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ブックマーク / essa.hatenablog.com (16)

  • 仲間由紀恵が敵由紀恵に寝返った時のために憲法がいる - アンカテ

    仲間由紀恵が敵由紀恵に寝返ったらお前らどうすんの?という有名なネタスレがあるが、仲間とうまくやるためには憲法はいらない。敵とうまくやるために憲法が必要なのだ。国というものは、仲間が寝返ったからと言って、簡単に出ていってもらったり自分が出ていくことができないので、敵とうまくやる装置はどうしても必要だ。 私は、9条は変えるべきだと思っているし、原発以外については、おおむね自民の政策がマシだと思っている。原発も新設阻止より廃炉と福島第一の処理の方が重要だと思っていて、それがうまくできそうなのは自民ではないかという気がしている。 だが、というか、それだけにむしろ、自民党の改憲案には絶対反対だ。 あれが通って、その後で、民主党がもう一度政権を取ってしまったら、どうなってしまうか心配するからだ。 民主党がもう一度政権につくことはないと思うが、それよりもっとひどい政党が政権につくことはあり得るだろう。

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  • リッピング違法化から始まる法律のローカルルール化 - アンカテ

    武士が政権を取るとは、武士の決めたローカルルールが天下国家を仕切るパブリックなルールになるということである。 同時に、それまでのパブリックなルールだった、朝廷の決めたことは京都のローカルルールになってしまった。これは武士が、他の全ての人間の意思に反して、暴力だけで押しつけた結果ではなく、むしろ、「どちらのローカルルールがまともか」という争いに勝ったということである。 2ちゃんねるのローカルルールが法律に反していたら、当然、ローカルルールを曲げて法律に従うべきだと、今はみんな思っている。 それと同じように、平清盛の時代にも、武士のルールは武士の世界だけに通じるローカルなもので何の普遍性もないと誰もが思っていた。当時のパブリックなルールは、奈良時代に制定された律令を基として朝廷が決めたことで、これが武士の世界の上にあると思われていた。 武士とは、もともとは何事も暴力で解決する乱暴な人たちとい

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  • 景気と道徳と表現規制 - アンカテ

    景気がいいとか悪いという言葉はもう日常使う普通の言葉になっているが、よく考えてみると不思議なことである。戦争で工場が爆撃されたわけでもなく、冷害や干魃で田んぼがやられたわけでもないのに、20世紀初頭の大恐慌の時には、うに困って生死の問題になる人がたくさんいた。モノがあるのに、それを人々の所へ届けられないという事態が起きて、それをどの国の政府もどうしようもなかったわけである。 つまり、社会というものは、自然災害と同じように、人間にはどうしようもなく人間の都合の悪いように動いてしまうことがある、社会は一定の範囲で自律的に動くということが確認されたわけだ。 同時に、20世紀は、一定の範囲で政府には社会の自律性に対してできることがあるということも確認された。と言っても、次の記事にまとめられているような、ジンバブエのようなやり方ではだめだ。 ジンバブエのインフレ率がすごすぎる モノが無いからと言っ

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  • 小泉さんは泡沫候補だったのをみんな忘れてしまったのか? - アンカテ

    今では竹下登というより Daigo のお爺さんと言った方が通りがいいのかもしれないが、あの人の権勢は凄いものだった。竹下さんが凄いというより、経世会という組織が日の権力中枢そのもので、それだけに内部の権力争いはすさまじいものがあったが、それが日政治そのものだった。 経世会は田中派からクーデターを起こして独立した派閥だが、その政治手法は長年、自民党政治を支配した田中角栄のものそのもので、 大平、鈴木善幸、中曽根康弘政権樹立の大きな原動力となり、総理・総裁を目指すには、田中派の協力なしでは不可能と言われていた。 という状況が、そのまま経世会に引きつがれ、2001年の小泉さんの総裁就任まで続いていた。田中角栄の総理就任(1972年)から数えると、30年近く日を支配してきた権力構造そのものの中枢にいたわけです、Daigo のお爺さんは。 竹下派七奉行 - Wikipedia Wikiped

