FOMA携帯電話機の外付け充電池として展示されているこの燃料電池の燃料となるのは水と同社が独自に開発した水素発生剤。水素発生剤で水から酸素を抜き出して水素を発生させ、これを発電セルに送ることで水素は水素イオンと電子に分かれる。そして電子が発電セルの燃料極から空気極に移動することで発電する。 ちなみに燃料は水(水素と酸素)が含まれれば、たとえばお茶でもよさそうだが「不純物が含まれるのは好ましくない」とのことでNG。展示されていた試作品に関しては、水と水素発生剤がカートリッジの中にあらかじめ入っており、ユーザーが水を足したりする必要はないそうだ。 このマイクロ燃料電池が注目されている理由は、NTTドコモが従来試作品していたメタノール燃料電池と比較して、4分の1以下のサイズと2倍以上の出力を実現している点である。試作品は幅24×奥行き24×高さ70mm/約45gというサイズ・重量を実現しており、
sesame17曰く、"Skypeキラーとして名高いインターネット電話のGizmo Projectが、日本を含む60カ国の固定電話と米国を含む17カ国の携帯電話への通話料を無料にすると発表した(プレスリリース)。 ただし、無料で通話するには双方がGizmoのアクティブなユーザーであって、かけられる側のProfileに登録されている自宅電話か携帯電話の番号である必要がある。早速インストール、アカウントを二つ取得して片方のProfileにPCなんか持ってもいない親戚の番号を設定したところ、まんまと無料で長電話できてしまった。 どういう、ビジネスモデルで無料にできるのかわからないのだが、大変画期的な事には間違いない。 個人的には、いずれ電話なんてタダ(誤差)になるに決まっていると思っているのだが、ずいぶん前倒しになりそうな予感がする出来事だ。"
RT-Olive : NICT SSTGリアルタイム配信実験とは? 人工衛星「マイクロラブサット1号機」から撮影した地球の写真をリアルタイムで皆様に届ける実験です。今までの実験「マイクロオリーブ実験写真のメール配信」では,撮影画像をメールベースで皆様に送信しておりました.今回,ウェブページで,リアルタイム(*1)の衛星画像をお届けすることにより、今の地球の姿を見ることができ、より身近に宇宙,そして我々の住む地球を感じて頂ければと考えています。また、画像と同時に撮影場所などのデータを様々なXML形式で公開しているため、リアルタイムの衛星画像を使う外部のシステムと連動できます。2006年8月25日午前10時は終了いたしました. 実際に実験で配信した画像のサンプル(2006/08/25 10AMの実験画像) 更新情報 2006.08.30 19:18 : 第2回目の実験データのiTunes +
ジェミノイドは46自由度を持ち、エアーコンプレッサーで駆動する。通信や電源のケーブルは尻の部分から出ており、椅子の軸部分を通して見えないように隠している。本体は石黒氏の全身を型どりしてコピーした。頭部は頭蓋骨の外形をMRIで撮像してコピーしたという。皮膚表面はシリコンゴム製である。本体を作製したのは株式会社ココロ。本体製作期間はおよそ半年で、ソフトウェアに2、3カ月程度かかっているという。 実在の人間とロボット技術とを融合することで、人間の動作やしぐさ、外観をコピー。実際の人間の「存在感」を写し取って、モデルとなった人間が別の場所に同時に存在する、いわゆるテレイグジスタンスを実現する、あるいはそのためには何が必要かを探るテストベット・ロボットとして開発された。 人間の存在感は人それぞれ固有のものである。コミュニケーションにおいては、対話相手が本人の情報を持っているかどうか、どんな相手と喋っ
バーナーズ=リーが18日のアメリカ人工知能学会の基調講演を行ったときに、Googleの検索担当ディレクタのPeter Norvigが疑問を投げかけたという話がZDNetで取り上げられている(Google exec challenges Berners-Lee)。内容は特に目新しくはないのだが、Googleという立場でセマンティック・ウェブの課題に対する考えが述べられているのは、興味深いところ。 基調講演でバーナーズ=リーは、永続的なURIとRDFで情報を識別することの重要性を強調し、これらの仕様を一貫して用いることで、ウェブが本来目指していた協調的な性質をセマンティック・ウェブが獲得できるのだという持論を展開する。その講演後のQAセッションで、最初にマイクを握ったのがNorvigだったというわけだ。 Norvigは、セマンティック・ウェブに反対するわけではないが、Googleの視点からする
