6月24日にマイニングが予定されているブロック「No.10499401」において、イーサリアムのテストネット「ロプステン(Ropsten)」で、後方互換性のないアップグレード「ロンドン(London)」が実施される。 イーサリアム開発者たちが暫定的に7月中旬に予定しているメインネットのアクティベーションに向けた、ロンドンの3つのテストネットリリースの第一弾が今回のものだ。 ロンドンに含まれるのは「Ethereum Improvement Proposals:EIP(イーサリアム改善提案)」と呼ばれる5つのコード変更である。6月18日のブログ記事の中で、イーサリアム財団のティム・ベイコ(Tim Beiko)氏はこう語った。 「(EIP1559は)ブロックヘッダーに変更を加え、新しいトランザクションタイプを追加し、新たなJSON RPCエンドポイントを備えている。さらに、いくつかのエリア(マイ