アメリカ政府は、大統領選挙に向けて、与党、民主党が使用していたコンピューターがサイバー攻撃を受けた問題について、選挙に影響を及ぼそうとしたロシア政府の仕業だと公式に発表し、ロシアを非難しました。 これについて、アメリカ国土安全保障省は7日、声明を発表し、「サイバー攻撃の規模や、手口などからロシア政府の指示で実行されたものだとアメリカの情報機関は確信している」と明らかにしました。 そのうえで、これらの行為は選挙の過程で影響を及ぼす狙いがあると指摘し、ロシア政府を非難しました。 国土安全保障省は、サイバー攻撃で選挙の結果を変えることは極めて難しいという見方を示しましたが、全米の複数の州で選挙に関連するコンピューターシステムもロシアにあるサーバーから攻撃を受けたことなどから、選挙に携わる職員に対して警戒を呼びかけました。 アメリカとロシアの両国は、シリア情勢などをめぐって関係が悪化していて、アメ