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ブックマーク / bokukoui.exblog.jp (17)

  • 『日本会議の研究』を読んで、ミソジニーとオタクについて考える | 筆不精者の雑彙

    最近はようやく心身の沈滞から脱しつつあるのか、少しはを読めるようになってきました。そこでもっぱら、積読のを崩していたのですが、その中で珍しく、最近出た話題のを読んでみました。それが菅野完『日会議の研究』(扶桑社文庫)です。 日会議といえば、安倍政権を支える保守系市民団体として、最近メディアでも注目されるようになってきました。以前からも、例えば歴史教科書問題などで、小生の見解からすれば反動きわまりない攻撃をしかけてくる連中として、何となく存在は知っていましたが、その正体はよく分からないものでした。同書はその成り立ちと主要人物の活動について、詳細に調査した書物であり、一気に読んでしまいました。 前評判どおりたいへん面白いで、「生長の家」系の右派学生運動関係者が、その運動を継続・組織化して「日会議」へ至り、そんな狭いインナーサークルが現政権を左右してしまっている、そんな危なっかしい

    『日本会議の研究』を読んで、ミソジニーとオタクについて考える | 筆不精者の雑彙
    crowserpent
    crowserpent 2016/07/12
    「萌え表象はミソジニー文化の顕れ」は根拠に乏しいし、それ以上に「オタク文化」の影響を大きく見積もり過ぎだと思う。/言及しました:http://d.hatena.ne.jp/crowserpent/20160717
  • 革命的非モテ同盟「12.23クリスマス粉砕デモ」@渋谷 顛末記 | 筆不精者の雑彙

    諸方面から仰せつかった用件を総て片付けようと奮闘してみたは良いけれど、やはり無理だったのかここ数日ひっくり返ってしまい、総てが中途半端に終わるという這々の体の年末になりつつある小生でございますが、皆様如何お過ごしでしょうか。 小生は正月らしいことは何も出来ず、年賀状一枚書く精神的余裕もなく、部屋の状況からして季節を問わず喫緊の業務と目される大掃除も全く手が着いておりません。どころか事態は益々悪化し、論文だの原稿仕事だの資料が積み重なっては崩壊し、そこへしばらく前に片付けに手をつけたものの中断のやむなきに至った、収納途中の書物や雑誌や漫画が雪崩を起こし、更に目前の用事に追われてその奥底を引っかき回しては資料を発掘するたび、地層は逆転と断層を起こし、埃は濛々と舞い上がり、それを換気しようと窓を開ければ冬の寒気が身に沁みるという状況です。 今や小生は部屋の入口からベッドにたどり着くまで、コピー類

    革命的非モテ同盟「12.23クリスマス粉砕デモ」@渋谷 顛末記 | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2010/01/01
    書記長が交代しても、例年とあまり変わらなかった模様。
  • ロフト「秋葉原通り魔事件 絶望する社会に希望はあるか」レポ(1) | 筆不精者の雑彙

    新宿ロフトプラスワンにて、秋葉原通り魔事件についてのパネルディスカッションがあるというので、事件の現場に居合わせた者として、先月に同じロフトの阿佐ヶ谷でやはり行われたトークライブにも行きましたし、今回も何とか時間をやりくりして行ってみました。 今回のイベントの主旨と参加者は、ロフトのサイトから書き写すとこんな感じです。「秋葉原通り魔事件──絶望する社会に希望はあるか」 秋葉原通り魔事件は単なる半狂人による特殊な犯行ではない。宮崎勤幼女殺人事件、オウム事件、酒鬼薔薇事件と続くこの20年の社会の闇の部分──若者達の不満や怒りを見据えないと、事件の真相は見えてこない。『現実でも一人。ネットでも一人』という絶望的な状況で人は脱社会化するしかないのか? 【出演】宮台真司(社会学者)、東浩紀(哲学者/批評家)、切通理作(評論家)、雨宮処凛(作家)、月乃光司(こわれ者の祭典)、タダフジカ(ギタリスト)、

