クリエイティブな人はアイデアを持っていて、ひっきりなしにアイデアを思いつくことができるもの。ひらめきは止めようがないわけですが、そこで突き当たるのが「アイデアはたくさんあるのに、それを実行する時間が足りない」という問題。 そこで、役に立つのが時間管理となる。創造性と時間管理とは矛盾しているように思えるかもしれない。だが創作の世界で名をはせるビッグネームの顔ぶれを見れば、そうしたアーティストやデザイナーが仕事に一定のルーティンと高度な方法を活用しているのは一目瞭然だろう。 彼らは、自分の時間をしっかりと確保しているからこそ仕事ができている。その秘訣は、持ち時間のなかですることを絞り、絶対に必要でないものは省くこと。つまり、仕事の本質的な部分にのみ集中することだ。(11ページより) こう主張するのは、『やらないこと戦略 最大限にクリエイティビティを上げる時間管理術』(ドナルド・ロース著、露久保