未組立プラモ写真家。稀に組む。山登る。からぱたへのお問い合わせ、文章・写真・DJ・飲酒のオファーはTwitter @kalapattar からどうぞ
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今日、人類は過去には存在しなかった様々な病に苦しめられている。こうした新種の病が出現する傾向は、どうやら今後も続いていきそうだ。ここに将来的に人間に襲いかかるかもしれない10の病気を挙げてみた。 どのような病気が出現するのかを正確に予測することはできないが、技術や社会的な傾向を読み解けば、それを知る手がかりになるだろう。こうした予測を警告として胸に刻んでおくことだ。 なお、生物工学を駆使して開発された人工ウイルスの拡散、あるいは脳のハッキングをはじめとする、バイオテロやバイオハッキングといった意図的な行為によって、全く新しい未知の問題が発生する可能性も大いにある。だが、ここで紹介するリストでは、その可能性までは考慮されていない。ここに挙げられている病は、技術の進歩によって出現するであろう健康問題のみであることに留意して欲しい。 1. 仮想現実依存症 この画像を大きなサイズで見る 『新スター
小説の基本設定には、ニュートン力学にある古典的な三体問題を取り込んだものがある。とある三重星系には、生きと滅びを繰り返す三体星人があり、その中の最も新しい世代の三体星人は、地球文明の科学技術より数倍先端なものを有している。 文化大革命の時、天体物理学専攻の女子大生葉文潔は、清華大学の物理学教授である父・葉哲泰が紅衛兵の批判を受け嬲り殺されるのを目のあたりにした。その後、紆余曲折を経て大興安嶺山脈の奥地に巨大なパラボラアンテナを備える「紅岸基地」に入った。中国共産党中央委員会に直属する極秘基地である紅岸基地の目的は西側の衛星の情報収集や、高出力のマイクロ波を照射して衛星を破壊することだが、真の目的は異星人の探索と交信であった。世界に先駆けて異星文明と接触して西側に対する圧倒的アドバンテージを得る。葉文潔はそこで偶然に太陽の増幅反射機能を発見し、遥かな遠方と電波で通信することを可能とした。彼女
【投げ銭システム:有料に設定されていますが、無料で最後まで読めます。最後まで読んで「気に入ったから投げ銭あげてもいいよ」と思ったら、購入してやってください】 2012年、『別冊映画秘宝 ナチス映画電撃読本 (洋泉社MOOK) 』に書いたモノ。その前に書いた(昨日アップした)「『プロメテウス』が食い足りなかった人に薦める10冊のSF」が編集の人にウケたのか、文字数があの原稿の4000字から10000字に大幅アップ、やはりいくつかのサブジャンルに分類しつつ、そのサブジャンルについての解説もがっちり書いてお送りする形になってます。しかし、自分で書いてて言うのもなんですが、ナチスものってだけでもマニアックなのに、ナチスSFって、ねえ(笑)。 -------------------------------- 第二次世界大戦が終わってからそろそろ七十年。中東からの移民による新たな人種問題やら社会の右傾
※気になったことをざっくりメモ。ざっくりなので、ところどころ飛躍があります。不明な点があったらコメント欄かTwitterで聞いてください。 昨日、Twitterにて「『SFマガジン』を買っている人は、どのくらい中身を読んでいるのだろうか?」という問題提起を行ってみた。なぜこのようなことをしたのかというと、SF大会のスタッフをやっているような人(頻繁に『SFマガジン』を買っているであろう人たち)でも「SFは不人気だ」「SFは衰退している」「最近の若者はSFを読まない」といったような言説を無批判に受け入れているのを散見したから。 これはぼくの観測範囲の話になってしまうので、どこまで一般性を持つかは分からないのだけれど。そういう人たちは、たとえば『SFマガジン』や『SFが読みたい』でたびたび取り上げられている『紫色のクオリア』や『人類は衰退しました』、『All You Need Is Kill』
