山梨県は26日、「県政モニター」へのメールで送信ミスがあったと発表した。広聴広報課が同日午前、22人のモニターにアンケート回答の催促メールを送った際、他の送信者のメールアドレスを知られないようにする「Bcc」を使わず、誤って相互に分かる「cc」で送信した。 平塚幸美課長は取材に対し、「名前など個人情報は漏れていない」と釈明したが、アドレスから所属する組織や個人名が特定・推測される可能性がある。 同課によると、県政モニター400人に12日、アンケートを依頼したが、「インターネットで回答する」としていた80人のうち22人が、回答期限の26日午前まで未回答だったという。 このため、催促メールを送信したところ、受信者の1人が「ccで来ている」と指摘し、発覚したという。同課は同夕、残りの21人に「おわびと削除依頼のメール」を送った。 同課は通常、アンケート依頼と回答受け付けで使う県ホームページ(HP