液晶パネルそのものについては韓国,台湾勢に押されているものの,それに使う材料では日本メーカーは高い競争力を持っている(Tech-On!の関連記事1)。自動車では,最終製品でも競争力が高いのだから,自動車向けの材料では日本メーカーはとてつもなく強いに違いない---。そう考えながら先週の7月14日,東京駅から新幹線に乗った。行き先は名古屋だ。日経Automotive Technology誌と日経ものづくり誌主催のセミナー「AUTOMOTIVE TECHNOLOGY DAY 2006 summer クルマの軽量化・コスト削減を達成する材料・加工技術の最前線」に参加するためである。しかし,セミナーが始まって講師の方々の話を聴くうちに,どうも様子が違うことに気付いてきた。新素材や新工法の採用事例として紹介されるのは,欧州の自動車メーカーの例が多いのである。 午前中は,GEプラスチック-オートモーティ
坂村健・東京大学教授は,1984年に「TRON」を提唱してから現在の「ユビキタス」に至るまで一貫して,「コンピュータによる人間社会の支援」というテーマにこだわってきた。前編に続く今回は,バーチャルな世界からリアルな世界へのリンクを張ることが次の世界を切り開くと説く。 (聞き手=ITpro発行人 浅見直樹,構成=ITpro 高下義弘,写真=栗原克己) ―― Web2.0やGoogleの躍進を見て,これこそが次世代を象徴する技術,企業,あるいは社会のムーブメントだ,と感じる人も多いようです。 ネットは確かに社会を変えた。しかし,テクノロジーは相互に支え合って存在しています。当たり前のことですが,ネットは光ファイバーを敷設する企業や,ルーターを開発し提供する企業があるから成り立っている。基盤となるテクノロジーが発達したからこそ,ネットが存在するわけです。そしてインターネットが普及したからG
かつてWindows Vistaの3本の“柱”の1つと謳われていたデータベースとファイルシステムの統合テクノロジーWinFSの開発中止が発表された。これはMicrosoftの厳しい社内生存競争を如実に表している。 データベースとファイルシステムの統合を目指したテクノロジーWinFSの開発中止が発表された。 WinFSはかつてWindows Vistaの3本“柱”の1つとして謳われていた目玉機能である。WinFSの構成技術は、SQL ServerおよびADO.NETの将来のバージョンに組み込まれる見込みだ。 WinFSプロジェクトは、変化が激しく競争も厳しい開発の場において淘汰されたといえる。つまり、MSNデスクトップサーチ(現在はWindowsデスクトップサーチ)など同様のソリューションが、WinFSが実現する予定の最たる機能を提供してしまった。 これはMicrosoftの“進化論”型開発
シャープ・亀山工場は、デバイスである液晶パネルの生産から、最終完成品としての液晶テレビの生産に至るまでの「一貫生産」を行なっている、同社デジタル家電事業の中核的拠点だ。 だが、それだけ重要な施設だけに、内部の様子が公開されることは少ない。とくに、液晶パネルの生産棟は、同生産棟の従業員以外、一般社員は一切立ち入りができない厳しい監視体制のなかで運用されている。そこに、同社の液晶パネル生産を支える数多くのブラックボックス技術が蓄積されているからだ。 そして、その隣接地には、同様にパネル生産を担当する亀山第2工場が今年7月から着工の予定で、現在、それを前にした地盤改良工事が進められている。シャープの液晶事業を支えるシャープ・亀山工場を訪ねた。 ■ クリスタルトライアングルを形成
1937年にアメリカのレイクハーストで起きたヒンデンブルク号爆発事故のオリジナル映像です。映像は当時記録されたもので、音声はそのときのラジオ中継のものを使っているとのこと。 閲覧は以下から。 Hindenburg Disaster YouTube - Hindenburg crash さらに他のオリジナルムービーをつけ、画質も改善したバージョン https://www.youtube.com/watch?v=pAqiXWlXOhg ヒンデンブルク号爆発事故の概要についてはWikipediaが詳しいです。 ヒンデンブルク号爆発事故 - Wikipedia 中でも驚きなのはコレ。 ヒンデンブルク号にはアルミ合金『ジュラルミン』が使用され、軽く頑丈に作られていた。当時ドイツではこのアルミ合金を最高機密にし、海外には製造方法を公開していなかった。しかし、同事故現場にたまたま居合わせた日本の住友金属
