研究者として生活していく上で、学術論文は1本でOKというわけにはいかず、分野ごとで数字の大小はあるでしょうが、数十本オーダーで書いていくことになります。学術論文1本を書く上での心得みたいなものは様々な記事がありますが、なかなか十年単位の話はないので書いてみようと思いました。ここでは、博士の3年間、国立大学の教員16年間での複数論文を書いていく実体験を中心に、10年スパンでの研究論文の書き方やコツを紹介したいと思います。 私の業績は、博士学生も含めた19年間で論文数76本です。年平均で3.5本であり、ペースとしては制御工学分野内(理論系)ではハイペースな方かと思います。特に筆頭で自身で書き進めることが多いです。 研究室ホームページ Control Engineering LAB 単体の論文の書き方については、リンクの動画でまとめていますが、本題から外れますので紹介にとどめます。動画はこちら↓