厚生労働省は、世代ごとの年金の負担と給付の試算をまとめ、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、ことし70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れる一方、ことし30歳になる世代以降では2.3倍になるという見通しを示しました。 それによりますと、厚生年金に加入するサラリーマンの夫と専業主婦の場合、ことし70歳になる世代は、負担した保険料の5.2倍の年金を受け取れると試算しています。 一方、ことし60歳になる世代は、負担した保険料の3.4倍、50歳になる世代は2.8倍、40歳になる世代は2.4倍と世代が若くなるごとに減っていき、ことし30歳になる世代以降では2.3倍になる見通しです。 また、国民年金の加入者の場合、ことし70歳になる人は、負担した保険料の3.8倍の年金を受け取れるのに対し、ことし40歳になる人以降は1.5倍になるとしています。 厚生労働省は「世代によ