    小泉さんは泡沫候補だったのをみんな忘れてしまったのか? - アンカテ
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    copyright 2008/09/28
    小泉は、森内閣という、日本人にとって国辱的な、末代までの恥といっていい内閣を支えた人なんだよね。そして結局自分の息子に地盤を次がせるという自民党的なこともやっているし。所詮その程度の奴。
  • 可塑的アーキテクチャの中での倫理 - アンカテ

    たまたま秋葉原の通り魔事件に遭遇して、それをUStreamという無料の配信サービスで配信した人がいて、2000人の人がリアルタイムで見たらしい。 Recently - 秋葉原刺殺事件に遭遇して はてなブックマーク - Recently - 秋葉原刺殺事件に遭遇して 印象に残った意見をいくつかピックアップしておく。 非難してる奴ってどんなんよ?//こうゆう時に『自分に出来る事』をやるのが市民社会だろ?/立ち去る事も、傍観する事も出来たんだぞ?それを…/なっさけねー、ミャンマーでも中国でも好きな管理国家選んで逝ってクレ 現場に居合わせた素人がこのような情報をとってネットで公開すると、それをプロの報道関係者による報道と比較することで、既存メディアの情報操作や印象操作に対する牽制となるな。 規制したがる連中の前提って、情報発信にそこそこ資がかかる前提なんだよ。資が必要な場合は、確かに波状攻撃で

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  • ダウンロード違法化はグーグルの一極支配を加速する - アンカテ

    ダウンロード違法化の問題については、これがよくまとまっていると思う。 ダウンロード違法化は死亡フラグ? 【ネット著作権】:アート資主義 -CNET Japan 特に、「そもそも議論すべき当事者がそのテーブルに集まっているのだろうか?」という指摘が重要で、 でも、権利者団体というものは決して新しいビジネスモデルを構築する組織体ではなく、限られたコンテンツ収益の入り口(補償金を収益と看做すのには若干抵抗がありますが)を保存・維持する立場ですから、やはりどうしてもネット=ダークサイドの意識からは離れられないのでしょう。 そして、その結果として(制度イノベーションが進まず)コンテンツの国際協業ネットワークからますますビハインドしていったとしても権利者団体の掲げるミッション(存在理由)からすれば問題の無い(=責を問われない)ことなのです。 権利者団体を責めてはいけない。彼らの任務は、既にあるビジネ

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  • 利権団体重要、でもその前に「公」とは何かもう一度考えよう - アンカテ

    アメリカは「セイフティネットを自前で用意する社会」である - 赤の女王とお茶を アメリカは日とは比べ物にならないほどの「利益団体社会」であり、むしろ「多様な利益団体の集合体」こそが「アメリカ」だと考えるべきなのかもしれません。 アメリカという国の現状分析としては、これは適切なまとめだと思う。私も、"United Clusters of America"という言葉を使って同じようなことを書いたことがある。 アメリカの民主主義は、主権者がクラスターを形成することを要求する。クラスターとクラスターがぶつかりあってお互いを削り合う場は用意されていて、よく機能している。たぶんあの国は、人々が集まった国ではなく、州が集った国でもなく、大小さまざまな境界のはっきりとしたデジタルなクラスターが集まった国なのだろう。 それで、この仕組みがうまく働いている部分と、そうでない部分がある。id:sivadさんの

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  • 読めば確かに「コンテンツの未来」を感じて気持ちが明るくなるよ - アンカテ

    CONTENT'S FUTURE ポストYouTube時代のクリエイティビティ (NT2X) だから目先の、というかたくさんの人を納得させる理屈だったり、これで儲かっていからとか、こうやったら儲かりますよというようにいわゆるマーケティングをベースにした企画書を書くとそうなるんですよ。でもそうじゃない。コンテンツは、実は「人の心」というわけのわからないものを動かしてナンボだ、っていうことにもう一回戻っていかないと、当にやせ細っていくだけだと思う。(P26 土屋氏発言より、強調は引用者) 冒頭の鼎談で出てきた、この発言を読んで「ああ、もうこれで元を取った」という気になった。 「元を取った」と言っても、実はこのは献でいただいて読んでいるのだが、タダでもらえたからといって気楽に読み流せるわけではない。 私にとっては、献をいただくというのは相当なプレッシャーであり、むしろ自分の金で買って読ん

