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  • 「コブラ」の漫画家・寺沢武一さん死去、68歳 「デジタル漫画」先駆け、98年に脳腫瘍判明も創作続ける(スポニチ) | 毎日新聞

    SF漫画「コブラ」などで知られる漫画家の寺沢武一(てらさわ・ぶいち)さんが心筋梗塞のため、8日に亡くなったことが分かった。11日、寺沢さんの作品の公式X(旧ツイッター)で公表された。68歳。北海道出身。 公式Xでは、「株式会社寺沢プロダクション」代表の古瀬学氏が「寺沢武一ファンのみなさまへ(訃報)」として訃報を公表。「漫画家・寺沢武一は2023年9月8日に永眠しました」と伝え、「3度の脳腫瘍の手術を経ても、コブラその人のような生命力で生き抜いてきた寺沢武一でしたが、今回は人も不意打ちをらってしまったのでしょう。心筋梗塞でした」と記した。 そして「ここに生前のご厚誼に深く感謝し、謹んでお知らせいたします。なお、葬儀は家族のみで行います」とし、「寺沢武一の冥福をお祈りください」と結んだ。 寺沢さんは76年に上京し手塚治虫氏に師事。77年に「週刊少年ジャンプ」(集英社)にデビュー作「コブラ」

    「コブラ」の漫画家・寺沢武一さん死去、68歳 「デジタル漫画」先駆け、98年に脳腫瘍判明も創作続ける(スポニチ) | 毎日新聞
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    crode 2023/09/12
  • 自分の唾を出してコロナ補助金申請 検査事業巡り巨額不正の告発 | 毎日新聞

    自分の唾を吐き出し、検査をしたことにして政府の補助金をだまし取ろうとする――。新型コロナウイルス感染症が拡大していた時期に、町中のあちらこちらで見かけた「無料検査所」。神奈川県の検査所では、従業員たちによる不正まがいの行為が横行していた。1日で2000万円を荒稼ぎする日もあったという。毎日新聞はその詳細な手口について、複数の関係者の証言や無料通信アプリ「LINE(ライン)」のやり取りなどの証拠を得た。取材で明らかになった実態とは。 新型コロナウイルス「無料検査所」の実態を3回にわたって明らかにします。 第1回 自分の唾を出してコロナ補助金申請 検査事業巡り巨額不正の告発 第2回 「小遣いを稼ぎまくろう」 無料検査所で交わされたLINE 第3回 「感染封じ込めには役に立たない」 官僚から酷評された無料検査 2回目は8月31日、3回目は9月1日に公開予定です。 政府の無料検査事業を巡っては、検

    自分の唾を出してコロナ補助金申請 検査事業巡り巨額不正の告発 | 毎日新聞
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    crode 2023/08/30
  • ジャニーズ性加害「深く憂慮すべき事態」 国連部会が会見 | 毎日新聞

    ジャニーズ事務所の前社長、ジャニー喜多川氏(2019年死去)による性加害問題を巡り、実態調査のため来日している国連人権理事会の「ビジネスと人権」作業部会のメンバーが4日、東京都内で記者会見した。被害を訴える元ジュニアメンバーらと、事務所代表と面談したと報告し、「ジャニーズ事務所所属のタレント数百人が性的搾取と虐待に巻き込まれたという、深く憂慮すべき事態が明らかになった」と述べた。さらに、「政府が主な義務を負う主体として、被害者の実効的救済を確保する必要性がある」とした。 作業部会のダミロラ・オラウィ議長とピチャモン・イエオパントン氏は7月24日~8月4日、国連が定める「ビジネスと人権に関する指導原則」に基づき、日政府と企業が人権上の義務と責任にどのように取り組んでいるか調査。政府関係者や市民団体、企業の担当者などと会談し、ジャニーズ性加害問題については7月25、28日に東京と大阪で被害者

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    crode 2023/08/04
  • 「ブツは西海岸に送った」中国企業が原料供給 米で麻薬死急増の背景 | 毎日新聞

