出典:2017年 9月 15日 ITpro (記事は執筆時の情報に基づいており、現在では異なる場合があります) 地方公共団体情報システム機構(J-LIS)の理事長に元みずほ銀行常務執行役員の吉本和彦氏が初の民間企業出身者として就任して半年あまり。2016年に起きたマイナンバーカード管理システムのトラブルを受けて、J-LISのガバナンス改革をどう進めているか聞いた。 初の民間企業出身者として理事長に就任して半年ほど経ちました。ガバナンス改革は進んでいますか。 2017年4月に理事長に就任して以来、自治体に訪問している。J-LISの敷居は高くないので何でも良いから言ってくれと意見を聞いている。JLISは自治体など地方公共団体が共同して運営する地方共同法人であり、自治体が顧客だ。こちらから足を運んで自治体の要望をよく聞くようになってきていると思う。 これまではJ-LISと自治体の関係は、いわばB