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  • 間違えない官僚より間違える官僚の方がずっといい - アンカテ

    ITmedia News:PSE問題で経産省がミス認め謝罪 「立法時、中古品想定せず」 このブログは、官僚のやることは脊髄反射的に何でも批判してきたのだけど、これだけは断固支持する。 官僚が自分たちのミスをはっきり認めるっていうのは画期的なことだと思う。 「お上のやることに間違いがない」という迷信に縛られているのは、一般庶民よりむしろ官僚自身であって、それがどれだけ彼らの発言や行動を硬直化させてきたのか。そのとらわれを自分から打ち破るというのは、大変な英断であって評価に値する。こういうことしたら絶対に背後から撃たれるのだから、それを我々が守らなくてはいけないと思う。 民間の経済は「間違いをどれだけ許容するか」あるいは「間違いをどれだけ歓迎するか」がキーになりつつある。「間違いを次に生かす」というより「間違い」そのものが価値を生む時代になりつつある。官庁もそれに呼応して変わってもらわなくては

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  • Twitter化する公明正大な早漏化社会 - アンカテ

    私は、1995年頃からネットに関係する仕事をしていて、だから、ついついプライベートでも雑談や相談ごとの中で「それはネットで(メールで)出来ますよ/探せますよ/随分楽になりますよ」等という発言をしてしまうことが多かった。そして、それに「私はそういうの駄目なタイプなんで」と答えてくる人が結構いた。 「タイプ」というからにはそれは何があっても一生変化しない属性であるはずなので、「だったらおまえ2007年の今でもネットやってないだろうな」と言いたくなるが、職種年齢性別性格その他さまざまであるがごく普通の社会人であったそれらの人たちは、たぶんというかほぼ確実に今はやっているだろう。 因果は巡って、Twitterというサービスが流行っていると聞いてその概要を知った瞬間に、私は「あっ、私こういうの駄目なタイプ」と思ってしまった。 第1回 Twitterキホンのキホン|gihyo.jp 新SNS「Twit

    Twitter化する公明正大な早漏化社会 - アンカテ
  • 科学とは結論と権威の供給元なのかそこに至るプロセスなのか - アンカテ

    J-CAST ニュース : 週刊現代 NHK「捏造」で再反論 これについて、専門家(っぽい人)同士が、2ちゃんねる上でちょっとした論争をしていました。 http://news22.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1176344607/ From: [370] 名無しさん@七周年 Date: 2007/04/16(月) 13:33:18 id:mHwMc1wa0 よくわからないが 「少数のデータで有意差が出ない」→「2群に差がない」 というのは今でも学会発表でよくやる手だよ 捏造じゃないけどグレーゾーンね。 From: [372] 名無しさん@七周年 <> Date: 2007/04/16(月) 13:43:14 id:u4Ez9ump0 >>370 そうそう。 この「ためしてガッテン」も母数が少なすぎる検証をやってる事自体が 当に大問題なんだよなあ。 サンプ

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  • 「再帰的グーグル八分」の時代の「グーグル八分術」の本 - アンカテ

    グーグル八分とは何か このは、「言論」とか「権力」と言うと、反射的に×ボタンをクリックして逃げ出すようなタイプの人にも役に立つ。 というのは、これは「グーグルについての」であると同時に、「グーグル八分を申請する人」に関するでもあるからだ。 何かのサイト運営をしていたら、特に仕事としてそれをしていたら、クレーム対策というのは重要なノウハウだ。しかし、これは「CSSの書き方」とか「SEOの仕方」とかと違って、表に出にくいノウハウである。「誰それからこういうクレームが来たので、こうやって追い払いました」なんてことをブログに書いてくれる人はなかなかいない。 このには、グーグル八分の事例がたくさん出ている。その多くがきちんと取材した上で、背景まで含めて書いてある。日でネットに難癖をつける扱いが難しい所はどういう筋なのか、そういうアンダーグラウンド情報が詰まっている。 どこかの新書で、「グー

