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ブックマーク / dankogai.livedoor.blog (117)

  • なぜ胎児を殺してはいけないか : 404 Blog Not Found

    2006年06月21日13:25 カテゴリ書評/画評/品評Taxpayer なぜ胎児を殺してはいけないか 日語は主語が省ける故か、一般論に還元すべきでない問題が一般論化しやすいように感じる。 なぜ人を殺してはいけないのか 小浜 逸郎 平たく言うと、「あなたの問題」が「みんなの問題」になりやすいということだ。しかし、還元せず「そのまま」扱うべき問題というのは確かにあり、そしてこの問題はその最もたるものの一つだ。 煩悩是道場 - レイプされて出来た子供は堕胎して良いか 良いとか悪いとか当事者以外が決められる問題じゃないだろう、と思う。 というのであれば、 その子の命を奪う権利はおまえらにはない。 と言う権利はあなたにはないはずなのだ。あなた自身が当事者でない限り。 とはいえ、一般論なしで、他に依るところなく、「当事者だけで解決せよ」と突き放すには、あまりに一般的な問題でもある。なにしろこの国

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  • Fatal Abstraction : 404 Blog Not Found

    2006年06月14日01:35 カテゴリValue 2.0Psychoengineering Fatal Abstraction 私には、両者とも同じ罠にとらわれているように思える。 『日常生活を愛する人は?』-某弁護士日記 - ジャーナリストとは 2 オウム真理教と信者の責任を、ろくに検討せずに「日国国民」と等閑視するというようなしょもない、果てしない相対主義からは、 さらに無責任社会が出て来てしまい、オウム真理教やファシズムについて、まともな対応ができないこととなるだろうから CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:滝太郎先生へのご返事私が先のエントリーで書こうとしたのは、オウム真理教と日人の類似性ではなく、「オウム真理教に被害を受けたと感じている日人」と、「大日帝国に被害を受けたと感じている中韓の国民」の類似性についてでした。 抽象化、という

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  • We are all somebody to somebody : 404 Blog Not Found

    2006年06月14日02:05 カテゴリValue 2.0 We are all somebody to somebody いや、ちょっと待って深呼吸すべきなのは、あなたの方である。 高校教師の補講ブログ: 村上氏の逮捕は妥当 しかし、ちょっと待て、と思う。 彼らは「特殊な人間」だ。六木ヒルズみたいなところは日に一つしかないし、彼らは他の人がやっていないことをやっていると自負していただろう。大体、六木ヒルズという金持ちが集まる場所で、特定の銘柄を大量に売買する話をすることが、どれだけ一般化できるというのだ? これほど一般化しやすいフレーズというのも珍しい。 彼らは特殊な人間だ。学校というところは人生のほんの一部を過ごすところだし、彼らは他の人がやっていないことをやっていると自負していただろう。大体、学校という未成年と教師が集まる場所で、特定の教科に関する知識を大量に教えることが、ど

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  • 山口真美は赤ちゃん世界をどう見ているのか : 404 Blog Not Found

    2006年06月07日00:15 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 山口真美は赤ちゃん世界をどう見ているのか このEntryではネタにしてしまったが、実際すごい面白いであった。 赤ちゃんは世界をどう見ているのか 山口真美 ただし、彼女の前著である「視覚世界の謎に迫る」をすでに読んだ人を除く、かな。 典型的な同工異曲、という奴で、図版に至っては半分以上共通である。あまりに似ているので、私は最初重複買いを疑ったほどだ。どちらもメインテーマは、赤ちゃんの認知発達の様子を通して、「脳は世界をどう見ているのか」に迫ることにあり、またそれが彼女の研究テーマなのだが、ここまで似ているとむしろ「視覚世界の謎に迫る」との相違点を箇条書きして欲しくなる。 まあたいていの人は、ブルーバックスも平凡社新書もどっちも買う、ということは少ないので、「理解者を増やす」という点ではこういうアプローチもありだとは思

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    cubed-l
    cubed-l 2006/06/07
  • 他人を見下す(バ|ワ)カ者たち : 404 Blog Not Found

