更新日:11月20日09時40分
スーパーコンピューターをはるかに超える高速計算を実現する「量子コンピューター」の試作機を、国立情報学研究所などが開発し、27日から無償の利用サービスを始める。世界的な開発競争が進むなか、試作段階で公開して改良につなげ、2019年度末までに国産での実用化を目指す。 従来のコンピューターは、多数の組み合わせから最適な答えを探す際に一つずつ計算するが、量子コンピューターは極小の物質の世界の現象を応用し、一度に計算する。現時点では一度に計算できる組み合わせは、スパコンの数千分の1~数十分の1程度だが、理論上は1千年かかる計算も一瞬で済むとされ、人工知能や新薬の開発、交通渋滞の解消などに役立つことが期待されている。 基礎研究は1980年代に始まり、日本の業績も世界的に評価されている。だが、実用化では米IBMやグーグルなどが先行。カナダのD―Waveシステムズは11年に一部実用化し、米航空宇宙局(NA
「ゲームで子育て」シリーズの最終回。 なぜなら、子どもにやらせたいゲームで、『スプラトゥーン2』を超えるものが、おそらく無いだろうから。父親になって十余年、子どもと一緒に、さまざまなゲームをやってきた。ポケモン、モンハン、レースもの、対戦もの、色々やってきたけれど、これが最高なり。 ゲームは、現実社会の様々な事象を楽しめる形に抽象化したもの。現実より多めに報われるルールに則って、プレイヤーは楽しむためにプレイする。現実だと普通に直面する、見えないルールやチート術は、原則存在しない。 子どもは、ゲームを通じて挑戦することを学び、安全に失敗を経験することができる。現代の日本では、「子どもが安全に試行錯誤できるという環境は、実は少ない。その希少な、かつ子どもが喜んでチャレンジする環境こそが、ゲームなのだ。ゲームは、子どもに必須といっていい。 ただし、人生はゲームではないことに注意したい。人生をゲ
静かな非常識をつくりたい。 「天空の森」の主である田島健夫は25年以上にもわたり、誰も体験したことのない、新しいラグジュアリーをつくり続けています。 「天空の森」は、東京ドーム13個におよぶ広大な敷地に、温泉付きヴィラがわずか5棟しかありません。それぞれは離ればなれに点在し、隣のヴィラの気配はおろか見渡す限り誰もいないため、大自然を独り占めでき、完全なプライベートをお約束します。みなさまには背負っている肩書きを一旦おろし、私たちが暮らす日常の常識を忘れることから始めていただきます。 静寂の中、夕日が沈み朝日が昇れば、地球が確かにまわっていると気づくはずです。自分はなぜこの場所を訪れたのだろう。人間はなぜ旅をはじめたのだろう。そんな根源的な思いが芽生える、日常の暮らしからかけ離れた環境に身を置いたとき、わたしたちは自身の物差しをしまい、それまで持ち得なかった思考や感受性に出会うことでしょう。
長期戦の構え固めよ 短期決戦と長期戦を混同してはならない。短期決戦用のやり方を長い間続ければ、必ず息切れし、ほころびが出て来る。 7月9日付の本欄に続いて関心のない方には恐縮だが、またまたプロ野球を例に引く。横浜DeNAベイスターズと福岡ソフトバンクホークスの日本シリーズ第6戦、九回裏にベイスターズの抑えの山崎康が同点弾を打たれ、後続が十一回裏に1点を失いサヨナラ負けしたのは、臨機応変のリリーフ投手起用という短期決戦用兵の限界だった。 ベイスターズは日本シリーズ3連敗で後がないところから、第4戦を6対0で勝ったのだが、その九回に点差があったのに山崎康を投入し、5戦目でも2イニングをまたいで投げさせたことが、6戦目での息切れを招いた。4、5戦目に投げなかったホークスの守護神サファテが、第6戦に九回から十一回まで3回無失点の快投を見せたのと対照的である。自転車レースで言えば、最終一つ前のコーナ
誰かに、言われたことありますか? いい歳して、そんな事したら恥ずかしい!って。 相方がね、母親の施設に行ったとき、こう言われてるのを見て。 あーそういう事ねって、思ったわけ。 その前に、どんなヘアスタイルだったかというと。 アフロ な、わけない。 事故や病気でさ、気持ちが沈みがちだからね。 ちょっと気分が変わるように、ツーブロックにパーマ。 ついでに色も明るめにね、床屋じゃなくて、美容室でね。 たまにはね、ちょっと奮発してね。 いつもと違うヘアスタイルにチャレンジ! いや、これがなかなか良い! ブサメンはブサメンでも、手入れが行き届いたブサメン。 もちろん、オトコは中身だよ。 だからって眉毛ボーボー、鼻毛ボーボーでいいわけない。 清潔感が大事ですからね。 私に褒められて、すっかりご機嫌な相方と、久しぶりに母親の施設へ。 相方が入院してたから、ご無沙汰してました。 お義母さんは相方を見て、開
(2017/11/20)一部文章を更新・校正しました。 最近、残念な対戦型FPSが増えたと感じる。 私自身FPSは好きだ。一番長く遊んでるゲームジャンルだと思うし、相応の作品に相応の時間を費やしてきた。だからこそ、最近の作品に失望することが多い。 その最大の要因はアンロック制度だ。最初から全ての銃やスキルが使えるわけでなく、たくさん敵を倒したり試合をこなすことで、少しずつ解放されていく、というアレである。 昨今の『Star Wars™ バトルフロント™ II』の騒動で、この問題は特に顕著となった。海外で最も著名なレビューサイトのMetacriticのユーザースコアが10点満点中1を下回るほどの不評で、途方もない量のアンロック要素や不公平なガチャの存在が指摘されていたのだ。*1 そもそも、アンロック制度は一体何が問題なのか。それは、一定のルールの上で公平に競い合うゲームにおいて、選択肢が全て
『お金は銀行に預けるな』を信じた人の末路 (勝間和代さんのヒット本に10年越しの書評を書いてみたんだ。) ちょうど10年前の今日、2007年11月16日に、勝間和代さんの『お金は銀行に預けるな 金融リテラシーの基本と実践』という新書が出版された。 資産を銀行預金の形でしか持っていないことのリスクと、分散投資のための基礎的な金融リテラシーを分かりやすく解説した入門書だ。 勝間さんのおそらく最初のベストセラーで、この本のヒットもあって勝間さんは一躍、時の人として様々なメディアに登場することになり、勝間信者が増殖した。 きっと、この本をきっかけに投資を始めた人も多かったのではないかと思われる。この本で勝間さんが投資の初心者に勧めたのは、「日経平均と連動して値が上下するインデックスファンドを毎月決まった額購入すること(=ドルコスト平均法による日経インデックス投資)」だった。 しかし、である。 本
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