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ブックマーク / thir.hatenadiary.org (8)

  • 「誰かが犠牲にならなければならない」ものは、システムとして欠陥がある - Thirのノート

    原発に関して、「誰か(具体的には復旧に当たっている東電社員や自衛隊員)が命や健康を犠牲になれば、原発自体は全く危険なものではない」という言説が散見できる。即ち「危機的な状況に陥っても、復旧作業を行えば何も地域全体が危険にさらされることはない、もちろんその復旧作業には危険が伴うが」と。 しかし、そのような、「緊急時には誰かが危険を伴う作業をしなくてはならない、あるいは命を犠牲にする覚悟を持たなくてはならない」ようなシステムは、そもそもシステムとして自己犠牲を内在化しており、その点においてこのシステムは全体として欠陥である。ゆえに、現時点において(あくまでも現時点において)原発というものが、いざというときにそのような犠牲を必要とするのであれば、そのようなものは消えてしまえばいい。 そして犠牲者は英雄となり、英雄となるという事実があることで犠牲は社会において再び要請される。映画「ハルマゲドン」で

    「誰かが犠牲にならなければならない」ものは、システムとして欠陥がある - Thirのノート
    cubed-l
    cubed-l 2011/03/15
  • 馬鹿なのはゆとり世代じゃなくて - Thirのノート

    こんなことを言わなくてはならないのは当にばかげていると思うのだけれど、どうも未だに「ゆとり世代はこれだから」で昭和61年生まれ以降を無批判に叩こうとする人がいるようなので、ここで一度書いておくことにする。 馬鹿な若者というのは、今更ここで言うまでもなくいつの時代にも一定数いたものである。説明書を読もうとしない人間も、不満ばかり垂れ流す人間も、あるいは飲酒喫煙を自慢したり、犯罪自慢をする人間だって、さらには中二病的な諸事象も、別に今の時代になって突然現れたわけじゃあない。昔からそういう人間はいるし、それは人間古来の欲求から来る衝動なのだから、存在しないはずがないのである。 かつて、若者のさしたる行動は、社会から隔絶され閉じられた学生特有のコミュニティ空間のみで共有されるものであり、「学生」間での出来事は大人達の構成する「社会」によって具体的に認知されるものではなかった。学生による行為は、そ

    馬鹿なのはゆとり世代じゃなくて - Thirのノート
    cubed-l
    cubed-l 2008/06/23
    考える前に発言するから画一的な罵倒になる。いちいち何もかも考えることは出来ないから切り捨てる部分があるにせよ。/2chのは無意味に空気読んでるだけだろ
  • いい加減、インターネットという共同幻想から目を醒ましたらどうですか - Thirのノート

    未だに、インターネットは現実とは全く違う理念で動き、そして独自の世界を築き上げていると思っている人がいる。そういう人は、例えば「インターネットでは簡単に儲かるらしい」と豪語してしまったり、「インターネットでは全てのものが『無料』であることが理念として存在するから、なんでもタダで入手してOK」とか、「インターネットでは加藤が神扱いされている。気持ち悪い物だ」等と言ってしまったりする。あるいは、最近見られた「ニコ動でアニメの編が削除されるのはおかしい。だって宣伝効果があるんだもん。インターネットならではのそういう新たな面を認めようよ」なんていうのもそれに含めてしまっていいかもしれない。実際当にそうであるのかは全く確認されていないのにもかかわらず、「インターネットだから」という理由だけで、現実とは違う<何か>が存在するような錯覚を持ってしまう。 錯覚を錯覚と認めよう。もう、インターネットの独

    いい加減、インターネットという共同幻想から目を醒ましたらどうですか - Thirのノート
    cubed-l
    cubed-l 2008/06/21
    時間コストが低いのが特徴であるただの道具なんだがなぁ
  • 学校裏サイトの舞台は「ケータイ」文化なんですけど - Thirのはてな日記

    以前、「学校裏サイト問題の質は「いじめ」問題であることを、ほとんどの人が認識していない - Thirのノート」という記事を書いたあと学校裏サイト問題についてはほとんど言及してこなかったのだが、最近また写真が怖いのにブログのタイトルは可愛いことで有名な吉田氏が「けんじろう と コラボろう!:オルタナティブ・ブログ」で言及されたり、"ミルクカフェ・2ch2管理者が現状について述べた記事"が話題になっているので、このタイミングでまた学校裏サイト問題についてコメントをしてみる。とりあえず、僕の学校裏サイトに関する見解は前回の記事でかなりまとめているので、そちらを参照あれ。 学校裏サイトの舞台は「ケータイ」 ITMediaの記事で一つ引っかかったのは、2ch2及びミルクカフェの管理者を「学校裏サイト管理人」の代表格として登場させている点。僕がいろいろと聞いて回った感覚*1や、自分が高校に在籍してい