    ロフト「秋葉原通り魔事件 絶望する社会に希望はあるか」レポ(1) | 筆不精者の雑彙
  • 秋葉原通り魔事件から一ヶ月 | 筆不精者の雑彙

    秋葉原の通り魔事件が6月8日に起こって丁度一ヶ月になります。 小生は日アルバイトで帰宅が遅くなったもので、また自宅の新聞が限られているため報道の状況は存じませんが、今ネットのニュースをざっと見たところでは、あまり話題になっていないようです(NHKのニュースではやっていたと家人が言っておりましたが)。まあサミットや「くいだおれ」閉店など他にもいろいろニュースがあるわけで、それもまたそんなものかと思います。 一つ見つけたNHKのニュースを以下に引用(ニュースのログはすぐに消えるので)しておきます。 先月8日、東京・秋葉原で7人が死亡、10人が重軽傷を負った通り魔事件では、ナイフで刺された43歳の会社員の男性と53歳の警察官の2人が、事件から1か月がたった今も病院に入院して手当てを受けています。 7人を殺害したとして再逮捕された静岡県の派遣社員、加藤智大容疑者(25)は、これまでの警視庁の調べ

    秋葉原通り魔事件から一ヶ月 | 筆不精者の雑彙
  • 続「アキバ解放デモ」一周年 ネットとの付き合い方に関してなど | 筆不精者の雑彙

    昨日の記事の続きです。いろいろあって遅くなりまして済みません(実質一日遅れですね)(追記:結局2日遅れになりました)。 気力体力の衰退著しく、とても纏まったことは書けないので簡単に。 「アキバ解放デモ」は、その参加者に対して総括を示せなかったということで、主催者側に多大な問題があったと思います。ネット上の批判(決して正当な証拠に基づいたとはいえぬ)に晒されたとはいえ、デモはネット上ではなく街頭で起こったことであるのに対し、ネット上の「世論」のごときものによって肝腎の街頭行動の意味を見失った、その不手際は批判されるべきです。 おそらく主催者側も、このデモがネットの力と何か密接な関係があると考えたのかもしれません。しかし、前回の記事で書いたように、どうもこの驚くべき動員の裏には、ビラ撒きというグーテンベルク以来の? 古典的手段が少なからず奏功していたんじゃないかと思われる節があります。 ネット

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    crowserpent 2008/07/04
    古澤書記長が相変わらずすぎる件について。
  • 秋葉原通り魔事件 現場に居合わせた者の主観的記録 | 筆不精者の雑彙

    既にマスコミ・ネットなどで広く報知されていることですが、日秋葉原で通り魔事件がありました。今聞いたところでは、7名の方が亡くなられたとのこと。亡くなった方のご冥福と負傷された方のご快復を心よりお祈り申し上げます。 さて、何の因果か小生、この現場に居合わせておりました。思うに死んだ人に対し生きている人が出来ることというのは、死んだ人のことを記憶にとどめ忘れない(そして後世に伝える)ことだけであろうと思います。そこでその場に居合わせた者として、そこで自分が見聞きして記憶に残っていることを以下に整理し、事件の記憶をとどめる一助としたく思います。なお、どうしてもこのようなものはマスコミによる報道が「印象」を(その場にいた者にさえ)刻み込んでしまうものですので、小生はまだマスコミ報道に敢えて目を通さず、自分と同行の友人諸氏とが経験したことに基づいて、記録をまとめようと思います。ですので報道と矛盾す

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  • 続「アキバ解放デモ」極私的総括 或いは「やらないか(ベルギーを)」 | 筆不精者の雑彙

    昨日の記事の続きです。まさかこんなに長くなるとは・・・。 関連記事は以下の通り。 ・「6・30アキハバラ解放デモ」関連雑感 ・今日の秋葉原界隈~「6・30アキハバラ解放デモ」見学記 ・「6・30アキハバラ解放デモ」極私的総括 或いは「井ノ原春陽の憂」 ・「アキハバラ解放デモ」関連の現況雑感 それでは、前回の続きを。 〇古澤書記長の思想的基盤 デモが終わってから「革非同」古澤書記長と一部有志(山夜羽音先生も駆けつけました)が、某所で打ち上げといいますか貧乏くさく(笑)呑みつつ、諸般の話題について議論が出ました。その中で、小生は漸く古澤書記長の思想的バックボーン、もっと言えば書記長が何オタクなのかということについてある程度認識をすることが出来、さらにその思想的背景が齎すこの「運動」の、とりあえず現時点における限界と問題点もある程度明らかになったと思います。 では順を追って、まずデモの総括に

