総務部や人事部をはじめとした間接部門。なくてはならない存在だが、コストアップ要因と見なされることも多い。そんななかITを駆使することで1人で総務部門をこなす会社があった。 間接部門が仕事の“邪魔”をする──。そんな不満を持つ直接部門の社員が増えている。実情に合わないルールを導入する一方、形骸化した古い仕組みは固守しようとする。 「存在意義を守るため、無理に仕事を作っている」。これが多くの直接部門社員の見立てだ。 過去を振り返って見ても、間接部門は企業の要であるにもかかわらず「コストアップ要因」と見なされることが多かった。では間接部門をどこまでスリム化することが可能なのか。基幹システムを販売するスマイルワークス(東京・千代田)の坂本恒之社長は「クラウドを駆使すれば大企業でも1人で十分こなせる。できない理由があるとすれば、仕組みの問題ではなく、部門の既得権益だろう」とみる。 この考えを実践して
「ユニクロ帝国の光と影」の著者でジャーナリストの横田増生氏が、昨年10月から現在まで、1年にわたってユニクロに潜入取材を行った。 横田氏は、2011年に「ユニクロ帝国の光と影」を出版した。ユニクロは店長や委託工場での長時間労働の記述が名誉毀損に当たるとして、版元の文藝春秋に2億2000万円の損害賠償を求めて提訴した。しかし、東京地裁、東京高裁、最高裁でユニクロは敗訴。 判決確定後、横田氏は決算会見への参加を希望したが、ユニクロは横田氏の書いた別の記事を理由に取材を拒否。また、ユニクロを運営するファーストリテイリングの柳井正社長は、ブラック企業批判について、雑誌で次のように語っていた。 <悪口を言っているのは僕と会ったことがない人がほとんど。会社見学をしてもらって、あるいは社員やアルバイトとしてうちの会社で働いてもらって、どういう企業なのかをぜひ体験してもらいたいですね>(「プレジデント」2
仕事を求めている人ひとりに対し何人の求人があるかを示す有効求人倍率が先月は1.40倍と、25年2か月ぶりの高い水準になった。 厚生労働省によると、仕事を求めている人ひとりに対し何人の求人があるかを示す有効求人倍率は先月は1.40倍と9月よりも、0.02ポイント上昇した。これは1991年の8月以来、25年2か月ぶりの高い水準。都道府県別では東京都が2.07倍と最も高く、沖縄県が1倍と最も低くなっている。 有効求人倍率は2013年11月から36か月連続で1倍台で、厚生労働省は、雇用情勢について着実に改善が進んでいると分析している。 一方、総務省によると、先月の完全失業率は3.0%と9月と横ばいになった。
「内容が漏れなかったこと」がとても重要 安倍首相は日本時間の18日朝、ニューヨークでトランプ次期大統領と初めて会談した。会談は1時間半、世界が注目する中で日本の首相が存在感を見せた。CNNでは、何度も安倍・トランプ会談の模様を放映していた。 会談の場所はトランプ氏が住むトランプタワー。挨拶代わりとして、安倍首相は日本製のドライバーを持参した。トランプ氏がゴルフ好きなことを知っており、次回の会談をも視野に入れている。 日本の首相が、アメリカ大統領選挙に勝利した候補者と大統領に就任する前に会談するのは極めて異例だ。安倍首相の動きは素早かった。10日朝には、先進国の中でも先駆けて電話会談に成功し、その場でニューヨークでの会談合意にこぎ着けている。安倍首相は、長期政権なので余裕を持って外交をこなしている。 当初の会談時間は2時間を予定し、途中で食事が入っていたようだが、米国政府から「現職大統領はオ
財務省は、ビールなどの酒税の見直しに合わせて、日本酒、ワイン、チューハイなどについても税率を段階的に一本化する案をまとめ、今後、与党の税制調査会などと調整を進めることになりました。 この見直しに合わせて財務省は、日本酒とワインについても、製造方法が同じ醸造酒に区分されていることから税率を一本化する案をまとめました。 具体的には、現在、350ミリリットル缶当たりの税額が、日本酒は42円、ワインは28円となっていますが、これを平成32年10月、平成35年10月の2段階で、税額を35円にそろえます。また、チューハイやハイボールなどについても、平成38年10月に税額を28円から35円に変更するとしています。 その理由について財務省は現在、税額が同じワインの見直しに合わせるためなどとしていて、今後、ビールをはじめ一連の酒税の見直しに向け与党の税制調査会やメーカーなどと調整を進めることにしています。
クリエイティブビジネス論〜焼け跡に光を灯そう〜 コピーライター・境 治が、焼け跡になりつつあるこの国のクリエイティブ業界で、新たな理念を模索するブログなのだ! ネイティブ広告ハンドブックは、JIAAが会員社に配布するために作成された 11月9日から10日にかけて「ネイティブ広告ハンドブック」について、とても残念な盛り上がりがソーシャルメディア上で展開された。とくに10日はヨッピー氏のブログが多くの人に拡散されたことで「祭り」状態になり、やじ馬根性で参加した人びとも含め盛大なことになった。 私はここで、誰がどう言ったからどこがいいだの悪いだのを書くつもりはない。ただとにかく、この騒動が原因でなぜか多くの人がこのハンドブックを、馬鹿にしていると言っていいレベルまで揶揄しているのが残念でたまらない。私はJIAAの人間ではないが、この団体がネイティブ広告について地道に努力してきたことを遠目で見てき
