新潟県、新潟大学、新潟県酒造組合の産官学連携で実現した新潟大学日本酒学センターの設立記者会見が9日。朱鷺メッセで開かれた。 2017年5月、日本酒に係る文化的、科学的な広範囲にわたる学問分野を網羅する「日本酒学」の構築について、国際的な拠点の形成とその発展に寄与することを目的として、三者が連携協定を締結。この協定に基づき、研究推進機構附置新潟大学日本酒学センターが設置され、4月に開講する。 日本酒学(Sakeology)は、広範な学問を網羅する「対象限定・領域横断型」で、日本文化や伝統に根差した日本酒に対象を絞った世界初の学問領域。実に様々なアプローチが存在する。例えば醸造発酵の観点では工学部、日本酒の歴史・文化でいえば人文学部、酒税に関しては法学部、マーケティングは経済学部・・・・その他、酒造米の地域性(理学部)やヘルスケア(医学部、歯学部)などありとあらゆる領域が関係してくる。 日本酒