原作:大崎善生 監督:森義隆 脚本: 向井康介 東京国際映画祭で見た。 今年の東京国際映画祭はチケットシステムトラブルが例年以上に酷く、私も色々予定を狂わされた1人であるが、クロージングである本作の席をあっさりと取ることが出来たのもある意味そのおかげかもわからなかった。 しかしまあ、なにしろ一応、国際映画祭のトリを飾る作品であるということで、主演の松山ケンイチと東出昌大が登壇し、ゲストにオリンピックの金メダリストを呼ぶなど、主催者側としてはなんとか盛り上げようとした雰囲気は感じられた。 しかし、なにしろ上映前でのイベントだったので、映画上映後だったらもう少し突っ込んだ話も出来るイベントだったろうになあと思ったりもした。ていうか、ちょっと進行がね、今ひとつぱっとしなかったんですよね。段取りも悪かったし。 そんな中でも、松山ケンイチや東出昌大らキャストからは、強気の言葉が出てくる。この映画に対