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ブックマーク / robot.watch.impress.co.jp (37)

  • ホンダ、「体重支持型歩行アシスト」の記者会見を開催〜まずは業務支援用として検証を開始

    11月7日、田技研工業株式会社は「体重支持型歩行アシスト」装置の試作機を初公開した。「体重支持型歩行アシスト」は小型シートのついた両脚型のデバイス。使用者(自力歩行できる人)の体重を支えることで、歩行・階段昇降・中腰動作をするときの脚の筋肉、関節(股関節、ひざ関節、足首関節)の負担を軽減する。 大きくシート、フレーム、の3つで構成されている。重量は6.5kg(、リチウムイオンバッテリ含む)。機器に繋がったを履き、シートを持ち上げるだけで、手軽に装着できる。機器体は足の間、内側に配置される構造となっているため幅をとらない。モーターは2つで、一充電稼働時間は約2時間。フレームはカーボンファイバー製である。 ホンダはこれまでも装着型歩行アシスト装置を公開していたが、今回発表されたデバイスは機器を体に固定するベルトもいらないシンプルな構造となっている点が特徴。基的に脚の後ろに来るように

  • コラム: 通りすがりのロボットウォッチャーロボットってどう操縦するの?

    クルマは最終的には“ロボット化”すると、世界的な自動車メーカーであるトヨタは言っている。 現在、世界中に自動車がどれぐらいあるのかわからないが、社団法人日自動車工業会によれば、2005年末で世界全体のクルマの保有台数は約8億9,682万台だという。 少なくとも、これぐらいの数はロボットができるということか。現在の世界総人口は約66億人ぐらいといわれているから、8人に対して1台のロボット、もといクルマということになりますな。 これだけクルマが普及をした理由のひとつに、その操縦方法が世界共通である部分があると思う。 アクセルでエンジンの回転を上げ、ブレーキで停止、クラッチでエンジンからの動力伝達を遮断し、その間にギアを変え、ハンドル操作で左右へ曲がる。これらは世界共通なのだ。 なんともすごいことかもしれない。パソコンの操作方法もOSごとに違うし、電気製品はメーカーごとに微妙に操作が違う。メー

  • コラム: タカラトミー「Omnibot 17μ i-SOBOT」分解・解析レポート

    10月24日に発売されたタカラトミーの「Omnibot 17μ i-SOBOT」。17もの自由度を持ちながら、従来では考えられなかった低価格を実現したロボットトイだが、その構造に興味を持っている方も多いだろう。今回は、約1日という短い時間だったが、i-SOBOTを実際に分解し、可能な限り解析を試みた。写真を中心に、その模様を見ていこう。 ・分解/改造を行なった場合、メーカーの保証は受けられなくなります。 ・この記事を読んで行なった行為(分解など)によって、生じた損害はRobot Watch編集部および、メーカー、購入したショップもその責を負いません。 ・内部構造などに関する記述は編集部が使用した個体に関してのものであり、すべての製品について共通であるとは限りません ・Robot Watch編集部では、この記事についての個別のご質問・お問い合わせにお答えすることはできません。 体はエネルー

    cx20
    cx20 2007/11/08
    解析しすぎ(笑)
  • テムザックとマイクロソフトが協業~Microsoft Robotics Studioを使ってソフトウェア部品を共通化

    9月7日、株式会社テムザックとマイクロソフト株式会社は、ロボットアプリケーション開発ツール「Microsoft Robotics Studio」を使ったソフトウェア部品の共通化で協業すると発表し、記者会見を行なった。産学官で開発されているさまざまなロボット間の相互運用性を向上させることで、研究プロジェクト間の技術交流、用途開発を促進することがねらい。 テムザックは自社のロボットの「Microsoft Robotics Studio」への対応を進め、共同研究先の大学や部品ベンダーにも「Microsoft Robotics Studio」ならびに「Microsoft Robotics Studio」が採用している「分散システムサービスプロトコル(DSSP)」の採用をよびかける。マイクロソフトは「マイクロソフト・イノベーション・センター」を通じ、テムザックに対して画像認識や機械学習などの応用ソフ