    麻薬による死者が米国で急増している。ケシの実やコカの葉から作る「ヘロイン」や「コカイン」など天然由来の麻薬に加え、化学物質で作る合成麻薬「フェンタニル」の流通量が急激に伸びているのが背景の一つだ。原料は中国が供給しており、対立が続く米中の火だねともなっている。麻薬の最新事情を報告する。 2ミリグラムであの世に「飛ぶ」 「私は米国で(麻薬の)フェンタニルを製造している業者だ」 米司法省の報道資料によると、米麻薬取締局(DEA)は2022年11月、おとり捜査に着手。ウェブサイトに堂々とフェンタニルの原料を製造・販売中と記す「湖北アマーベル・バイオテック」に、捜査官が暗号付きのメッセージを送った。中国の湖北省武漢市に社を置く化学メーカーだ。

    「ブツは西海岸に送った」中国企業が原料供給 米で麻薬死急増の背景 | 毎日新聞
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    crode 2023/07/21
  • 箱根名物・黒たまごはなぜ黒い? 中学生の疑問が覆した「定説」 | 毎日新聞

    箱根温泉(神奈川県箱根町)の源泉地・大涌谷の名物「黒たまご」。地熱と火山ガスの化学反応を利用し調理される=木村凜太朗さん提供 箱根の景勝地・大涌谷(神奈川県箱根町)には、湧き上がる温泉でゆでて蒸した名物「黒たまご」がある。卵の殻はなぜ黒くなるのか。長年にわたり信じられていた「定説」を、一人の中学生の疑問と熱意が覆した。 町立郷土資料館によると、黒たまごの詳しい歴史は不明だが、1956年発行の岩波写真文庫(岩波書店)に、すでに当時名物だったとの記載がある。 黒たまごを製造販売する奥箱根観光(同町)によると、大涌谷の標高約1400メートルにある約80度の温泉池「たまご池」で、生卵を約1時間ゆで、湧き上がる約100度の蒸気で15分蒸すと、殻が真っ黒な黒たまごができあがる。大涌谷には複数の温泉池があるが、ゆでると黒くなるのは、たまご池だけだという。 大涌谷の蒸気には、二酸化硫黄や硫化水素などの火山

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    crode 2023/07/05
  • 疑惑浮上で消えた「ドラテンの姫」 なりすまし4年の代償は…… | 毎日新聞

    ネット上がざわついていた。「ドラテンの姫」と呼ばれた人気者は、全く関係ない第三者によるなりすまし行為、との疑惑が持ち上がっていたからだ。 姫は虚像か実像か。 真相を知りたい。一人の男性が動いた。 若い女性による近況報告 人気者はオンラインゲーム「ドラゴンクエストX」のプレーヤーで、「ゆいたむ」というアカウント名で活動していた。ガールズバーのシステムを模したゲーム内の店舗で、他のプレーヤーを接客。「ドラテンの姫」と呼ばれていた。 ツイッターでも2017年から、同じアカウント名で積極的に発信していた。容姿は若い女性で、ファンに語りかけるように「おはよー」から始まる投稿は1日50回以上にのぼることも。ゲームの進捗(しんちょく)状況だけでなく、事の内容や仕事の愚痴も織り交ぜた近況報告が人気を集めていた。 「ナツキ」というアカウント名でドラテンの攻略法や面白さをツイートしていた愛知県在住で40代

    疑惑浮上で消えた「ドラテンの姫」 なりすまし4年の代償は…… | 毎日新聞
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    crode 2023/06/21
  • 特集ワイド:連載開始50周年「はだしのゲン」 戦争の理不尽と人間愛 広島市教委の教材削除機に売り上げ急増 | 毎日新聞

    原爆が投下された広島を子どもの目線で描いた漫画「はだしのゲン」の連載開始から、6月で50周年を迎えた。広島市教育委員会が今年度から平和教材への掲載の取りやめを決めたが、文庫の売り上げは急増した。読み継がれている理由はどこにあるのだろう。作者の中沢啓治さん(1939~2012年)ので、アシスタントも務めたミサヨさん(80)らと考えた。 「はだしのゲン」は73年6月、週刊少年ジャンプで連載が始まった。主人公の少年・中岡元(ゲン)が、原爆で家族を失いながらも、焼け野原となった広島でたくましく生き抜く物語だ。中沢さん自身が6歳の時に広島で被爆した体験が基になっている。 連載は掲載誌を変えながら85年に完結。実写やアニメで映画にもなった。ボランティアらの手によって24言語に翻訳され、海外でも広く読まれている。 「ゲンのたくましさは、多くの子どもをひきつけるものがあるのでしょうね。一人一人の被爆者