現在、パソコンで使われているメモリ、いわゆるDRAMは電源を切ると中の情報が消えます。いわゆる揮発性メモリです。ですが、電源を切っても消えないメモリの開発が進んでおり、ついに実用化一歩手前まで来ました。その名を「MRAM」と言います。 このメモリを使えば、ExcelやWordで文書作成中に電源が落ちても、落ちる寸前に戻ることが可能になります。また、速度、容量は今まで以上になり、消費電力はさらに下がります。まさに夢のメモリ。 詳細は以下の通り。 My Way News - Freescale Unveils Magnetic Memory Chip http://apnews.myway.com//article/20060710/D8IOU6C00.html この記事によると、米国モトローラ・インクより半導体セクターのすべての資産を引き継いで分社化した「フリースケール・セミコンダクタ・イン
いわゆるウェブメールをはじめ、「Google Spreadsheet」や「Writely」など、これまでデスクトップ上で動いていたものがオンライン上で再現されてもあまり驚かなくなった今日この頃。ですが、最近MITを卒業した4人の若者が、「YouOS」というウェブOSをつくってしまったという話にはちょっとびっくり・・・というよりも、ある種の不思議な感覚にとらわれました。 このYouOSを使うのに必要なのは、基本的にブラウザだけ。そして、同サイトへアクセスして自分のアカウントにログインすると、ブラウザの画面内にもうひとつのデスクトップが展開されます。左上端には「YOS Stuff」というWindowsの「スタートボタン」に相当するものがあり、これをクリックすると、チャットやメール用ソフト、リッチテキストエディター、ファイルブラウザー、スティッキーズ、FlickrやYouTube専用のRSSリー
What's New PlaceEngineクライアントソフト(Windows/Mac版)の一般公開は終了しています。現在、商業施設や文化施設、工場内など施設内における屋内測位に特化した「PlaceEngine屋内測位ソリューション」として法人向けの提供のみを行っています。(2017/03/31) PlaceEngineデータベースから無線LANアクセスポイント(AP)情報を削除する方法について、APの SSIDの末尾に「_nomap」を追加する方法にも対応しました。[FAQ] 今後も 集合知を利用した無線LAN測位サービス運用におけるAP情報のプライバシーに関して、サービス運用の技術的な側面のみならず、国内外の動向なども鑑みながら、配慮・対応させていただきます。(2012.08.13) ソニー株式会社の「x-アプリ」に搭載されているPlaceEngineに関する情報をFAQに記載しました
イーツリーズ・ジャパンは,専用LSIを用いたハードウエア処理によって,高さ1.5Uのきょう体1台で50万接続まで可能なWebサーバー専用装置「freeocean」を,2006年7月中旬に出荷する。狙いは「負荷分散装置と複数のWebサーバーを組み合わせたシステム全体を1台で置き換える」(イーツリーズ・ジャパン)こと。価格は機能をWebサーバーに限定し同時接続3万2768コネクションまで可能なエントリ機種が400万円(税別),キャッシュ機能を備えた機種が600万円(税別)。販売目標は今期300台。 freeoceanは,HTTP,TCP/IP,イーサネットなどWebサーバーの機能に必要な最低限のプロトコルをFPGA(Field Programmable Gate Array)で実現したWebサーバー専用装置である。ハードウエアによるHTTPサーバー機能に加え,Perl言語処理系やServlet
これにより、1.8インチHDDは600GBに、2.5インチHDDは1.46TBに、3.5インチHDDは7.5TBになるそうです。 詳細は以下の通り。 Make way for the terabyte laptop drive 従来の熱による問題を解決するために、特殊な潤滑剤を開発、既に特許を取得済み。これによって「HAMR(Heat Assisted Magnetic Recording)」技術の限界をさらに突破することに成功したそうです。 なお、Seagateはこの新技術を採用したHDDがいつ出てくるのかについてはまだ言及していません。今年中には出るのでしょうか。とにかく、これでノートパソコンでもテラバイト級のHDDを普通に搭載できる日が近づいた、というわけです。それどころかRAIDもできるんじゃ…。
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