http://d.hatena.ne.jp/naoya_fujita/20140323/1395596751 「伊藤計劃以後」という言葉が嫌いである。毛嫌いしている。 正確には「伊藤計劃以後」という言葉を使う批評家連中が嫌いである。 理由を挙げようとすると色々出てくるのだが、端的に言うとその「雑さ」が腹立たしい。 独自性を持つそれぞれの作家をまとめて「伊藤計劃以後」とひとくくりにしてしまう杜撰さ、本のサブタイトルにまで使っておきながら「伊藤計劃以後」という言葉をろくに定義づけもしないまま援用する適当さ、本人の死を贈与扱いし、さらに死者の遺志を読みとって色々と好き勝手に代弁してしまう無神経さ。 その雑な手つきにとことんうんざりする。 出版社が本の帯に「伊藤計劃」の四文字を入れたがるのはわかる。伊藤計劃をきっかけにSFを知り、次に手に取る作品を探す読者には最適だろう。 作家の生涯ばかりにフォー
<hopelessness> これは、どうにもならない。 </hopelessness> 『ハーモニー』(ハヤカワ文庫JA) P.68 伊藤計劃は偉大な作家だ。 少なくともある程度本を読む人間にとって、彼の代表作、評価、 その死後の受賞歴を長たらしく記す必要がない程度には。どうしようもなく。 それゆえに、ある種の人にはその逝去を悼まれる死者として、またある種の人には越え難い壁として、 そしてある種の人々には華々しい装飾品として扱われる。 更に法人からはSF業界に新しい息を吹き込む新鋭として、 また広告塔として。素材として。贄としてだ。 彼の最大の幸福は早川書房との出会いである。 小松左京賞を逃した『虐殺器官』が早川書房へと持ち込まれ、ハヤカワJコレクションとして発刊される。 本作の評価、また出版のうえでの編集者との出会い等がなければ『ハーモニー』が生まれることはなかっただろう。 彼の死後、
「伊藤計劃以後」に大変腹を立てているブログを見つけたので、いくらかの反論を書きたいと思います。 ■伊藤計劃はキリストを超えた。わけあるか。くたばれ。 http://anond.hatelabo.jp/20140308193257 以下、引用。 彼の死後、同社より、関連書籍の刊行が相次いだ。 『伊藤計劃記録』をはじめとして、ブログ及び個人ページに書きためていた映画評、 同人雑誌への寄稿が次々と出版され、多くの読者たちの手に渡った。 『記録』の主な素材は短編小説のほか、彼のブログに重ねられた書き捨ての文章である。その時既に彼の文章は死者の書物として上書きされていた。 だが、それらの文はインターネット上といえ、確かに人に見せるために彼自身の手により発信されたものだ。公開できるものとして。自らの分身として。 豚はその皮を食い破り、腸を捕まえる。裂け目から沸きだした臓物の汁の一滴まで啜り続ける。 そ
2013/4/30収録 『BEATLESS』(角川書店)、『虚構内存在』(作品社)刊行記念 長谷敏司(作家)×藤田直哉(SF評論) キャラクターや、計算機などと、われわれはどう共存するのか? 「ベストSF2012」にて第三位に選ばれた傑作SF『BEATLESS』(角川書店)において、長谷敏司は、人間の"かたち"をしており、人間を"アナログハック"できる超高度AIとその共存の問題点と可能性を具体的に模索し、描いた。一方、新人評論家の藤田直哉は、その初の単著『虚構内存在』において、筒井康隆を徹底的に論じることでその〈虚構内存在〉という概念を磨き上げ、その可能性を現在に問い、〈虚構内存在との共同存在〉を提案する。 人間は、進化して自分たちすら超えていく"モノ"をも含みこんだ概念として捉えなおすべきであると提案する『BEATLESS』と、虚構内存在との共同存在の倫理を構築しようとする『虚
渡辺零 @ReiWatanabe144 虐殺おじさん、TPSのキャンペーンモードもっかい遊ぶか感覚で頭おかしい回数本編読み返してる人間の総称。 #俺
現場猫教授 @Dr_crowfake 御坂美琴が学園都市を卒業し警視庁特捜部に就職し龍騎兵になる2次創作考えたんだが、どうしようこれ。美琴は竜骨=龍髭システム無しで竜骨とアクセスし解析できる貴重な人材なので鈴石主任大喜びだが、無論「敵」がそれをほっとくわけもなく、学園都市由来の能力者が刺客として機龍警察と闘うの。 現場猫教授 @Dr_crowfake 機龍警察に就職して警部扱いになるけど姿からは小娘扱いされライザには無視され話し相手がユーリだけというぼっち状態から、真の同士として特捜部面々に認められるための話を書いたら、多分長編1冊かかる。 現場猫教授 @Dr_crowfake 無論その過程で機龍警察メソッドに従い「過去」や「因縁」と対決していかねばならない、という話になる。そうねえ。俺だったら「妹達」計画の漏洩で、第1種、第2種機甲兵装を効率的に動かせるパイロットとしてシスターズが利用さ
