつ、思いの丈を語ってもらう退職教員インタビュー。今回は、和歌がなぜ時代を超えて持続したのかという問題意識を核としてさまざまな研究成果を残すとともに、古典教育にも精力的に取り組んできた渡部泰明教授(東大大学院人文社会系研究科)に、和歌の質や古典教育の意義などについて幅広く話を聞いた。 (取材・山﨑聖乃) 渡部泰明(わたなべ・やすあき)教授(東京大学大学院人文社会系研究科)84年東大大学院人文科学研究科(当時)博士課程退学。博士(文学)。上智大学助教授、東大大学院人文社会系研究科助教授などを経て、06年より現職。 中世和歌史の動態を解明 ――最大の研究成果は 2017年に『中世和歌史論――様式と方法』で、念願であった中世和歌の歴史を自分なりの観点からまとめることができました。角川源義賞をいただいたこともあり自身の最大の研究にお

    「古典に参加せよ」 渡部泰明教授退職記念インタビュー - 東大新聞オンライン
  • 「令和」をめぐる考察① 浮かび上がる多様な文脈 - 東大新聞オンライン

    の元号の多くは漢籍を出典としてきた。「令和」も直接の出典こそ『万葉集』とされているが、数々の漢籍の影響を受けている。中国古典詩文を専門とする齋藤希史教授(人文社会系研究科)に「令和」に関連する漢籍について解説してもらった。(寄稿) ◇ 新しい年号が「令和」と定められた。政府は、『万葉集』巻五に載せられた太宰府の大伴旅人邸での梅花宴の序、すなわち「梅花歌卅二首幷序」の「序」を出典とした。まずその全文を挙げておこう。 天平二年正月十三日、萃于帥老之宅、申宴会也。 于時、初春令月、気淑風和。梅披鏡前之粉、蘭薫珮後之香。 加以、曙嶺移雲、松掛羅而傾蓋、夕岫結霧、鳥封縠而迷林。庭舞新蝶、空帰故鴈。 於是、蓋天坐地、促膝飛觴。忘言一室之裏、開衿煙霞之外。淡然自放、快然自足。若非翰苑、何以攄情。 詩紀落梅之篇。古今夫何異矣。宜賦園梅、聊成短詠。 文と句読は、新日古典文学大系『萬葉集』一(岩波書店

    「令和」をめぐる考察① 浮かび上がる多様な文脈 - 東大新聞オンライン
  • 政策担当者の国語観の貧困を問う 高校国語新テストの問題点 - 東大新聞オンライン

    2018年度からの幼稚園での全面実施を皮切りに導入が進む新学習指導要領。社会に開かれた教育課程、小学校でのプログラミング教育必修化などと並んで注目されているのが、高等学校国語科の大幅な再編成だ。指導要領改訂に伴う高校国語の科目編成、大学入試センター試験に代えて導入される大学入学共通テスト(以下、新テスト)について紹介するとともに、著書『国語教育の危機 大学入学共通テストと新学習指導要領』(筑摩書房、2018年、以下書)で問題提起を行った紅野謙介教授(日大学)に話を聞いた。 (取材・日隈脩一郎 撮影・小原寛士) 紅野 謙介(こうの・けんすけ)教授(日大学) 86 年早稲田大学大学院博士課程中退。文学修士。麻布中学校・高等学校教諭などを経て97 年より現職。 ──新学習指導要領と大学入学共通テストの導入にどのような懸念を持ち、書を執筆したのですか? まず、言っておきたいのは、私としては

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