    特集ワイド:連載開始50周年「はだしのゲン」 戦争の理不尽と人間愛 広島市教委の教材削除機に売り上げ急増 | 毎日新聞
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    crode 2023/06/21
  • 少子化対策なぜ「ずれる」 自民会合を緊張させた人口学者の分析 | 毎日新聞

    人口学が専門の鎌田健司・明治大専任講師=東京都千代田区の明治大駿河台キャンパスで2023年5月31日、横田愛撮影 「少子化トレンドの反転」。岸田文雄政権の少子化対策「こども未来戦略方針」の中で、繰り返し登場する目標だ。その実現に向け、来年度から3年間の「加速化プラン」で3兆円超と見込む事業費のうち、1兆円超を充てるのが児童手当など経済的支援の強化策。だが、ある人口学者は出生率の改善につながるかは「懐疑的だ」と語る。背景には日少子化の原因と、対処策の「ずれ」があると言うが、どういうことなのか。【横田愛】 今年2月、国会内で開かれた自民党議員の会合に緊張感が漂った。講師として招かれていたのは国立社会保障・人口問題研究所の鎌田健司氏(現・明治大専任講師)。人口学が専門で、国内外の研究成果に基づき経済的支援は「出生率改善の効果が見えづらい」と説明したところ、児童手当の大幅拡充を持論とする議員ら

    少子化対策なぜ「ずれる」 自民会合を緊張させた人口学者の分析 | 毎日新聞
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    crode 2023/06/14
  • 駅の窓口に見える「格差」 偽装請負の指摘に揺れる都営地下鉄 | 毎日新聞

    東京都営交通協力会の部が入るビルの看板=東京都江東区で2023年5月24日午前9時20分、黒川晋史撮影 東京都営地下鉄が「偽装請負」を懸念する指摘に揺れている。都交通局職員の駅長らが、外郭団体の従業員の駅員に直接指示できると読める記載が契約書類にあったためだ。現場で取材すると、窓口業務を巡り、交通局職員と外郭団体従業員の間にある待遇面だけではない仕事内容の「格差」も見えてきた。【黒川晋史】 7回の行政指導 都交通局は都営地下鉄の全106駅中、59駅の窓口対応やホーム監視などの業務を外郭団体である一般財団法人「東京都営交通協力会」(江東区)に委託している。協力会は1943年設立。役員には都のOBや出向者もいる。もともと駅構内の清掃や売店の運営を担ってきたが、2003年から駅業務も受託。現在は全従業員の4割にあたる約700人が都営地下鉄の駅員として働く。 厚生労働省東京労働局、亀戸労働基準監

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    crode 2023/06/14
  • 「ワイヤレス神経」で歩けた! 下半身まひ、脳と脊髄に機器移植で | 毎日新聞

    脳などへの電子機器移植後に立ち上がれるようになった脊髄損傷患者のリハビリの様子=研究チーム提供(CHUV/Gilles Weber) 脊髄(せきずい)損傷で下半身がまひした患者に、脳からの信号を伝えるワイヤレスの電子機器を頭部と脊髄に移植したところ、階段を上り下りするなど足腰を自発的に動かす能力を取り戻した。スイス連邦工科大などのチームが、英科学誌ネイチャーで24日に報告した。脳と機械を連動させる技術「ブレーン・マシン・インターフェース(BMI)」を応用したリハビリの成功例として注目される。 患者は12年前の自転車事故で脊髄を損傷し、足を動かすことができなくなった男性(40)。中枢神経である脊髄は脳からの信号を体の各部位に伝達するとともに、末端の手足の感覚を脳に伝える役割を担う。これが遮断されるとまひが起きる。

