2011年上半期(1ー6月)におけるパソコン/デジタル家電のNo.1メーカーを見ると、ノートパソコンは「東芝」の販売シェアがトップとなり、スマートフォン、タブレット端末は「アップルジャパン」の独走となった。BCNが家電量販店やショッピングサイトの実売データをもとに集計した。 2011年上半期のパソコン/デジタル家電市場は、前年同期に比べ販売金額が5%減ったが、販売数量が8%増になった。東北地方太平洋沖地震の影響で3月は台数が3%減、金額が22%減と大きく落ち込んだが、4月以降は地上アナログ放送停波を前に買い替え需要がけん引し、台数が前年比増に転じた。さらに6月は台数が21%増、金額は25%増と伸びが拡大している。 パソコン市場は、チップセット不具合による春モデルの一部発売延期で、春商戦が例年より1カ月ずれ込んだが、販売台数は前年を上回った。ノートパソコンは東芝がシェア20%を押さえてトップ