iPadが発売されてからこっち、日本でも電子書籍が波を打つように競ってリリースされるようになった。テレビのニュースや新聞記事では「いよいよ電子書籍元年」などという言葉が踊っている。でも、紙の本が電子データ化されることで、実際に買って読む側にはどれほどのメリットがあるのか、今ひとつわからない人も多いのではないだろうか。早い話、電子書籍は“オトク”なのだろうか。 iPad・iPhone向けの電子書籍が買えるiTunesのApp storeをのぞいてみると、無料のものや115円と超低額なもの、2000円くらいのものまで価格帯はバラバラ。でも、例えば今年最も売れたビジネス書の一つ「もしも高校野球のマネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら」(ダイヤモンド刊)を見ると800円の表示が。紙版の書籍を街の本屋で買えば1600円する「もしドラ」だけに、これは確かにオトクだ。本の流通コストその他を
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