日本維新の会定期党大会で行われたガンバローコール=京都市下京区で2024年3月24日午後4時53分、加古信志撮影 24日の党大会で、次期衆院選で与党を過半数割れに追い込むと同時に、野党第1党を目指す活動方針を採択した日本維新の会。2023年4月の統一地方選で躍進したが、その後の首長選では本拠地・大阪以外で敗北が続き、勢いに陰りも見える。党大会では吉村洋文共同代表が「非常に強い危機感を持っている」とも口にした。党が推し進める25年大阪・関西万博で巨額の追加費用が発生したことや、党所属議員の不祥事・離党も逆風となり、24年は次期衆院選での目標達成に向けた正念場となりそうだ。 統一選の勢いに陰り 統一選では、地方議員や首長を従来の約1・7倍の770人超(非改選含む)に増やした。23年10月には全国政党化に向けた足場固めの一環で、大阪以外での党大会開催を決め、その第一歩を京都市に定めた。24年2月
女優の小泉今日子(57)が27日深夜放送のJ-WAVE「TOKYO M.A.A.D SPIN」に出演。雑誌で発言し、物議を醸した言葉の真意を語った。 17日、「文芸春秋」や「文春オンライン」に掲載された有働由美子アナウンサーとの対談で、「バラエティには絶対出たくない。くだらないから」と語り、波紋を呼んだ。 ミュージシャンで音楽評論家の近田春夫とトークを展開する中で、この発言に触れた。 対談を読んだという近田は「言葉尻をとらえて文句言う人もいるけど、『バラエティーはくだらない』っていう小泉今日子が気に食わないみたいなのは間違ってると思う」と率直な感想。 小泉は「でも、そういう人もいれば、私も同じ風に思うっていう人もいれば。そうではなくて、自分が思うバラエティーってこういうものだよっていう話になっていってるから」とし、「良い事言おうが、悪いこと言おうが、クソババア、うるせえババアっていうのはど
静岡県島田市は、新庁舎開庁に伴い11月末に解体予定の旧庁舎を有効活用しようと26日に、庁舎内で民間企業主催のサバイバルゲームを開催する。タイトルは「島田市役所旧庁舎ファイナルウォーズ市長救出大作戦」。染谷絹代市長も参加し、60年愛用した旧庁舎に別れを告げる。 企画したのは、屋内でのサバイバルゲームを手がけるスペシャルフォース(焼津市)。旧庁舎の解体を知り、市にイベントを提案した。妨害する敵を倒し、染谷市長をゴールまで連れて行く内容を予定しているという。 10日夜に参加者を募ったところ、11日正午までに約100人の定員が埋まる盛況ぶり。関東や関西からの参加者もいるといい、美濃部哲平代表は「普段できないような場所で開催できるので市に感謝している。ゲームと共に島田の温泉や名産を楽しんでもらえたら」と話している。 市では、26日午後6時から旧庁舎でのプロジェクションマッピングも予定している。【皆川
記者会見の冒頭で謝罪する宝塚歌劇団の木場健之理事長(手前)と村上浩爾専務理事=兵庫県宝塚市で2023年11月14日午後4時2分、長谷川直亮撮影 宝塚歌劇団(兵庫県宝塚市)の劇団員の女性(25)が急死した問題を巡り、歌劇団が14日に開いた記者会見について、SNS(ネット交流サービス)などインターネット上では歌劇団の対応を疑問視する声が相次いだ。 歌劇団は外部の弁護士らによる調査チームの報告書を公表。長時間労働を強いる環境があったとした一方で、上級生によるいじめやパワハラは確認できなかった、とした。 X(ツイッター)では「納得がいかない。(上級生の)指導の仕方やパワハラについてもっと言えることがあったのではないでしょうか」「長時間労働となった原因の深掘りができていない」とし、踏み込んだ調査を求める投稿が相次いだ。 会見では、亡くなった女性が所属していた宙(そら)組の4人が、調査チームのヒアリン
市民から出された請願を賛成少数で「不採択」とした京都府宮津市議会総務文教委員会=同市議会で、塩田敏夫撮影 宮津市議会総務文教委員会は12日、市内の陸上養殖場でゲノム編集されたトラフグを市がふるさと納税の返礼品としたことを巡り、安全性が確認されるまで返礼品から削除するよう求めた請願を不採択とした。請願を出した市民は「市民の不安は払拭(ふっしょく)されていない」と反発している。【塩田敏夫】 請願の市民「不安まだある」 請願を出したのは市民グループ「宮津 麦のね宙(そら)ふねっとワーク」の井口裕子さんらで、市議会は3月議会で井口さんや事業者の京都大発ベンチャー「リージョナルフィッシュ」(本社・京都市)の梅川忠典社長らを参考人招致した。その結果、「現地を視察し、専門家の意見を聞く必要がある」などとして継続審査としていた。 一方、市は6月4日、市民向けに説明する「講習会」を開催した。城崎雅文市長はゲ
