『北斗の拳』はゲームバランスの奇妙さで話題になった。即死コンボ、永久コンボは当たり前で、“世紀末格ゲー”と称されることもしばしば。ゲームファンなら、“キャラクターがバスケットボールのようにバウンドする格闘ゲーム”ということを、どこかで聞いたことがあるのではないだろうか。 コンボ中、しばらくするとキャラクターがビターンビターンと地面に叩きつけられ、そのままK.O.されてしまう。一度でも攻撃を食らったらそのまま負けるゲームなんて、とてもプレイできたものではないはずだ。 しかし、『北斗の拳』はそうではなかった。プレイヤーたちの愛溢れるやり込みによって、一周回って“神ゲー”と呼ばれるようになってしまった。著名プレイヤー主催による大規模大会が実施され、コミュニティーが活発なゲームとしても有名だ。 古今東西、さまざまな対戦格闘ゲームがリリースされてきたが、“ゲームバランスが崩壊していたからこそ愛された