    続「アキバ解放デモ」極私的総括 或いは「やらないか(ベルギーを)」 | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/07/04
    「社会の同調圧力になじめないのが『オタク』なのに、群れてしまうその様相。」
  • 一途な想い 君のココロを傷つけている~古澤氏の記事に関し雑感 | 筆不精者の雑彙

    さる19日の「同人誌と表現を考えるシンポジウム」に関して、レポと感想を当ブログに書きましたところ、予想外に多くの方にお読みいただけたようでありがたいかぎりです。ところが、ITmedia News でこのイベントについて詳細な(恐らくは録音から起していると思われる)レポートが現在掲載進行中で、うーむ拙レポートの意義は薄れてしまったかなと正直思わずにはいられません(感想については何がしかのオリジナリティがあるかなとは思いますが)。もっともそれだけこのシンポジウムに注目が集まっているのだとすれば、それは大変結構なことであると思います。 さて、その「同人誌と表現を考えるシンポジウム」の拙レポートについて、「革命的非モテ同盟」の古澤書記長が、革非同の活動外の個人的ブログ「furukatsuの日記」にてご紹介くださいましたことはまことに光栄の至りであります。しかし、拙記事をご紹介下さった古澤書記長のブ

    一途な想い 君のココロを傷つけている~古澤氏の記事に関し雑感 | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/06/01
    「闘争することが目的ではありません。表現を守ることが目的です。」
  • 「同人誌と表現を考えるシンポジウム」見学記 感想篇 | 筆不精者の雑彙

    同人誌と表現を考えるシンポジウム」について、レポの第1部・第2部の続きというか、話を聞いての個人的感想です。細かい、どうでもいいようなツッコミはレポート中に差し挟んだりもしましたが、多少なりとも纏まったものを。 まず最初の率直な感想としては、パネラーが多すぎて話が薄まってしまったというか、話をもっと聞きたいのに充分時間がなかったという感があります。そもそも3時間のシンポジウムで、司会含めて13人ものパネラーがおられたわけで、やはり人数が多すぎたのだと思わざるを得ません。あまり適切な比較ではないかもしれませんが、ロフトプラスワンのイベントは3人(もっともしばた氏と永山氏が語りまくったため、伊藤氏が割をってましたが)で2時間半でしたので、あの充実度と比べると薄いなあと思ってしまうのは仕方のないところです。 ただ、シンポジウムの中で、「一般へのアピール」ということを強調していましたし、またマ

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  • 今日の池袋界隈~「ホワイトデー爆砕デモ」見学記 | 筆不精者の雑彙

    昨年のクリスマス、先月のバレンタインデーに続き、「革命的非モテ同盟」の街頭行動見学も三度目になりました。これで、「革非同」がインスパイアされた「反白色テロル大連帯」言うところの「三大白色テロル」全てで粉砕闘争が貫徹されたわけですね。 今回は、特に前回のバレンタインデモの反響が(ネット上で)大きく、また古澤書記長の尽力もあって、雑誌『AERA』やネットニュース「イザ!」などの取材も訪れておりました。そういった報道陣に対して当ブログが何がしか個性を出せるよう、尊敬するニュースサイト・bogusnewsに倣って努力したいと思います。 深夜来の豪雨にどうなることかと思われましたが、幸い昼には雨はあがりました。が、風は強く、風に逆らってのデモとなります。 集合時刻の13時には、サンシャイン脇の公園に十名程度の有志が集まっていたかと思います。古澤書記長はじめ、取材のマスコミ関係者の方も既に来られており

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  • 恋して変っちゃうような 友情じゃない 今までそれが 自慢だった | 筆不精者の雑彙