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    crode 2023/05/25
  • 「おじさんたたき」の不毛 仕事もない、家族もいない、まして子どもなんて | | 田中俊之 | 毎日新聞「政治プレミア」

    非正規雇用や貧困、孤立は女性や若者だけの問題なのか。男性学が専門の田中俊之・大女子大学准教授は、強者と思われている「おじさん」も強者というイメージに苦しめられ、孤立して負の感情を募らせていると言う。 「おじさんたたき」をしても解決しないと言う田中氏に課題を聞いた。【聞き手・須藤孝】 ◇ ◇ ◇ 「普通」になれない劣等感 ――男性はこうあるべきだという社会のイメージと現実がずれてきていませんか。 田中氏 現実とはかけ離れていますが、お父さん一人が働いていれば家族みんながご飯をべられるというイメージが根強く残っています。男はフルタイム労働に従事して家族を養うものだという思い込みが強くあるなかで、そもそも家族を作れない男性が増えているのです。 もちろんおカネも稼ぎ、育児もやり、スマートに時代に乗っているかっこいい男性もいます。その一方で仕事もない、家族もいない、まして子どもなんて、という男性

    「おじさんたたき」の不毛 仕事もない、家族もいない、まして子どもなんて | | 田中俊之 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    crode 2023/05/15
  • スーパークレイジー君はなぜ政治家になったか 本気の選挙戦を追った | 毎日新聞

    宮崎市議選でマイクを握るスーパークレイジー君氏=宮崎市で2023年4月18日午後6時2分、一宮俊介撮影 4月23日に投開票された宮崎市議選で、新人のスーパークレイジー君(名・西誠)氏(36)がトップ当選に次ぐ4195票を獲得し、初当選を果たした。2020年の東京都知事選から始まった挑戦は敗北の連続。これまでの選挙で700万円以上を失った。なぜそこまでして政治家になりたいのか。彼を追い続ける中で、その原動力が見えてきた。【一宮俊介】 「知識と経験は足りないが、諦めなければチャンスはあることを若い世代に伝えたい」 22年11月16日、西氏は宮崎市内のホテルで開いた記者会見で宮崎県知事選への出馬を表明した。都知事選などでは白い特攻服を着て歌を歌ったりダンスをしたりする印象が強かったため、緊張した面持ちでふざけることもなく話すその姿に私(記者)は大きなギャップを感じた。 この人はどこまで

    スーパークレイジー君はなぜ政治家になったか 本気の選挙戦を追った | 毎日新聞
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    crode 2023/04/26
  • ジェンダーレススクール水着、本格販売開始 200校以上が導入検討 | 毎日新聞

    着替えやすい、露出が控えめ――。水泳用品などを製造・販売する「フットマーク」(東京都墨田区)は19日、長袖の上着とハーフパンツ型の「男女共用セパレーツ水着」の販売を一般向けに開始した。学校単位では2023年度、全国で200以上の学校が導入を検討しているという。 男女共用の水着は、胸や腰の部分にゆとりがあり、体のラインが出にくいデザイン。22年度は東京都と兵庫県の中学校3校が学校単位でテスト導入した。同社によると、「肌や体毛が隠せて日焼け防止もできてよかった」「水着姿が気にならず、授業に集中できた」など肯定的な声が寄せられた。 テスト販売がメディアで話題となり、学校だけではなく、個人から問い合わせが多数あったという。上着のすそがめくれない工夫や、はっ水加工でぬれた水着が脱ぎにくくならないようさらに改良を加えた。

    ジェンダーレススクール水着、本格販売開始 200校以上が導入検討 | 毎日新聞
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    crode 2023/04/20
  • 目的は女性接待付き旅行? 消防団員の報酬、団が勝手に引き出し | 毎日新聞