  • fuRoとL.E.D.、8本の脚・車輪を持った移動ロボット「Halluc II」を発表

    7月25日、千葉工業大学未来ロボット技術研究センターとリーディング・エッジ・デザイン(L.E.D.)は、「多関節ホイール・モジュール」を使用した移動ロボット「Halluc II(ハルク・ツー)」を発表した。2003年11月に1号機が発表された、ロボット技術と自動車技術を融合したプロジェクト「Hallucigenia(ハルキゲニア)」の次世代機。 「Halluc II」は全長80.5cm、重量20kg。8の脚・車輪を持った移動ロボット。自由度は40(関節32、タイヤ8)。足ひとつにモーターが7個ついており、脚・車輪ロボットとしては最多クラスの56個のモーターを持つ。一部の関節はダブルモーターとなっており、パワーを稼ぐと同時に、ギヤのがたつき(バックラッシュ)を減らしている。また2つのモーターを協調動作させており、たとえばそれぞのモーターをタイミングをわずかにずらして動かすことで、よりすばや

  • 働く人間型ロボット「HRP-3 Promet Mk-II」発表

    6月20日、川田工業株式会社、独立行政法人産業技術総合研究所(産総研)、川崎重工業株式会社は、防塵・防滴機能を備え、実環境で働く人間型ロボット「HRP-3 Promet Mk-II」を開発したと発表し、川田工業のハンガーにてデモを行なった。 「HRP-3」は経済産業省の技術開発プロジェクト「人間協調・共存型ロボットシステム(Humanoid Robotics Project、HRP)」のあとを受け、NEDO技術開発機構による「基盤技術研究促進事業(基盤促)」の一環として開発されたロボット。人間型ロボットが実際の環境で働くために必要な基盤技術の開発を行なうためのロボットだ。2005年9月には、プロトタイプ「HRP-3Pを発表していた」。 今回発表された「HRP-3」は、3の指を持ったハンドと手首の回転自由度を付けて作業性を向上させ、HRP-2の外装デザインを行なったデザイナー・出淵裕氏によ

  • ロボット化する建設機械の可能性~本当の屋外現場で活躍する「ロボット」たち

    5月24日、社団法人土木学会建設用ロボット委員会主催による、第24回建設用ロボットに関する技術講習会が土木学会土木会館にて開催された。テーマは「災害復旧に役立つ建設用ロボットを目指して」-最新のロボット技術の動向とその可能性について-。 建設用ロボット委員会は1985年に発足し、建設分野における自動化・ロボット化を推進する活動を行なっている。建設用ロボット委員会委員長の神崎正氏は、「自動化、システム化に加えて情報化というキーワードが最近は加わっている」と状況を概説し、「技術を生かした会社がこれからは生き残る」と述べた。 始めに東京工業大学大学院 機械宇宙システム専攻教授の広瀬茂男氏から「東工大での屋外作業用ロボット開発の現状と未来」と題した基調講演が行なわれた。ヘビロボット、歩行ロボット、クローラ型ロボット、そして地雷探査ロボット研究の現状について講演した。広瀬氏は一貫してロボット技術を屋

  • コラム: 通りすがりのロボットウォッチャーハッキリ話そうロボット君

    ロボットと人間の関係を考えると、コミュニケーションが楽しいと思える。人間は、言葉はもちろん、言葉以外の身振りや表情や声の変化によるコミュケーションをしているわけだが、ロボットの場合には「声」によるコミュニケーションが大きな比重をしめるだろうね。 さて、その「声」を考えると、いまだにロボットの声はいまひとつな感じだ。 ロボットに話をさせる方法は2つある。 ひとつは人間が話した言葉を記録しておく。そして、それらの言葉の組み合わせで話をさせる方法だ。 もうひとつは音声合成をして、話をさせる方法となる。これは後者の方が自由度は高い。 しかし、声というか、言葉というか、それが音声合成系ではわかりづらい。はっきりとした自然な音声とはならないのである。 その点、人間の声を録音して組み合わせる方式は、はっきりとした言葉となって伝わる。だが、臨機応変に会話をするとなると、ものすごい語彙の種類とデータ容量が必

