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2010年3月22日のブックマーク (11件)

  • 『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤

    金谷武洋『日語は亡びない』(ちくま新書)が出版されたので中味も見ずに購入した。2008年に出版された『日語が亡びるとき』(水村美苗著、筑摩書房)を批判するために書かれたである。しかし読んで忽ち失望した。まるで批判になっていないからである。批判といえる部分は全八章のうち第一章だけ。しかし、これは全面的に金谷の責任ではあるまい。もともと、批判に足る論点が少ないし、水村の文章もきわめて分かりにくい。金谷さんは持論である日語論(日語に主語はない)をこの書物で再説してお茶を濁している。 『日語が亡びるとき』は出版されてすぐに私は購入した(初版第一刷)。しかし、あまりに著者の独りよがりの発想が多く閉口した。ほとんど投げ出した、といってもいい読み方しかできなかった。このの帯にはこうある: <「「西洋の衝撃」を全身に浴び、豊かな近代文学を生み出した日語が、いま「英語の世紀」の中で「亡びる」

    『日本語は亡びない』 と『日本語が亡びるとき』: 試稿錯誤
  • 夏目漱石の曾孫、twitterで大暴れ!! 夏目一人と夏目一族の「明暗」 | リアルライブ

    夏目漱石の曾孫、twitterで大暴れ!! 夏目一人と夏目一族の「明暗」 社会 2010年03月22日 15時00分 ツイート 文学ファンは「漱石全集事件」という事件があったことをよく知っているはずである。 夏目漱石の次男である夏目伸六が1946年末に漱石の著作権が切れる事を見越して、1946年から「漱石全集」を刊行したのだが、その動きに対し漱石作品を刊行してきた岩波書店が激怒、1947年1月から岩波版「漱石全集」を刊行し泥試合となった。さらに漱石の長男である夏目純一が「漱石全集」の商標登録を申請したが、却下されたという一連の事件である。 今回、twitterで物議を呼んでいるのは、夏目漱石の曾孫である夏目一人氏の文言である。夏目伸六の娘の長男にあたる夏目一人氏は、博報堂に席を置いたこともあるクリエイターなのだが、今まで数々の言動で知られてきた。 昨年は、一般財団法人夏目漱石代表理事を立ち

  • 『ネットの炎上力』の「読みどころ」を無料ダウンロード

    魔物か、救世主か。「毎日新聞変態ニュース」事件で世を震撼させた「J-CASTニュース」の正体は?――文春新書『ネットの炎上力』は、J-CASTニュース発行人の蜷川真夫が、ニュースサイトの立ち上げと成長の過程で目にしたことがらを、メディアの将来展望と絡めて書いただ。 10年5月16日までPDFデータを公開中 無料ダウンロードができるのは、8章のうち第5章「『炎上メディア』の汚名と名誉」の34頁分。従来のマスコミとは異なるJ-CASTニュースの「1.5次情報」「ミドルメディア」というコンセプトについて、実際の記事やコメントを取り上げながら分析している。 このほか書では、ネットニュースのビジネスモデルや、Yahoo!googleなどのポータルサイトとの関係、新聞・雑誌を含むメディアの将来展望、「街ネタ」に対する思いなどについても語っている。 *クリックすると、PDFファイルが表示されます。

    『ネットの炎上力』の「読みどころ」を無料ダウンロード
  • 寄付金3千万円をパァッと美術書購入に使っちゃう地方行政って?

    2010.03.22 ライフ・ソーシャル 寄付金3千万円をパァッと美術書購入に使っちゃう地方行政って? 中村 修治 有限会社ペーパーカンパニー 株式会社キナックスホールディングス 代表取締役 ひとつ目は、 兵庫県たつの市立図書館のニュース。 http://www.kobe-np.co.jp/news/bunka/0002790039.shtml 昨年7月、たつの市内の篤志家から「図書館充実のため」と3千万円の寄付を受けた同図書館が使い道を検討。その結果、1冊1240万円のイタリアの美術書「ミケランジェロ ラ・ドッタ・マーノ」を購入し、市立龍野図書館で所蔵することを決めたというものだ。輸送料などを含め購入にかかる費用は1760万円という。さらに、同図書館は800万円かけて専用端末を設置、入館者が閲覧できるようにするという。表紙に大理石の彫刻を施した世界に33部しかない希少で、日での所蔵は

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  • 「ポケモン」「ミンキーモモ」脚本家の資料などを展示/小田原:ローカルニュース : ニュース : カナロコ -- 神奈川新聞社

  • 足尾銅山:研究者の小野崎さん、歴史館で資料保管 2万冊搬入開始、公開へ /栃木 - 毎日jp(毎日新聞)