意識の高い読者各位におかれては昨今何かと耳にする機会も多い「マインドフルネス瞑想」。 ハードでタフな現代を生きるストレス対処方であり、その効果についてはすでに多くの実証的研究報告がある。そのため医療・教育の現場はもちろん、インテルやgoogle、ゴールドマン・サックスやP&Gといった優良企業社内でも積極的に導入されているという。マインドフルネス研究の第一人者、ジョン・ガバッド・ジン博士によれば、その定義は「瞬間瞬間の体験に対して、今の瞬間に、判断をしないで、意図的に注意を払うことによって実現される気づき」となる。 ところがこのマインドフルネス瞑想、試してみればわかるが、ものすごく…たいくつである。入門書には「呼吸を意識して1日10分からでも…」などと案内されているが、到底10分も行えるものではない(そもそも心静かに10分過ごせないことがストレスフルである証左かもしれないが)。とにかくちょう
wikipediaより 「ネイティブ広告ハンドブック2017」というのがJIAA、日本インタラクティブ広告業界から公開されてそれについてひと悶着あったので書いておきます。 ※業界以外の人は読んでも何も面白くないと思います ネイティブ広告ハンドブック2017 http://www.jiaa.org/download/JIAA_nativead_handbook.pdf このハンドブックではいわゆるネイティブ広告についての解説と、「こうやって運用した方が良いよね」「ステマはダメだよね」みたいな事について書かれているのですが、このハンドブックに対してライターの方々から感想が投下されます。 くちきんがシェアしてた「ネイティブ広告ハンドブック2017」が取扱説明書レベルに読解大変で涙ですhttps://t.co/a1R7Y64Cv1 pic.twitter.com/7nTVNPqmVg — 塩谷 舞
「欅坂46」のコスチューム騒動 日本の女性アイドルグループのコスチュームが世界的に物議を醸している。 「欅坂46」が、10月22日に横浜で行われたハロウィーンコンサートにおいて、ナチス・ドイツの軍服(制服)に似たコスチュームを着用。これがSNS上で問題視され、海外メディアにも波及し、31日、ついに米国のユダヤ系人権団体「サイモン・ヴィーゼンタール・センター」が謝罪を求める声明を出すにいたったのである。 これに対する対応は早かった。11月1日、「欅坂46」所属元の親会社であるソニー・ミュージックエンタテインメントはウェブ上で「認識不足」だったと謝罪し、プロデューサーの秋元康も「ありえない衣装」だったと同じく謝罪のコメントを発した。 この騒動が今後どこまで大きくなるのかはまだ予断を許さない。だが、現在のところ次のことがいえる。 (1)これまで日本で寛容に扱われてきた「ナチカル」が、情報環境や政
アニメ映画「君の名は。」の勢いが止まらない。興行通信社の調べで8月下旬の封切り以来、週末の観客動員数は8週連続1位、累計約1200万人超。世界89の国・地域での配給も決まった。新海誠監督(43)に、ヒットをどのようにとらえているのか聞いた。【聞き手・最上聡】(一部映画の内容に触れている部分があります) ◇アニメの受容のされ方が変わった --10代の若者を中心に広がっているヒットですが、特徴として観客の男女比の差が少ないという分析があります。 新海 僕がアニメを作り始めて14年になりますが、今作で何か急に変わったという意識はありません。少しずつ時間をかけての変化がありました。(劇場3作目の)「秒速5センチメートル」(2007年公開)まで、観客はほとんど男性でした。次の「星を追う子ども」(11年公開)で女性が増えたかな、と。作品に女性が楽しめる要素があったのかもしれませんが、(本作で瀧役
アラサー女や婚活女子と話をしていると、必ず出てくるのが「お相手の年収」話。 「自分より年収の高い男じゃないとムリ」 「結婚相手の年収は自分の1.5倍ぐらいが希望かな」 多くの子が「相手の男性には自分より年収が上であってほしい」と口をそろえます。 「で、出た〜〜〜わかりやすい上昇婚狙いで、男の年収=自分の価値だと思ってるキラキラ女子〜〜〜」と思いきや、必ずしもこういう子たちばかりではありません。 むしろ最近気になっているのが「平均年収よりも稼いでいるバリキャリ」までもが「年収は同じか自分より高い男性がいい」と言い出すこと。 「男も女も同じぐらい稼ぐ時代だから関係ないよねー」と言っていたはずなのに、気がつけば「やっぱり自分より年収が高い男性の方がいいわ…」と言い出すのはなぜなのか?バリキャリの「やっぱり上昇婚」現象を考察します。 本日の妖怪:プライド山男 というわけで、バリキャリ婚活女子にイン
iPhone 7の見た目上の大きな特徴として新しいカラー、特にジェットブラックが大きな話題になっています。これまでのiPhone 6系ではアルミ素材に特殊加工をすることでマットな質感を提供していましたが、iPhone 7ではジェットブラックのみ磨き上げられた美しい表面加工を誇ります。実際に手に取ってみると、その質感は非常に高く、圧倒的な高級感を醸し出しています。ただ、これは両刃の剣とも言えるチャレンジで、傷が付きやすいという弱点があります。それは、Appleとしても最初から認識しているようで、iPhone 7のウェブページの1番下にある注意書きにも下記のような記述があります。 ジェットブラックのiPhone 7の高光沢仕上げは、精密な9段階の酸化皮膜処理と研磨加工によるものです。表面には酸化皮膜処理された他のApple製品と同等の硬度がありますが、使用とともに光沢に微細な摩耗が生じる場合が
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