    2006年05月23日17:40 カテゴリ書評/画評/品評Value 2.0 他人を見下す(バ|ワ)カ者たち そうそう。これもまだ書評してなかった。脳内受注残は溜まるばかり。 他人を見下す若者たち 速水 敏彦 ハコフグマン: ネットコミュニケーションを考える上でこんな炎上はネットコミュニケーションを考える上で重要な社会現象だと思うが、最近、心理学的な考察を深める上でいいを見つけた。その名も「他人を見下す若者たち」。いかにも地雷を踏みそうなタイトルだ。この、確かに「若者」というタイトルと「自分以外は全部バカの時代!」、そしてそれにとどめを刺す「オレはやるぜ....」「何を?」「何かを。」という「THE三名様」が入ったオビが諸刃の件となって、を売って(主に若者の)怒りを買ったところはある。 しかし、書の主題は実は「若者」ではなく、著者が「仮想的有能感」と名付けた、「裏付けのない自尊

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    cubed-l 2006/05/23
  • 絶対的正義は絶対的少数 : 404 Blog Not Found

    2006年05月23日01:45 カテゴリMediaBlogosphere 絶対的正義は絶対的少数 佐々木さん、それは大いなる早とちりというものですよ。 CNET Japan Blog - 佐々木俊尚 ジャーナリストの視点:「ことのは」問題を考える ネットの中に絶対的正義が醸成されてきてしまった背景は、どこにあるのだろうか。千の「絶対的正義」を主張する人々、いや「名無し」さんのさらに後ろに、10-100万の「サイレント・マジョリティ」がいる事をお忘れなのではあるまいか。 自分でblogをつけて、統計に時々目を通せば、簡単にわかることだ。 一つのentryの読者に対し、コメントを遺すのは、はてブのような間接的な手法まで含めても1/30から1/3000。TBをくれるのはさらにその1/10だ。大半の人は、それを「黙読」しているのだ。 宇宙の大半は水素とヘリウムで出来ているのに、「金属」(天文学者

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  • 銀河英雄伝説と国家の品格 - 404 Blog Not Found

    2006年05月16日18:30 カテゴリ書評/画評/品評 銀河英雄伝説と国家の品格 その組み合わせにのけぞってしまった。 銀河英雄伝説 田中芳樹 長尾のブログ2.0: 教育者の品格僕の好きなSF小説「銀河英雄伝説(通称、銀英伝)」(田中芳樹著 徳間書店 1982)の中の台詞に次のようなものがある。 ヤンに「国家の品格」を読ませたら、「著者はオリベイラ氏かい、ユリアン?」と言うんじゃないか。 僕は、日の礎を築いた先人たちに感謝し、日の品格を貶めたアメリカや日の売国奴たちを憎んでいる。 この台詞こそ、ヤンが唾棄してやまない「国家ひとからげ」なのではないか。ヤンも同盟市民なら、トリューニヒトも同盟市民。ラインハルトも皇帝なら、ルドルフも皇帝。国家と個人を取り違えるほど、国家の品格を貶める行為はないのではないか。 日にはMcCarthyもGeorge W.もいないかも知れないが、Mart

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  • 複雑ネットワークを複殺する - 書評 - 「複雑ネットワーク」とは何か : 404 Blog Not Found

    2006年04月14日09:00 カテゴリ書評/画評/品評Math 複雑ネットワークを複殺する - 書評 - 「複雑ネットワーク」とは何か 最近「スケールフリーネットワーク」という言葉が飛び交っている。スケールとフリーが逆転している例もあるけど。 「複雑ネットワーク」とは何か 増田 直紀 / 今野 紀雄 FIFTH EDITION: 二極化とフリースケールネットワーク社会・経済のスケールフリーネットワーク化により より、強固なネットワーク形態となる。 しかし、Web2.0はとにかくスケールフリーネットワークはきちんと数学的にも定義された言葉でもある。ここらで一つ基を抑えてもいいだろう。書はそういう人のためのである。 その前に、まずはネットワークの定義から。ここでのネットワークというのは実に簡単で、グラフ理論のグラフのことだ。え?ますますわからん?グラフって表を適当に選択してボタンをポ

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    cubed-l
    cubed-l 2006/04/14
  • オウム憎んで人憎まぬために : 404 Blog Not Found