リンゴの汁を吸うカメムシ。被害を受けた果実は表面が変色してデコボコになり商品価値がなくなる=山口県農林総合技術センター提供 カメムシは1年おきに発生数が増えたり減ったりする傾向があるという。今年は数が多い「表年」。加えて記録的な早さの梅雨明けも影響し、地域によっては過去10年で最も増えている。稲や果物への被害も懸念されるため、これまでに24都道府県が農家向けの「カメムシ注意報」を発表した。強烈な臭いを発し、家の中にまで入り込む厄介者のカメムシ。その知られざる発生メカニズムと習性とは。 農作物を荒らすカメムシは数十種類が知られ、ストロー状の口で養分を吸う。稲に付く「斑点米カメムシ」と、ナシやモモ、リンゴ、ミカンなどの果実全般に付く「果樹カメムシ」に大別され、注意報も別々に出される。このうち、隔年で発生量が増減するのは果樹カメムシの方だ。
塩野義製薬の新型コロナウイルス感染症の飲み薬「ゾコーバ」について、厚生労働省の薬事分科会などの合同会議が20日、緊急承認の適用を見送ったのは、有効性を「推定」できるだけのデータがそろわない中、急いで承認しても医療現場で使われる見込みがないとの意見が大勢を占めたためだ。感染の急拡大を受け、緊急承認を容認する意見もあったが、米企業の飲み薬2種類が実用化されていることもあり、最終段階の治験データを待つという結論に至った。 この日の審議で最大の焦点となったのは、塩野義の飲み薬の有効性を巡る評価だった。医薬品医療機器総合機構(PMDA)は、6月の専門部会で示した審査報告書を初めて公表した。塩野義が提出した中間段階の治験データでは「効能・効果に対する有効性が推定できるものとは判断できない」と断じた。同席したPMDAの藤原康弘理事長は、症状改善の効果について「(塩野義の飲み薬と偽薬とで)普通に見ると差が
兵庫県尼崎市議会の会派「日本維新の会」で幹事長を務めた光本圭佑市議(42)が、政務活動費の支出を証明する納品書約76万円分を量販店を装って自作していたことがわかった。議会事務局は私文書偽造にあたる可能性があるとして、調査を進めている。 光本市議は4月20日、会派の政活費のうち250万円を自身の名義の銀行口座に移したことが分かり、維新市議団が調査していた。14日、市議団が市議会会派代表者会議で報告。光本市議は兵庫維新の会に離党届を出し、受理された。 報告書などによると、光本市議は2021年8月、大阪市内の量販店でパソコンなどを約76万円で購入。9月、会派の政務活動費から光本議員に現金が支払われた。当時の市議会の規則で領収証などの添付が定められており、領収証はあるが購入商品の明細がわかるレシートを紛失したとして、パソコンデータと紙を切り貼りし、コピーして自作した納品書を提出。量販店の印なども入
妊婦の市販弁当の摂取回数などを調べたアンケート用紙(手前)と、死産と市販弁当などの関連について発表した論文(奥)=2022年5月10日、兵藤公治撮影 市販弁当や冷凍食品を頻繁に食べる妊婦は死産の確率が2倍以上になるとの分析結果を、名古屋市立大の杉浦真弓教授(産科婦人科)や玉田葉月特任助教(栄養学)らの研究チームが発表した。杉浦教授は「死産が多くなる原因について、さらに詳しく研究する必要がある」と指摘している。 研究チームは環境省が実施するエコチル調査で得られた妊婦9万4062人のデータをもとに、市販弁当、冷凍食品、レトルト食品、インスタント食品、缶詰食品それぞれについて、妊娠結果との関連を分析した。分析の際には母親の年齢や体格、喫煙・飲酒歴、収入など妊娠結果と関連があることがエコチル調査で判明した要因の影響を取り除く統計処理をした。 その結果、市販弁当、冷凍食品の摂取頻度と死産との間に関連
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