    cx20
    cx20 2007/04/16
    確かに合成音声は昔から同じ声のような気がする・・・。
  • 【やじうまRobot Watch】バンダイ、25万ドル相当の「純プラチナ製 ガンダム」を製作

    株式会社バンダイは29日、GINZA TANAKA(田中貴金属ジュエリー株式会社)と共同で「純プラチナ製 機動戦士ガンダム[GUNDAM FIX PLATINUM]」を製作したと発表した。販売は予定されていないが、参考価格は25万ドル。 純プラチナ(Pt1000)を使った89のパーツからなるフィギュアで、全長約125mm、重量は1.4kg。頭部のカメラアイには0.15カラットのダイヤモンドを使用している。2004年にバンダイが、GINZA TANAKAへキャラクターを活用した新しい取り組みを提案したことがきっかけで、製作が始まった。アートディレクションはカトキハジメ氏。デザインから製作までに2年を費やしたという。 同社では、時代を超えた人気を誇るキャラクターを、純粋性、希少性、永続性の象徴とされる純プラチナを使用し、永遠に白く輝き続けるプラチナで再現することにより、ガンダムの持つ魅力と輝き

  • 「第1回水中ロボットフェスティバル」レポート

    10月21日、神戸大学 深江キャンパスのスイミングプールにて、第1回水中ロボットフェスティバルが開催された。 主催は、テクノオーシャン・ネットワーク、社団法人 日船舶海洋工学会、独立法人 海洋研究開発機構、財団法人 神戸国際観光コンベンション協会、財団法人 地球科学技術総合推進機構。 地球上の7割は水に覆われている。我々を取り巻く環境を理解し、地球と共存していくうえで、湖水・河川や広大な海洋の調査研究は欠かせない。リモートセンシングも遠隔操縦も難しい水中の調査において、ロボットに期待される役割は大きい。 水中ロボットは、深度によって変化する水圧、波や流れがある中での姿勢制御など、陸上で活動するロボットとは異なる面で難しい問題が多い。また、開発にあたって、気軽に試験できる場所が非常に少ないという悩みも抱えている。 現在、水中ロボットについては学会活動のほか、一部の地域でコンテストや技術交流

  • コラム: 通りすがりのロボットウォッチャー自転車に乗ってゆっくりと未来へ

    今や、普通に考えることもなく自転車に乗っている人も、最初は乗れなかったはずである。はるか昔の記憶を思い出してもらいたい。練習してこけていた日々のことを。 ● 自転車に乗れるまではなかなか大変 さて、自分の場合だが……。 公園の片隅で子供用の自転車にまたがる。後ろから兄が「それ、いくよー」と押してくれる。とろとろと前進し、フラフラと少し進んで転倒してしまう。 こうした練習を繰り返してもなかなか自転車には乗れない。そのうち、転倒すると痛いことが恐怖心に変わり、押されるとしばらくして転倒するという仕組みを学習すると、「もう押さなくていいよー」などと泣き声になってしまう。 こうして恐怖心でいっぱいになってしまうと補助輪をつけてもらうしかない。 後輪のハブ軸から左右へのびた小さな車輪がつけられる。そして、ガラガラガラと音を立てて走るガキとなるのだ。 走ればガラガラガラと音を立てているが、いつの間にか