2013/08/06(Tue) 12:58暴力ちゃん [ URL|Mail ] <?Emotion-in-Text Markup Language:version = 1.2:encoding = EMO-590378?> <!DOCTYPE etml PUBLIC :-//WENC//DTD ETML 1.2 transitional//EN> <etml:lang = ja> <body> <praise> 初めまして!twitter経由で拝見させていただきました! 本当に素晴らしいイラストに一ハーモニーファンとして大変感動しております! </praise> </body> </etml> Re: 2013/08/08(Thu) 00:04陸野ニニ夫 [ URL|Mail ] 「わたし」を失った私にも 感情が「実感」できるコメントありがとうございます 正直他のファンの方から余計な絵描く
尻P(野尻抱介) @nojiri_h "ここで岡和田が宮内悠介と比べるのは、野尻抱介『南極点のピアピア動画』"――ってあるけど、なんか悪い予感しかしないなー(^^; :最新刊『ポストヒューマニティーズ』よみどころ紹介(1/10) - 限界研blog http://t.co/p7mUM5u6nh 尻P(野尻抱介) @nojiri_h なんかこの人たちって伊藤計劃が大好きらしいんだが、私は未読なので影響受けてないし、それゆえポスト伊藤計劃ってパラダイムからも蚊帳の外だと思う。 尻P(野尻抱介) @nojiri_h そもそも言及されている他の作品は文学だけど、私のはプレゼンみたいなもんだから、深読みとかできないし。一回読めば一通りしかない解釈がはっきりわかるので、文学評論にならない。文学というやつはもっとわかりにくくて多義性がないと遊べないんだよな。
うあああ自称SF読みども超気持ちわりーーーーーーーー。 (13.7.11追記) うわああああ気持ちわりーブクマいっぱいついてるううううー。 伊藤計劃の幻視したヴィジョンをJ・G・バラードの手法で描く、というが読後に感じたのはバラード的なものを読んだというよりは、90年代に読んだいくつかのサイバーパンク小説に通徹していた一種の非情や無常をはらんだ物語たちのことであった。バラードのテクノロジー3部作や『ウォー・フィーバー』に近いものがあることも確かだがそれらと比較するのは野暮であろう。これは21世紀に生きる我々の問題を扱った「今」を生きる小説なのだから。 u-ki さんの感想 読書メーター http://book.akahoshitakuya.com/cmt/29399511 政情不安、内戦、グローバリズムの暗部、といった人類の憂鬱な現在と未来。そこで生きる人々の日常とともに、「未来ガジェット
現場猫教授 @Dr_crowfake BEATLESS2次創作、超AIが拠って立つ社会基盤そのものを破壊するために虐殺の文法を振りまくという大規模テロを思いついた。柳条ミズホ・ミームフレーム社技術部長(ヒギンズ村からハブにされてる暇人)が考えついた「死なばもろとも」案。 現場猫教授 @Dr_crowfake 柳条ミズホは酒場でくだを巻いていた。「ポストヒューマン主義者はアストライアに消される、普通の人間はAIに管理されて生きていくしかない。この世界、はっきり云って、人間が人間として生きる余地がない。飼育箱のモルモットよ。ならまあ、ぶちこわしちゃってもいいわよね」「酔いすぎですよ先輩」 現場猫教授 @Dr_crowfake 「ああ? 至って素面よあたしは。人間が自由意志と自己選択をAIに左右されずやれた時代に戻りたくて仕方ないわ。さもなきゃAIに全部開け渡して滅べばいいのよこんな人類」「云っ
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