“じゃない方”という嬉しくない言葉を跳ね返して知名度を上げてきた武藤雄樹。ロナウドという名前の意味を塗り替えたC・ロナウドのようになれるか。 今、Jリーグの「武藤」と言うと、ブンデスリーガ・マインツへの移籍が決まったFC東京の武藤嘉紀の顔が最初に頭に浮かぶ人が多いだろう。しかしもうひとり、ブレイク中の「武藤」がいる。それが浦和レッズの背番号19、武藤雄樹だ。 今季ベガルタ仙台から移籍加入した26歳のアタッカーは、日本代表経験を持つ選手たちがずらりと並ぶ浦和の2列目でレギュラーポジションを奪取。リーグ13試合に出場して6ゴールと、すでに仙台時代に4年間で70試合かけて記録したゴール数に並んだ。 5月16日のFC東京戦から6月3日の柏レイソル戦までのリーグ4戦連続ゴールは、浦和では福田正博、エメルソン、ワシントン、田中達也(現・アルビレックス新潟)といった“レジェンド”たちに並ぶものだ。自身は
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