樋口 メンさんにはすごくお世話になってきたんですが、僕らは社内で「あいつら体丈夫だから、ヤバいところに突っ込んでおけ」みたいな存在で、メン獄さんといえば“帰ってくる鉄砲玉”とかいう異名の存在だった(笑)。メンさんはあらゆる地雷を踏み抜いていくので、僕はずっと後ろを付いていって、「これやると地雷なんだ」というのをずいぶん学ばせてもらいましたね。 そんなメンさんが2年前コロナ禍のさなか「こんなに社会がヤバくなっている中で、俺が医療現場にコミットしてないのとかありえねえだろ!?」と半ば発狂気味に医療業界に転職された後、ある日突然2万字くらいの“怪文書”が僕のところに送られてきたんですね。それがこの本の原型となる原稿だった。 撮影 細田忠/文藝春秋 ドラフト段階では議事録の書き方や論理的な思考法など、コンサルのハウトゥ的なことが多く書いてあったのですが、まあ、ビジネス読み物的にはあまりにも普通な内
![「ひるまず客と会え!」「ノーロジックでナゾの40pt太文字パワポは客に刺さる」ヤバすぎる修羅場を潜り抜けたコンサルたちの“最強トラブル解決法” | 文春オンライン](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/6a8b374acd3166f21a5daaf3f9ff3d303b427d04/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fbunshun.jp%2Fmwimgs%2Ff%2F8%2F1200wm%2Fimg_f84e73cf86ea796f945b2d29b6108e0d100211.jpg)