「密漁海岸」の物語は露伴邸の近くにひっそりとオープンしたイタリアンレストランに、露伴と泉京香が訪れるところから始まる。レストランで腕を振るうのは、提供する料理で客の体の悪いところを改善させる不思議な力を持ったシェフのトニオ・トラサルディ。彼には重い病気を抱えたフィアンセ・森嶋初音がおり、トニオは露伴にどんな病気でも治すと言われる伝説のヒョウガラクロアワビを手に入れようと密漁を持ちかける。 露伴役は高橋一生、京香役は飯豊まりえが続投する。初音役は蓮佛美沙子、トニオ役はAlfredo Chiarenzaが担当。脚本・演出は渡辺一貴が務める。高橋一生はスタッフの熱量を伝え「気持ちや熱といった、目に見えないものをこれだけ目に見える形にしてこられた事は、当たり前のことではありますが、目には見えない何かが最も大事なことであることを表している様に感じています」と語る。そして「というわけで、密漁をします」