    学校裏サイトの舞台は「ケータイ」文化なんですけど - Thirのはてな日記
  • 歩行者天国の廃止は逆効果 - Thirのノート

    なんだかねえ、通り魔殺人事件が起こってしまった理由があの歩行者天国にあるのではないか、という論調のメディアが多い(たとえばこことか)。実際模倣犯防止のため歩行者天国を中止する可能性が高いそうなのだけれど、では実際歩行者天国であることが事件を大きくしてしまったのだろうか? 正直、歩行者天国関係ないけど あらかじめ断っておきたいのは、僕は通り魔事件が、歩行者天国にその原因を求める程度に矮小化されるべきではないと思っているし、またそうすること自体が(ある種のキチガイが起こした行動に対し理由付けをすることも含めて)全くの無意味であると考えている。歩行者天国を規制しても、「人殺しをしたい」という人間は全く別の手段をもって殺人を犯すに違いない。曰く殺人を起こすのは凶器や現場ではなくあくまでも彼の思っている心情なのであるから、そこに何があろうと事物は全く関係ないのである。 それでも「歩行者天国」に乗っか

    歩行者天国の廃止は逆効果 - Thirのノート
    cubed-l
    cubed-l 2008/06/11
    ホコ天廃止に意味がないのは同意/アキバにホコ天は意味があるかと問われれば通行の便以外ではやはり意味は無いと思うが
  • 「テレビが面白くない」なんてことはない - Thirのノート

    モヤモヤしているものを書き出してみる。でも基的にモヤモヤしているので、書き出してもやっぱりモヤモヤしている。 最近やたらと「俺はもうテレビを見なくなった」「テレビなんてつまらん。ニコニコで十分」という主張が見受けられる。けれども個人的には、それは一般的にはいえないと思う。現時点では、作り手自身やその周りの満足を重視したCGMコンテンツが大衆を意識しているテレビ番組に敵っているとは思えない状況にある。例えばその辺で放送されているUustreamの番組やニコニコ動画にあるオリジナルコンテンツをテレビで放送したらどうなるか、考えてみて欲しい。多分、「面白い」と思うのはごく限られた層だけで、視聴者の大半は「つまらない」と感じると思う。何が言いたいかというと、「どのような番組を作れば皆を満足させられるか」という視点があまり重視されていないところに現状のCGMコンテンツの限界があり、動画コンテンツが

    「テレビが面白くない」なんてことはない - Thirのノート
    cubed-l
    cubed-l 2008/03/17
    伝達する媒体の違いでしかないからなぁ
  • 学校裏サイト問題の本質は「いじめ」問題であることを、ほとんどの人が認識していない - Thirのノート

    どうも最近「学校裏サイト」の話題が白熱しているが、多くの人は「学校裏サイト」なるものが「パケット定額」等におされて突然現れてきた物だと勘違いしている。そんな馬鹿な。*1 学校裏サイトは突然出てきた訳ではない。まず最初に起こったのは、インターネット上に生徒のコミュニティが出来てきたこと、だ。つまり現実世界における生徒達のコミュニティが、携帯電話の普及やら何やらでインターネット上にも延長するようになったのである。つまり彼らは「仲良しグループ」をそのまま移植させた形のウェブサイトを作り、そこにある掲示板で、学校で行われている日常会話を自宅でも楽しんだのである。 いじめというのは突発的に起こる。なぜだか分からないけど起こる。だからいじめ問題というのは解決が難しいし、長い間社会問題になっている。現実社会におけるコミュニティがインターネット上に延長されるようになったということは、現実で起きたいじめはネ

    学校裏サイト問題の本質は「いじめ」問題であることを、ほとんどの人が認識していない - Thirのノート
  • 何がサービスを閉鎖的にするのか - Thirのノート

    はてなは閉鎖的だといわれる。同様にmixiも2ちゃんねるもニコニコ動画も閉鎖的だといわれる。では閉鎖的に見える原因はどこにあるのだろうか? ...簡単な話である。そこにコミュニティ的な要素が存在する限り、外部から見たそれは閉鎖的なものに映る。別に真にコミュニティが存在する必要はない。つまり内部の人が「俺、このコミュニティに属しているから」と自覚している必要はない。外部からみてそこにコミュニティがあるように見えれば、直ちにそれは閉鎖的であると判断される。 もちろん、コミュニティの形成要因はサービスによって様々である。代表的な事例は「会員登録制度によるコミュニティ化」と「共通の話題に伴うコミュニティ化」だろう。個人的には前者を「上からの閉鎖性」、後者を「下からの閉鎖性」と呼んで、同じ閉鎖性でも性質が全く異なることを常に意識するようにしている。*1もちろん、はてな2ちゃんねる等の事例もあるので

    何がサービスを閉鎖的にするのか - Thirのノート
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