TRPGのシナリオ作成について書いてある記事を見ると、かなりの頻度で「5W1H」という言葉が出てくる。 TRPGのシナリオ作成においては、枝葉の演出にこだわるよりも、各NPCの行動指針をしっかり決めておけというのだ。 これはおそらく正しい。 ストーリーラインをきっちり決めておくタイプのシナリオよりも、ずっとセッションハンドリングが容易くなる。 ストーリーラインがきっちり決められているということは、一本道シナリオであるというのとほぼ同義なのだから、それはそうに決まっている。 …のだが。 個人的には、これではどうにも物足りない。 僕がシナリオを作る際に、ゲーム的数字的なもの以外で何かをやりたいと思ったら、それはストーリーを作ることしかないのだ。 これを封じられては、シナリオを作る楽しみが半減してしまう。 閑話休題。 よくTRPGは「参加者全員で物語を作る遊び」と言われるのだが、個人的にはどうも
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