    2006年03月14日13:13 カテゴリPsychoengineering オウム憎んで人憎まぬために だからこそ、松永氏を「元河上イチロー」として扱ってはいけない。 BigBang: 「ことのは」の背負ったもの----許さなければならないこと。許してはならないこと。 私たちが許してはならないものは何か。それは二度とこうした惨事を私たちの社会に引き起こすあらゆる可能性を排除することである。残念ながら当時の思想をほとんどそのまま残しながらこの団体の趣旨を引き継ぎ活動している者の数は十人や二十人ではない。ここで松永氏、と書いたが、これは「元オウム真理教信者の誰でも」と言い換えてもよい。 オウムのような「大社会に害を成す小社会」に対する方法というのは、基的に二種類しかない。 弾圧と統合、だ。 弾圧メソッドの日本代表は織田信長だろう。彼は文字通りまつろわぬ者を鏖し(みなごろし)にした。彼の後継

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  • 実名は振込口座?それとも振替口座? : 404 Blog Not Found

    2006年03月09日02:52 カテゴリValue 2.0 実名は振込口座?それとも振替口座? ネットの話題として、時候の挨拶の次に多いのが、実名/匿名問題かも知れない。 My Life Between Silicon Valley and Japan - Blog論2005年バージョン(2) アメリカは実名Blogが多く、日は匿名(ペンネーム)Blogが多いというのもよく言われていることだが、それとも関連するのかもしれない。これはすでにありふれた考察で、すでに数ある「日では欧米では」論の一つとして扱われているかも知れないが、この考察に関してはどちらかというと「今頃そんなことを。今や日だって」という反論よりも、「うん、確かにそうだよな、でもなぜだろう」という同意に基づくさらなる考察を志向する。 実名とは、一種の「口座」なのではないか。文字通り「名声」(reputation)を決済す

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    cubed-l
    cubed-l 2006/03/10
    習慣として匿名使い続けている層もあると思うけどね。パソ通時代からのハンドルとか
  • 親の資格 : 404 Blog Not Found

    2006年03月08日12:03 カテゴリLove 親の資格 一つだけ確かな事がある。 「親の資格無し」という言葉を正面から受け止められないうちは親になる資格はないという事。 404 Blog Not Found:カエルの子を変えるには-ぬっこさんのコメント 他人様の教育方針に「親の資格無し」とまでいう資格はどうやったら得られるものなのかしら、と思いました。なぜならば、この台詞をいつか自分の子供に言われるかも知れないからだ。 自分の子供にこれを言われることに比べたら、他人にそう言われることなどそよ風のようなものである。 この国においては、親になるのに免許はいらない。裏を返せば、親としての行動の正しさを国も自治体も担保してくれはしない。 そうだったらどんなによかったかと何度思った事か。 正解の存在する問題に受験生として慣れたこの国の人々であれば、それがどんなに不安かというのは予想していただけ

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  • 法は私を資するために存在する : 404 Blog Not Found

    2006年03月06日16:32 カテゴリTaxpayer 法は私を資するために存在する 「カエルの子を変えるには」には想定以上の反響があった。 「想定の範囲内」だったのは、賛否両論のありよう。特に反論のほとんど全てが、「春日部共栄中は私立であり、『受け入れざるを得ない者』は公立へ」というものだった。 申し訳ないが、諸君は法が何たるかを全く理解していない。 法の下では、私的存在は最大限尊重されるものではあるが、治外法権では全くないのだ。 私的存在が幸福や利益の追求が許されるのは、あくまで法が許す範囲内においてなのだ。 高校教師の補講ブログ: 私立だから 一般企業が客がいないと何にもならないのと同じで、私立学校だって生徒が集まらないと、やっていけないのだ。 さすれば一般企業は客のためには何をしても許されるということになる。これを認めれば、「信者のため」にサリンを撒いたオウム真理教も当然免責さ

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  • 404 Blog Not Found:カエルの子を変えるには

    2006年03月04日18:55 カテゴリTaxpayer書評/画評/品評 カエルの子を変えるには この国の人々は、いつ親の罪を子供が相続することを義務化したのだろうか。 麻原彰晃の誕生 郄山 文彦 asahi.com: 松被告の次男の入学拒否 埼玉の私立中 - 社会オウム真理教元代表・松智津夫(麻原彰晃)被告(51)=一審死刑、控訴中=の次男が私立中学を受験して合格したが、学校側が入学を拒否していたことが2日分かった。あえて「この国の人々」としたのは、司法はまだそこまで落ちぶれていないからである。 Lawとバット:松被告二男の入学を春日部共栄中が拒否。 - livedoor Blog(ブログ) 一言でいって刑事被告人の子息に対する不当な差別的取扱いであって認められるものではないですね。今回の入学拒否を松被告の二男側に訴えられたら、まず確実に敗訴します。 実際、オウム真理教元信者に