    さてそろそろ2月も押し詰まり、3月が近づいて参りました。 3月といえばホワイトデー、というわけで、「革命的非モテ同盟」の古澤書記長が3月11日にまた何か街頭行動を企画しておられる由。なのでそろそろ次回に備えて前回の「バレンタイン粉砕」デモの総括をまとめてみようと思い立ちました(一応直後に総括は書きましたが)。小生は「革非同」の同盟員ではありませんが、まあ毛沢東とスノーみたいなもんだということで。アキバの赤い星。 ※「バレンタイン粉砕」デモに関する当ブログの関連記事へのリンク ・今日の渋谷駅前~「バレンタイン粉砕闘争」見学記 ・「バレンタイン」はどこへ行く?~三浦しをん氏のコラムなど読んで思う ・「ホワイトデー」粉砕イベントはどうやるべきか 何でこんなことを書こうかと思ったかといえば、前回の「バレンタイン粉砕」デモに対するネット上の反応に、なかなか興味深いものを見つけて思うところがあったから

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    crowserpent 2007/02/27
    オタク女性が「バレンタイン粉砕」に反発するのはなぜか?
  • サントリー学芸賞の鉄道本略論 番外(3) ~鉄道と女性・阪急篇~ | 筆不精者の雑彙

    一昨日、昨日の記事の続きです。今日で完結のはず。 というわけで、ここまで二回に渡って原武史氏の鉄道と女性の関連についての所説に批判を加えてきました。その大きな論点ふたつのうち、1点目はこれまでに説明しましたので、今日の記事では2点目の論点、すなわち「小林(一三)は、文化事業では女性を取り込もうとしたが、肝心の輸送事業で女性を積極的に採用することはしなかった」理由を考えてみよう、というものです。 小生はこれまで、当ブログにおいて阪急に関する記事を幾つか書きました。それをお読みいただければ、これから小生が書こうとしていることはお察しいただけようかと思います。過去の記事を以下にリンク。 ・近代家族幻想と電鉄会社との日的関係性 ・阪急堂名物10銭ライスカレーの肉はどこから仕入れたのか これだけで終わりにすると楽なのですが、それは流石に手抜きなので以下に敷衍して述べます。 で、上記の記事で書いた

    サントリー学芸賞の鉄道本略論 番外(3) ~鉄道と女性・阪急篇~ | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/02/22
    鉄道経営にみる資本主義と近代家族イデオロギーの関係
  • 「バレンタイン」はどこへ行く?~三浦しをん氏のコラムなど読んで思う | 筆不精者の雑彙

    「『バレンタイン』はどこへ行くんだろう?」 「そりゃロシアでしょ」 というわけで、昨日は「バレンタイン粉砕」デモに行ったのですが、今日はその活動の総括(笑)も兼ねて、ちょっと真面目に(あくまでちょっと)バレンタインデーについて考えてみようかと。 で、その手掛かりにするのが、表題にもあるとおり三浦しをん氏が2月10日付の日経済新聞の夕刊に書いていたコラム「甘い絆」であります。 では、このコラムの主要部分を引用していきましょう。 (前略)ここ数年、バレンタインの時期に女性からチョコをいただくことが多い。告白とともに差しだされるわけではなく、「これ、おいしいからべてみてー!」という歓喜の叫びを伴っている。 それで私は、自身が恋愛戦線から退いているあいだに(まあ、前線に出てたためしはないのだが)、バレンタインという行事にどうやら変化が生じたらしいことを察した。 (中略) チョコを山ほど購入した

    「バレンタイン」はどこへ行く?~三浦しをん氏のコラムなど読んで思う | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/02/14
    所詮自由市場の産物、ほっとけば勝手に変質していきます。
  • ママのように素敵な恋 見つかるかしら | 筆不精者の雑彙

    先日書いた記事の続きです、というか、要するに「恋愛主義史三部作」(1・2・3)の更に続きというべきか。 今回はその補足の2、として、jこれらの問題に積極的に発言しておられる大野氏のブログの、コメント欄で展開された素朴な疑問氏との議論について、小生の三部作のうち2・3をご紹介いただいたこともあるので、この議論を拝読して小生が思ったこと、およびまとめとしてこの「非モテ」「恋愛主義」に関する小生のスタンスを闡明にしたいと思います。 で、以前小生はラーゲリ緒方氏に「長い意見を書くなら最初に結論を示せ」といわれたので、最初に結論、つまり小生が「非モテ」という話題に関し如何なる関心を抱いているかということを簡潔に述べたいと思います。 端的に言えば、小生は「非モテ」そのものにはあまり関心がないということです。 小生が関心があるのは、近代経済史の一環としての「恋愛主義」であり、そしてこのことは