    足尾銅山の世界遺産登録を目指しているNPO法人「足尾歴史館」(日光市足尾町松原)で、鉱山史などの研究に取り組んでいる小野崎敏さん(76)=東京都武蔵野市=が集めた足尾銅山に関する書籍など約2万冊が保管されることになり、20日から搬入作業が始まった。同館は調査研究機能を強化できることから、歓迎している。【浅見茂晴】 足尾町生まれの小野崎さんは東京都立大を卒業後、日鉄鉱業に入社。釜石鉱山の社長などを歴任し、現在は日鉄鉱業の名誉顧問。歴史館設立にも参画し、産業考古学や鉱山史の研究に取り組んでいる。古河の御用写真師だった祖父、一徳氏の作品を集めた「小野崎一徳写真帖 足尾銅山」などの編・著作がある。 小野崎さんは1年前、研究者らにも利用してもらおうと、市に蔵書の一部約6000冊を寄贈。一部は足尾公民館で公開されているが、大部分は旧山小学校で段ボールに保管されたままの状態となっている。 小野崎さんに

  • asahi.com(朝日新聞社):電子図書館がみる夢 上:知の開放か 独占か - 文化トピックス - 文化

    電子図書館がみる夢 上:知の開放か 独占か(1/2ページ)2010年3月22日11時43分 グーグルの戦略提携担当ディレクターのトム・ターベイ氏=米カリフォルニア州マウンテンビュー市 全米作家協会のポール・アイケン事務局長=米ニューヨーク市 電子書籍の専用端末には、「リーダー」や「キンドル」のほか大手書店バーンズ・アンド・ノーブルが発売している「ヌック」もある=米ニューヨーク市、いずれも赤田写す や雑誌の電子化が進んでいる。インターネットなどを通じて流通する電子の書籍は、小さな専用端末で持ち運べ、パソコンの画面でいつでも閲読できる。私たちはいま自分だけの電子の図書館を手にしつつある。その未来は、どうなっていくのか。一歩、先をゆく米国で、その課題をさぐった。 米国の西海岸、カリフォルニア州サンディエゴ市にソニーエレクトロニクスはある。2月18日、野口不二夫上級副社長は、手帳ほどの大きさの読

  • 第12回 電子書籍の”今”を読み解く | gihyo.jp

    連載は、2007年1~7月(第1~11回)の続編になります。「⁠ディスプレイで読む活字」と「インタラクション」をテーマに、Webと雑誌の融合やUGC(User-Generated Content)と書籍、オンラインイベントとの連携などを取り上げてきました。約3年振りの再開となりましたが、今回からはテーマを「電子書籍」に絞り、最新動向を紹介しながら、新しい書籍(および雑誌)のカタチについて考えていきたいと思います。 回顧録~電子ブックの始まり 私が、電子ブックに興味を持ったのは、今から22年前です。1987年にApple Computer(現Apple)がリリースした「HyperCard(ハイパーカード⁠)⁠」に衝撃を受け、デジタル化された新しい書籍について考えるようになりました。HyperCardは、ソフトウェアエンジニアとして働いていたBill Atkinson(ビル・アトキンソン)氏

    第12回 電子書籍の”今”を読み解く | gihyo.jp
  • 悪口言ったらiPhoneアプリがAppStoreから消えた?【湯川】 | TechWave(テックウェーブ)

    iPhoneのアプリ市場であるAppStoreにおけるAppleの一方的な削除に対する批判が高まっているが、ある開発者が業界の会合でAppStoreの悪口を言ったあとに、その開発者のアプリがAppStoreから一方的に削除されるという事態が発生した。削除の理由がAppleからまだ知らされていないため真相は謎だが、悪口を言ったことが原因ではないかという見方が米国のブログ界隈で広まっている。しかし、別にAppleの肩を持つわけでもないが、よく調べてみるとAppleが一方的に悪いわけでもなさそうだ。 Kotakuや、Erictric、Technologizerによると、Zits & GigglesというゲームがAppStoreから削除された。このゲームは画面に表示された肌の上のニキビをタッチすることでつぶしていくという単純なゲームゲームを開発したTommy Refenesさんによると、App

    悪口言ったらiPhoneアプリがAppStoreから消えた?【湯川】 | TechWave(テックウェーブ)
  • テクノロジー : 日経電子版

    日経 xTECH(クロステック)分解班による2018年度版iPhone全機種分解もいよいよ大詰め。18年10月26日に発売された米アップルの「iPhone XR(テンアール)」(以…続き iPhoneXRの増産中止 Apple、委託先に要請 [有料会員限定] iPhone開けてびっくり、XSとXS Maxの電池が違う [有料会員限定]

    テクノロジー : 日経電子版
  • 「出版物利活用」懇談会に望む:7つの仮説

    「排除型社会」という、非日的な嫌な言葉が現実性を持って迫ってくる時代である。人々が不安に駆られるのも無理はない。これまで築いた地位や専門性を無効にするような技術と環境に恐怖を覚えるのも理解できる。これは歴史的な転換期なのだから。しかし、このイノベーションに敵対しても勝ち目はない。逆に味方にすることは可能だし、その場合にのみ過去の資産は生きる。どうやら三省合同の「出版物利活用」に関する懇談会ではパニックから見当違いな議論がなされた可能性がある。これに関して、短期・集中的な議論が必要で、その場はネットが中心とならざるを得ないと考えている。以下に対してなるべく多くの方のコメント、ご批判をいただきたいと思っている。 中抜き:「製造業者と需要者の中間に存在する問屋や小売業などの流通経路を省くこと。」(goo辞書) 「中抜き」というのは新語らしく、また俗な言葉なので正確に定義されたものではない。それ