スターバックスの店舗に入ると必ず目に入るのが、コーヒーやケーキ、フラペチーノやサンドイッチといった、お薦めの商品が描かれた黒板のイラストだろう。チョークペンで描かれた美味しそうに見えるイラストはすべて、各店舗のイラストが得意なパートナーたちの手によるものだ。 これらのイラストはどれも個性にあふれており、来店客とパートナー(スターバックス店舗でのアルバイトと社員の総称)のコミュニケーションツールとしても一役買っている。 商品だけでなく四季折々の風景や「深まるチョコレート」などといったキャッチフレーズも美しいフォントで入り、商品を選ぶ際に思わず笑みがこぼれるだろう。来店客から「あの絵の商品ください」と注文が入るなど、各店舗の売り上げにも貢献しているという。 しかしイラストを描くパートナーは、必ずしも美術系の教育機関を出ているわけではない。なぜ、スターバックスの店舗のイラストのレベルは高いの