奈良県は、マイナンバーカードに別人の障害者手帳の情報をひも付けるミスがおよそ800件おきたと発表しました。 県の発表によりますと、県内在住の「精神障害者保健福祉手帳」を持つ、785人の情報を別の障害者のマイナンバーにひも付けるミスが807件おきたということです。 このミスでことし3月から5月までの間、専用サイト「マイナポータル」を使えば、別の障害者が手帳の所有者の登録番号やその人の障害の等級などを閲覧できる状態になっていました。 県によりますと、誤ってひも付けられた情報に名前や生年月日は含まれていないということです。 職員が手作業でデータを修正した際に、一部にずれが生じたことが原因だということで、県は対象の人たちに、手紙で謝罪するとともに今後はチェック体制を強化するとしています。 県精神保健福祉センターの山田全啓 所長は「ご本人やご家族に多大なご迷惑とご心配をおかけしたことを深くおわび申し