道は18日、道内の低所得世帯の一部に1世帯当たり1万2千円を給付する物価高対策事業で、誤って123世帯に計4156万8千円を過大支給したと発表した。最も多い世帯には460万8千円を過大に振り込んだ。システム不具合が原因。96世帯は返金に同意したが、27世帯と連絡がとれず、意向が確認できていない。 誤支給は15日の振り込み分。本来は4450世帯に1万2千円ずつ支給する予定だったが、道の業務委託先の人材サービス会社「キャリアリンク」(東京)が利用する別会社のシステムに不具合が発生。振込先のリストに連続して記載された同じ居住市町村の別世帯を同一世帯と誤って認識し、過大に支給した。15日、誤支給のあった世帯からの指摘で発覚した。...