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ブックマーク / www.bebit.co.jp (7)

  • 結果をただ比較するABテストよりも (ユーザビリティ実践メモ)

    サイトページやクリエイティブ変更の効果を測定する手法であるABテストは、広告・サイト運営にひろく取り入れられています。 ですが、ただ結果を比較して「Aの方がよかった」「Bの方がよかった」と言っているだけでは、次につながりにくくもったいない状態です。 仮説検証のインプットとしてABテストを利用することで、ABテストは長期的改善につながる手法となります。 下図のような、A:作り手の写真 と B:お菓子の写真とでABテストを実施する場合、テストの計画段階と分析段階で仮説検証を意識することで、得られるインプットがどう変わるか考えてみます。 <テスト1:ただ比較する場合> ■テストの計画段階 「お菓子のサイトでは、作り手やお菓子の写真を使用しているところが多いな。どちらが売上げがよくなるだろう」 ■分析段階 「お菓子の方がよかったから、お菓子をメインビジュアルで採用しよう」 単純なクリエイティブのテ

  • 【携帯サイト】もう1ページ先に進んでもらうための6つのテクニック (ユーザビリティ実践メモ)

    せっかくコンテンツを作っても、リンクがユーザにクリックされず、内容を見てもらえない、という悩みをお持ちのWEBマスターの方は多いのではないでしょうか。 今回は、携帯サイトでユーザを次ページに導くためのテクニックをご紹介します。 筆者がユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)を通して得た実感として、携帯サイトの方がパソコンサイトよりも次ページへの誘導が難しいという印象があります。ある携帯の有料会員制サイトでは、「ユーザはいつも利用しているリンク以外はほとんどクリックしない」というユーザ行動が見られました。 理由として、携帯サイトは 読み込みが遅い隙間時間に利用される場合が多く、利用時間が短いパケット代がかかる などが考えられます。 そのため、携帯サイトでユーザを次ページに誘導するためには、パソコンサイト以上に誘導方法を意識する必要があります。以下、ユーザビリティテスト(ユーザ行動観察調査)

  • 【海外事例に学ぶ】 リッチ化するフッター (ユーザビリティ実践メモ)

    これまで当サイトでも、いくつかの記事でフッターについて扱ってきました。最近、海外のサイトを見ていると、フッターについて新しい取り組みが見られます。 今回は、海外サイトの動向をサンプルとし、フッターにおける新たな取り組みのメリットをご紹介します。 Geek Trends: 15 Footers with great usability ( pop upon magazine ) 6 Things To Include for a User Friendly Footer ( UXBooth ) Modern Sitemap and Footer ( WebDesignerWall ) Footers (76 examples) ( Smiley Cat Elements of Design ) 例えばTIGERS (http://www.tigers.org.au)のフッター(下図)では、革

  • 紙媒体との連携は大丈夫? (ユーザビリティ実践メモ)

    サイトへの集客のためにパンフレットを使っている、あるいはカタログ通販とECサイトを平行して運営し、注文をハガキ・電話よりもECサイト側で受けたいとお考えの方も多いかと思います。 そこで、今回は、どのようにすれば紙媒体からウェブへの誘導がうまくいくのかを考えてみたいと思います。 ある通販会社のカタログでは、カタログ内の「ご注文の仕方」のページや表紙からしかウェブへの誘導がなされていませんでした。 しかし、ユーザはそのようなページを見ることはあまりありませんし、わざわざカタログの表紙を調べてサイトを使うという行動も、ウェブを使おうという意思がある人でなければ行いません。 実際に、ユーザ行動観察調査であるカタログを見せたときに、「そのカタログのPC向けのウェブサイトはあるだろうと思っていたが、携帯サイトがあることは知らなかった」というようなユーザもいました。 サイトにユーザを引き込みたい、あるい

  • その表現、ユーザに分かりやすいですか? (ユーザビリティ実践メモ)

    ユーザにとって分かりやすい文言・説明はウェブコンテンツ制作の基です。 専門用語は思った以上にユーザに理解されていませんし、会社固有の名称・モデル名なども説明がなければユーザには何のことか分かりません。 最も個別製品ページへ進みたいと思うページはどれでしょうか。 例Aのように専門的な説明文章の場合はどうでしょうか。 専門用語が多く、各製品の違いを簡単には理解できません。 例Bでは、製品モデル名や型番のリンクのみを展開しています。 これではそれぞれの製品の違いが分からず、どの製品を見るべきかユーザはわからないため、ここで離脱してしまう可能性があります。 例Cが最も個別製品を選択しやすいのではないでしょうか。 価格、形、馬力といった大まかな情報があるため、各製品の違いが端的に分かり、詳細を確認するステップに進みやすくなります。 製品一覧ページに限らず、ユーザ(製品やサービスに詳しくない人)にと

  • 返信しやすいメールのフォーマットを考える (ユーザビリティ実践メモ)

    メールを使ったBtoCコミュニケーションとして、多くのユーザに対して認知・集客を目的とするメールマガジンが一般的に挙げられます。 一方、比較的、対象人数が少ないセミナー・説明会の応募受付や面接など1対1のコミュニケーションの場合、企業側から送付したメールに対してユーザに「メールで返信を求める」形が考えられます。 今回は、弊社のユーザビリティテスト(ユーザ行動観察)から得られた知見から、「より返信しやすいメール」の作り方を考えてみましょう。 ある企業では、自社サイトからエントリーした採用希望者に対し、個別にメールを送り、1次面接のスケジュール調整を行っていました。 そこで、それに近い状況をテストするため、複数のパターンのメールを用意し、就職活動の中でユーザがそれらのメールを受け取ったという想定で行動観察を行いました。 まず、「メールを開封するかどうか」という場面では、連載でも以前ご紹介した

  • ユーザ心理を捉えてリスティング広告を改善する (ユーザビリティ実践メモ)

    多くのサイトがリスティング広告を出稿していますが、過去に色々なキーワードで出稿してみたが、「獲得効率が悪い」「コンバージョンしない」などの理由で、現在は獲得単価の安い企業名やサービス名のいわゆる「指名買いキーワード」のみ出稿し、その他の関連キーワード(複合語)は出稿していないというお話を伺うことがあります。 しかし、関連キーワードの出稿は当に停止すべきなのでしょうか? ここでは、ある大手インターネットサービス企業での改善事例をご紹介します。 この業界には多数の競合サービスが存在しており、多くのユーザがサービスの利用を検討する際に価格.comなどでサービスの比較を行います。 実際に、検索されているキーワードでも、「●●(サービス名) 比較」「●●(サービス名) ランキング」など、サービスを比べようとしていると考えられるキーワードが多数見られます。 この企業のサービスは、単純に価格だけで比べ

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