企業のホームページや広告などに使う写真素材を販売する「アマナイメージズ」(東京)が8月に、「クリエイティブ業務に関わる皆さまへ」と題して公表したプレスリリースが、ネットで注目を集めた。アマナ社は、自社が有料販売していた写真が無断使用されたとして、損害賠償を求める裁判を東京地裁で起こし、勝訴した。そして、その判決がネット社会における「画期的判決」だと発表したのだ。 ●無料サイトで写真を入手しても「アウト」になりうる? 判決のどの部分が画期的なのか。アマナ社によれば、これまでは有料の写真素材の無断使用が発覚しても、相手が「他のサイトから入手した」と主張して損害賠償に応じないことが多かった。しかし今回の判決では、「相手が他のサイトから入手していない」ということを証明しなくても、権利者に無断で写真を使用したことを立証することで、著作権侵害等による損害賠償が認められたという。 つまり、無料で写真素材
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