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  • 取材報酬って何だろう : 404 Blog Not Found

    2006年03月03日15:47 カテゴリMediaValue 2.0 取材報酬って何だろう 一応念のために補足すると、私自身は、今回の取材において金品は期待していなかった。 ハコフグマン: 取材相手にお金を渡すかどうか 元・株式会社オン・ザ・エッヂ 取締役最高技術責任者の小飼弾氏が自身のブログ、「404 Blog Not Found」で、NHKの取材姿勢に対して疑問を投げかけている。私の言っている「報酬」というのは、もっと「幅の広い」ものだ。 それに私が出る事で、少しでも浮き世の風通しがよくなるとか、といった曖昧模糊とはしているけど、確かに存在していそうなValue 2.0的なものでもいいのである。 それが「いい」番組なら、それに出演すること自体が報酬である、という考えもある。私がblogを書いたりPerlの開発を手伝ったりするのは、拙宅をオフに提供したりするのは、参加すること自体が報酬

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  • 取材拒否の理由 : 404 Blog Not Found

    2006年03月01日03:38 カテゴリAnnouncementMedia 取材拒否の理由 メディアを褒めたその舌の根もかわかないうちにこれを書くのも恐縮だが、いい機会なので。 踊る新聞屋-。: すべての記事は主観から生まれるdanさんが抗議する記事は恐らく「ライブドアのマイナス面を取り上げよう」という主観、目的から出発した。 そこで、「会社の体を成していなかった。堀江カンパニーだった」なんて証言が聞け、取材記者がメモにすれば、アンカーとしてこれほど美味しい言葉はない。 取材意図に関して事前説明があったのかどうかは不明だが、インタビューが曲解される恐れがあるのなら、拒否するのもありだろう。 この「主観の存在に留意する」というのは、取材者心得のイロハのイだと私は信じているのだが、どうもそれは「常識」とまでは言えないようだ。私が一番失望、いや唾棄する類いの記事というのは、自らの客観性と公共性

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  • 科学史から消しようの無い女性たち : 404 Blog Not Found

    2006年02月18日23:35 カテゴリ書評/画評/品評SciTech 科学史から消しようの無い女性たち 前から書評しなきゃと思ってたのだけど、Refererをつらつらとチェックしていたら、partygirlさんの昔のページからアクセスがあったので。 科学史から消された女性たち 大江 秀房 Partygirl☆イラスト付きコラム:個人的には女尊男卑賛成ですが・・・ 男性が発明・発見したもの 例1:一般相対性理論(アインシュタイン) 例2:ワクチンの発明(ジェンナー) 例3:中間子論(湯川秀樹) 女が発明・発見したもの 例1:洗濯機の糸くず取りネット 例2:初恋ダイエットスリッパ 例3: 嫉妬・妬み これ書いたの男の子かな・・・彼女にふられた? 書はタイトルとはうらはらに、消せぬほど大きな業績を残しながらもノーベル賞などの賞を逸した女性科学者達の物語。ロザリンド・フランクリン、エミー・ネ

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    cubed-l
    cubed-l 2006/02/19
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  • 人力進化論 : 404 Blog Not Found

    2006年02月17日17:23 カテゴリiTechMedia 人力進化論 技術=自動化という錯覚を起こすのは?我々の人件費があまりに高いからだろうか? ハコフグマン: ウェブ進化論 グーグルやアマゾンのシステムで捕縛できない情報として「映像」があげられるという点に改めて注目した。それに関して、このだけでは物足りないと思っていた部分について個人的にメモしておきたい。ハコフグマン: ウェブ進化論 映像、静止画の検索技術はどのようにしてうまれるのだろうか。これからデジタイズするものに関しては、検索No.などをふって、データベース化することでロボット検索が可能になるかもしれない。でもそうしたシステムは世界標準にしないとウェブでは意味がないだろうし、過去のものについては膨大な作業量が必要になる。またそれはテキストベースだという点で、技術上のブレークスルーにはなっていない。とはいえ、静止画・映像そ

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