意外かもしれないが、ロシア国内にとどまる支配者層―いわゆるエリートたちの間で、「戦争を早く終結させたい」という考えが広がりつつある。 【写真】「絶対にNOとは言えない…」“王 プーチン”を知らしめる会議 ただし注意しなければならないのは、ウクライナが考えるようにプーチン政権を倒すことで戦争を終結に導こうとするのとはまったく違う考えだということだ。 むしろその逆で、戦争終結を望みつつ、プーチン大統領の独裁支配は継続させることが必要だという。 それはどういう考え方なのか。 そして、いま、ロシアのプーチン大統領の背後で一体なにが起きているのだろうか―。 「私たちの望みは、戦争を早く終わらせることです」 侵攻開始から1年以上が経過した3月の初旬―。クレムリンに近い関係者は、そう断言した。彼は外交に携わる、いわゆるエリートの一人だ。 しかし、彼の話には続きがある。 「同時に今の『ロシアの政治システム
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