バンド音楽が衰退してるみたいな話はもうされるだけされ尽くして草も生えない枯れた話題になってますけれども、今日はもっと具体的で切実な話。本当に2017年にブレイクしたバンドが1組もいない。ほら想像してみて。ちなみに前前前世・星野源/恋は去年です。 バンド単位どころかヒットチューンさえ怪しい状況。レコチョクの2017年上半期ランキングを見てみても、そのほとんどが2016年リリースの楽曲。2017年は、2016年の劣化コピー品です。 レコチョクを物差しにするのもどうかと思うけれども、上半期チャートがこの調子だと下半期(残り3か月)のチャートも判を押したようにそっくりこのまま、あとはCMソングやドラマ主題歌が追加されるだけっていうのが目に見える。見えるぞ。 流行がない 去年はシティポップっていうSuchmosを頭役に置いた明確なブーム・流行りがあって、そこに属される数バンドがまとめて脚光を浴びてい