    「自分に振り込まれている報酬なのに、自分で引き出すことができない」。ある消防団員の男性から、こんな訴えが情報提供窓口「つながる毎日新聞」に寄せられた。取材を進めると、団員手当として自治体から支払われる報酬が事実上、消防団に没収され、女性コンパニオンの接待付きの「研修旅行」などに使われていた。【金森崇之】 勝手に引き出される「給料」 「これを見てください」。東京都東久留米市内の消防団に所属する男性が、自分の預金口座残高を確認できるスマートフォンのアプリを見せてくれた。 2~3カ月ごとに東久留米市から数万円の入金があった記録がある。消防団の活動報酬だ。入金からしばらくすると、その全額がいつも同じ宛先に送金され、残高がほぼゼロに戻っていた。送金先は、男性が所属する消防団の口座だ。 通帳も印鑑も消防団が管理している。男性は預金を引き出せず、送金もできない。「アプリだけは確認できるので、『ああ、また

    目的は女性接待付き旅行? 消防団員の報酬、団が勝手に引き出し | 毎日新聞
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    crode 2023/04/08
    昭和を引っ張り出していまさら驚いてみせるタイトルを付ける毎日新聞のなんと白々しいことよ。そういうのもう減りつつあるのに(ゼロではない)ちゃんと時間の流れを書いてくれ。
  • 「宇宙はもういいかな」 日本人初の宇宙飛行士 秋山さんは今 | 毎日新聞

    の新たな宇宙飛行士候補が14年ぶりに誕生した。そういえばあの人は……。連絡を取ると三重県の山中で暮らしていた。日人で初めて宇宙へ行った元TBS記者の秋山豊寛さん(80)のことだ。宇宙飛行士候補への期待を語ってもらおうとしたが、「ニュースを見ていない」と意外な回答。もはや宇宙に興味はないのだろうか。 訪ねたのは3月中旬。自宅に着くと、まずは畑を案内された。ソラマメや芽キャベツ、赤カブなどが育ち「もう少しすると猿が出るんだよ。格的な畑仕事は4月からだね」と教えてくれた。早寝早起きと農作業による適度な運動が健康の秘訣(ひけつ)という。

    「宇宙はもういいかな」 日本人初の宇宙飛行士 秋山さんは今 | 毎日新聞
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    crode 2023/04/07
  • 異次元の10年:「ゾンビ企業」拡大、超低金利で生き延び 成長率低下の“副作用”も | 毎日新聞

    数多くの町工場が集積する東京都大田区。金属部品加工業を営む池田克憲さん(80)は、工場で30年以上稼働してきた古びた機械を見つめながら、記者にこうささやいた。「この機械、あと何年持つと思う?」 長い年月を経て機械の電気系統はいつダメになってもおかしくない。かといって新たに機械を導入するには、1000万円以上の借金が必要になる。どんなに低金利環境でも、金融機関は返済能力がなければ融資をしてくれない。「ウチみたいなところは借金で生活している。この機械が壊れれば、廃業するしかない」 シリーズ「検証・異次元の10年」は計5回です。 ラインアップは次の通りです。 第1回 資産バブル 第2回 増える非正規 第3回 失われた経験 第4回 「ゾンビ」のレッテル 第5回 地銀の悲鳴=7日午前7時公開予定 池田さんが父から工場を引き継いだのは約40年前。急成長する半導体市場に目をつけ、半導体製造装置の部品作り

    異次元の10年:「ゾンビ企業」拡大、超低金利で生き延び 成長率低下の“副作用”も | 毎日新聞
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    crode 2023/04/06
  • 出生率2.95、人口は増加…岡山にある「奇跡の町」の少子化対策 | 毎日新聞

    岡山県奈義町は「子育て応援宣言の町」を掲げている=同町豊沢で2023年3月8日午後0時15分、堤浩一郎撮影 厚生労働省は2月28日、衝撃的な発表をした。2022年の出生数は79万9728人(速報値)で、統計を取り始めた1899年以降で最少という。厚労省のデータでは、1人の女性が生涯に産む子どもの数に相当する「合計特殊出生率」の21年の全国平均は1・30。山陰・山陽の4県は平均をわずかに上回るが、「少子化」が大きな課題であることに変わりはない。こうした中、19年に出生率2・95を記録した「奇跡の町」が岡山県にある。 県北東部の鳥取県境にある人口約5700人の奈義町。20年かけて取り組んできた少子化対策が実り、出生率は21年も2・68を維持している。注目を集め、米国、韓国、オランダ、カタールなどの海外を含む自治体の訪問は年間50件を超え、岸田文雄首相も2月19日、視察に訪れた。

