ビットコインの基盤テクノロジーであるブロックチェーン技術の暗号通貨以外への応用として知的財産権(特に著作権)の保護という話題が聞かれ始めています(参考記事)。 ブロックチェーンの技術的詳細についての説明はここでは省略しますが、分散型元帳(distributed ledger)という別名で呼ばれることからわかるように、要は全履歴を維持するP2P型の分散データベースです。「ブロックチェーン」というもやっとした名称が付いているので、何かものすごいもののような印象を持ちがちですが、実態としてはDBMSと同じデータのリポジトリの一種です。従来型DBMSの更新にタイムスタンプを付け、履歴のジャーナルを取って、レプリカを分散すれば同じような機能になります。改竄に対する強度、ソフトウェアのライセンス料金、スケーラビリティ、効率性等の点では相違がありますが、基本的な機能は一緒です。 ここで、ブロックチェーン
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