  • 不安ベースのバックラッシャーと富豪的なジェンダーセンシティブ - アンカテ

    バックラッシュ! なぜジェンダーフリーは叩かれたのか?(キャンペーンブログ) これを途中まで読んだ。 どこまで理解できてるか不安があるが、自分へのメモを兼ねて(大胆にも)野球を使った喩え話で紹介してみようと思う。 一番興味を引かれたのが、バーバラ・ヒューストンという人が説く「ジェンダーセンシティブ」という考え方。しかし、 ある状況下でジェンダーが機能しているのか、どのように機能しているのか、そしてジェンダーに注意を払うべきなのか、それとも払うべきではないのか、性差別をなくすべく導入した方針はうまく働いているのか、などの問題がありますが、これらについて、私たちは抽象的なレベルにおいて答えを知ることはできないのです。このような問題に対しては、(「ジェンダー・フリー」アプロ−チのような)抽象的なレベルではなく、常に個々の具体的な状況に即して、どのようにジェンダーが機能しているか(すなわち、上で述

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  • 映像表現の「作品」性と「商品」性を制作コスト低下を前提として調和させるには - アンカテ

    YouTubeにアニメをアップロードする人に「あなたは、そのアニメが好きですか、嫌いですか」と聞いたら、何と答えるだろうか。 おそらく好きでなければそもそもキャプチャーしようとはしないので、ほとんどの人は自分が好きな作品をアップロードしているのだろう。「自分はこれをとても好きだから他の人にもぜひ見てもらいたい」と思っている人が大半なのではないか。 それに対してクリエイターの人たちはどう思うだろうか。おそらく「自分の作品を好きになってくれることはありがたいけど、あまり大量にそれをやられたらこちらの収入に関わってくるのでそれは困る」ということではないか。つまり「ありがた迷惑」だと感じている人が多いと思う。 それは何故かと言うと、多くのアニメは「作品」であると同時に「商品」であるからだ。 「作品」としての側面だけに着目すると、「これは凄いよ、ぜひみんな見てよ」というアップロードする人の気持ちと、

    映像表現の「作品」性と「商品」性を制作コスト低下を前提として調和させるには - アンカテ
  • ネットリテラシーの基本は10年前の自分を思い出せること - アンカテ

    正直なところ著作権問題が10年後にどういう形になっているかは わからないけれど,一つだけいえることがある. 10年後はYoutubeのようなサイトを作り,維持するコストが1/10以下に なっているだろうということだ. そう、これですよ、これ。 これがわからない人は、議論に参加する資格が無い。 当社は、最新の高性能CPU「Pentium(R) プロセッサ(200MHz)」を搭載したミニタワー形パソコン「PV5000 5200」など、高速LANカード、大容量2.5GBハードディスク装置、8倍速CD−ROMドライブを標準装備したパソコン新製品4機種7モデルを商品化し、日から発売を開始します。 適当にググって当時のプレスリリースをひとつ発掘したけど、10年前と言うのは、「大容量2.5GBハードディスク装置」搭載のパソコンが発売されていた年。 YouTube瀕死説は、今なら信憑性があるし、当なの

    ネットリテラシーの基本は10年前の自分を思い出せること - アンカテ
  • PSE法で経産省は誰に話を聞けばよかったのか? - アンカテ

    行政が法律を作る時には、たぶん、関連する業界団体等に非公式のヒアリングを行なっていると思う。その中で、そういう団体の関係者と利益と官僚の利益が擦り合せられて、それを骨子として公式の調整過程がスタートするのだろう。 ここだけ見ると「利権の温床」としか言えないが、同時に、この非公式のヒアリングは、官僚の情報収集という側面もあったはずだ。つまり、法案の表向きの目的にしてもそこに寄生する人たちの利益にしても、そこに関わる人たち全体の構図が見えてないと目的を達成できない。一般に、自分たちの利益と相反する人の動向には誰でも敏感なので、業界と消費者が対立するものだとしたら、何が消費者の不利益になるか、当によくわかっているのは業界団体のはずである。 PSE法の場合、陰で誰がどのような利益を得ようとしていたのか見えてないが(そんな裏の動きはないのかもしれないが)、これを巡る行政のドタバタ劇を見ていると、こ

    PSE法で経産省は誰に話を聞けばよかったのか? - アンカテ
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