    ママのように素敵な恋 見つかるかしら | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/01/30
    いずれ言及するつもりではあるんですが、なかなかまとまりません。
  • 私の世界 夢と恋と不安で出来てる | 筆不精者の雑彙

    三日前、昨日の記事の続きです。 ここまで小生が述べてきたことは、「恋愛」に関して抑圧を感じている人の問題というのは、「恋愛」そのものの性格というよりも、「恋愛」が「幸福」と密接に結びついた規範となって人々を縛っているからであるということです。幸せの基準は主体的に築かれるべきもので、他者が外部から規定してよいものではない、ということですね。 さらに、「恋愛」がそこまで強い規範足りえた理由として、加藤秀一『<恋愛結婚>は何をもたらしたか』を参考に、「恋愛」「結婚」「子供」などが一体となって規範を形成しており、しかもそれが近代国民国家形成の論理とも相性が良かったためではないかと書きました。 今宵はその続きとして、「恋愛」と「幸福」が密接に結びついてきた歴史的経緯について、資主義との関連を中心に概観することで、抑圧規範としての「恋愛」を相対化して、より生き易くなる方向性について個人的な思いを述べ

    私の世界 夢と恋と不安で出来てる | 筆不精者の雑彙
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    crowserpent 2007/01/19
    「あてがいぶちの『幸福』をよく確認する賢い消費者になるということ」
  • 今日の秋葉原駅前~「クリスマス粉砕闘争」見学記 | 筆不精者の雑彙

    こちらの記事の続き。 この中に出てくる「革命的非モテ同盟」の12月24日クリスマス粉砕闘争を見てきました。 我ながら物好きとは思いましたが、「反白色テロル大連帯」に関する記録を書いた者としては、その影響を受けた活動家が現れたとなれば状況を実見しておきたいものです。 で、何とか時間をやりくりして、開始時間の12時ちょうどごろに秋葉原駅前に到着しました。さすがに年末の日曜日だけあって多くの人出で賑わっています。 以下、撮影した写真を掲載します。 大体こんな感じでした。 演説しておられるのはHN「覚悟」氏です。このクリスマス粉砕集会は、ビラ配布と同時に立会演説会みたいになっていて、我こそはと思わん者は自由に演説する、という感じになっていました。 こちらの方は「2ちゃん粉砕」を熱く演説しておられました(申し訳ないのですが、お名前を失念)。2ちゃんはみなの共有物であり、勝手に書籍化の利潤を独占して良

    今日の秋葉原駅前~「クリスマス粉砕闘争」見学記 | 筆不精者の雑彙
  • 12月16日・クリスマス商戦の悲劇&「恋愛資本主義」一仮説 | 筆不精者の雑彙

    昨日の続きのようなこと、を書くつもりです。 さて、日12月16日というのは、日史上有名なある悲劇的な事件が起こった日であります。 それは今から74年前の1932(昭和7)年の12月16日のことでした。 その日の午前9時15分、東京は日橋の百貨店・白木屋4階玩具売場より出火、4階以上を焼き尽くすという大火災が発生し、14名の犠牲者が出ました。うち13名は店員で、1名が問屋関係者でした。店員のうち8人が女性(名前を見る限りでは)で、5人は十代でした。彼女たちは7階大堂で働いていたのでした。 この火災の時に、女性の店員が逃げ遅れて亡くなったのは、下穿きをつけていなかったので逃げる際に下から見られることを恥じたからであった、だからその後日の女性にズロースが普及した、という俗説がありますが、これが都市伝説であることは、井上章一『パンツが見える。』によって解明されています。 おそらくこの火災

    12月16日・クリスマス商戦の悲劇&「恋愛資本主義」一仮説 | 筆不精者の雑彙
    crowserpent
    crowserpent 2006/12/18
    「『恋愛資本主義』的単身女性・カップル向け戦略も、拠って立つ基盤は近代家族イデオロギー」
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