「個人情報が漏れている」特殊詐欺で600万円被害 仙台南署は28日、仙台市太白区の無職女性(82)が特殊詐欺で現金600万円をだまし取られたと発表した。同署によると11月上旬ごろ、県職員を名乗る男から「個人情報が漏れている」などと女性方に電話があった。その後、県庁から紹介された会社の関係者を名乗る男らから「顧客番号を教えることは犯罪だ。知り合いの弁護士に頼み民事事件にする」と電話があり、弁護士を名乗る男からも電話で「弁護士費用として600万円を支払ってほしい」などと言われた。女性は21日、指定された同区の酒店駐車場で、別の男に現金600万円を手渡した。