「くーまん」というキャラクターをご存知だろうか。くーまんはその名からも想像が付くとおり、熊をモチーフにしたキャラクターだ。星の輪熊の赤ちゃん、という設定であるが、語尾に「~でふ」「~まふ」などと言った言葉を付けて人語を話すスーパー赤ちゃんだ。 もともとはドラコミュニケーションズが生み出したキャラクターで、2003年、東芝(当時)のJ-PHONE向けフィーチャーフォンのマスコットキャラクターに“就任”した。2003年には、くーまんとのコミュニケーションが楽しめる「くーまんの部屋」が用意され、その人気を不動のものとした。その後、J-PHONEはVodafone、SoftBankと運営体・ブランドは変わっていったが、くーまんは初期の3G端末を除き、東芝製フィーチャーフォン“専属”のマスコットキャラクターであり続けた。 その状況が一変したのが2011年春。東芝の携帯電話事業が富士通との合弁に移行す