    出生率2.95、人口は増加…岡山にある「奇跡の町」の少子化対策 | 毎日新聞
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    crode 2023/04/06
  • 異次元の10年:働けど…急増する非正規の過酷な現実 大規模緩和の功罪、検証なく | 毎日新聞

    政府・日銀は、「異次元」と称された大規模な金融緩和、そしてアベノミクスによって日の雇用環境は大きく改善したとアピールする。就業者数や有効求人倍率など政府統計の結果からは、確かに雇用環境は持ち直しているように見える。実態はどうなのか。現場から見えてきたのは数字の裏に隠された過酷な現実だった。 シリーズ「検証・異次元の10年」は計5回です。 ラインアップは次の通りです。 第1回 資産バブル 第2回 増える非正規 第3回 失われた経験 第4回 「ゾンビ」のレッテル 第5回 地銀の悲鳴=7日午前7時公開予定 「昼は毎日、パンだけ」 冬の寒さが残る2月中旬、東京・門前仲町にある深川公園を訪ねた。遊具で遊ぶ子供たちの元気な声が響く中、6人の高齢者が黙々とホウキでゴミを集めていた。 声をかけると、全員がアルバイトだという。朝8時から昼過ぎまで働き、月収は10万円程度。深川公園のゴミ拾いを終えると、す

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    crode 2023/04/04
  • 恵泉女学園大の教訓 「氷河期」でも生き残る女子大と無くなる女子大 | | 石渡嶺司 | 毎日新聞「政治プレミア」

    恵泉女学園大学(東京都多摩市)が募集停止に至った。「女子大氷河期」と言われ、少子化がよく理由に挙げられるが、もっと別の理由がある。 女子大でも志願者が増えている大学はあるからだ。 「10分」を甘く見た 恵泉女学園大の問題の一つ目は立地の悪さだ。最寄りの小田急線・京王線多摩センター駅は新宿から30分圏内で、そこからバスで10分だ。しかし今の受験生、保護者にとっては「バスで10分」はそれだけで敬遠する理由になる。 経営陣は新宿から1時間圏内で十分近いと思っていたのかもしれないが、「10分」を甘く見ていたのではないか。 二つ目は学部構成だ。人文学部と人間社会学部の2学部で、人間社会学部国際社会学科の平和学は評価が高かった。同学部社会園芸学科も伝統ある学科だ。 大学院には平和学研究科がある。他大学でも平和学を学べるところはあるが、名称にするのは珍しい。 しかし平和学や園芸学の素晴らしさも一般的な学

    恵泉女学園大の教訓 「氷河期」でも生き残る女子大と無くなる女子大 | | 石渡嶺司 | 毎日新聞「政治プレミア」
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    crode 2023/03/28
  • 黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」 | 毎日新聞

    <右>卒業式に臨んだ際の髪形=保護者提供(※ピアスの穴を開けたのは卒業後)<左>編み込みをほどいた普段の髪形=兵庫県姫路市で2023年3月9日午後0時15分、幸長由子撮影 兵庫県姫路市の県立高校が2月に開いた卒業式で、3年の男子生徒(18)=当時=が髪形を理由に卒業生用の席に着席することを認められなかったことが判明した。 「友人との3年間を締めくくる思い出づくりができなかった」。黒人である父のルーツを踏まえた髪形だったが、学校側の答えは「校則違反」。多様な背景を持つ子どもが増える中、専門家は「子どもを抑え付けるのではなく人権尊重を」と呼び掛けている。 教師「校内から出てくれ」 生徒は卒業式を「特別な日」と考え、巻き毛である髪質でも整って見えるよう髪を編み込んだ。「コーンロー」と呼ばれ、アフリカにルーツを持つ黒人文化の伝統であることをインターネットで調べ、父親からも話を聞いていた。 父親によ

    黒人伝統の髪形は校則違反? 隔離された卒業生「返事もできず」 | 毎日新聞
    crode
    crode 2023/03/28