  • リアル人体型ロボット「アクトロイド」がスラリ足自慢&小顔に

    株式会社サンリオの関連子会社で、「動刻」と呼ぶロボットの開発、企画制作などを行なっている株式会社ココロは、リアルな外見を持ち、空圧で動作する人体型ロボット「アクトロイド」の新型「アクトロイド-DER2」を、サンリオ社で開催中の新製品内覧会で公開した。 既にレンタル事業を行なっている「アクトロイド-DER」の2台目となる。なおDERとは「ドラマティック・エンターテイメント・ロボット」の略称。 「アクトロイド-DER2」の人体部分の身長は165cm。可動箇所は47点。表情だけではなく手足を動かしたり体をひねることもできる。アクチュエーターはココロが独自に開発した「エアサーボシステム」が用いられている。ココロ独自開発のサーボバルブを経由して空圧でアクチェータを精密に制御するもので、小型かつ低騒音で、なめらかな動きを実現した。 「DER2」は、さらに小型のシリンダーを使うことによって、以前のバー

  • 産総研、全方向ステレオカメラを搭載したインテリジェント電動車いすを開発

    9月20日、独立行政法人 産業技術総合研究所(産総研)は、全方向の3次元情報をリアルタイムに取得して衝突防止や段差確認を同時に行なえる「インテリジェント電動車いす」を開発したと発表した。搭乗者のジェスチャーや乗車姿勢異常を検出して緊急停止したり、無線LANあるいは携帯電話網を使って外部に通知することもできる。 開発したのは情報技術研究部門の坂上勝彦部門長と、同部門ユビキタスビジョン研究班の佐藤雄隆研究員。科学技術振興調整費「障害者の安全で快適な生活の支援技術の開発」の一環として、厚生労働省国立身体障害者リハビリテーションセンター研究所と共同で開発した。 同プロジェクトでは車椅子のインターフェイス技術や電動車椅子の知能化に関する研究を行なっているが、今回の発表はそのなかの一環で、全方向ステレオカメラを使って車椅子のまわりの危険を検出して停止する技術を実現したもの。 現在のモデルは車用の鉛蓄電

  • コラム: 通りすがりのロボットウォッチャーロボットデザイン考1 ロボットの姿の変遷

    ロボットは誰がデザインするのがいいのだろう? 機械だから工業デザイナーなのか? 機能を追及するとエンジニアなのか? アニメのメカデザイナーなのか? ファッションデザイナーなのか? 考えると夜も眠れず昼寝してよだれを垂らすこととなった。 夏の暑い盛りの昼寝はこたえられないね。 なことしてる場合ではなく、ロボットのカタチは誰が作るのがいいのかということをすばやく書かねばの娘だ。 自分で言うのも恥ずかしいが、オレはSFイラストを描いている(当人はまだ現役のつもり)。となると、SFに登場する見たことのないメカも描かなくてはならない。ロボットもそれらのひとつだった。 ロボットはどういう姿をしているといいのか、それはとても気になった。小説のなかで書かれている機能を実現する形がいいのか、そんなものは関係なく見栄えのするものがいいのか、実在しておかしくないものがいいのか、つきつめて考えると1mmの線も描け

  • トイザらス、新恐竜型ロボット「ロボザウルスNEO」を国内販売

    トイザらス株式会社は、恐竜型ロボット「ロボザウルスNEO」を、9月15日より同店店舗及び同社通販サイトで販売を開始する。価格は9,999円。 2005年10月に国内販売を開始した「ロボザウルス-TR441J」に続く製品。AIを搭載し、赤外線センサーによる動体感知や障害物の回避、ステレオサウンドセンサーにより、拍手など大きな音に反応して音源に向かって走る動作などもできる。 歩行は、従来のロボザウルスが二足歩行のみだったのに対し、二足/四足のどちらでも可能で、走る/歩くのほか、ジャンプも可能。 動作モードは、ロボザウルスNEOが自律で歩き回る「自由歩行モード」、前後左右の移動や首や尻尾の動作、噛む動作を操作できる「リモートコントロールモード」、音や動きを感知して、侵入者を威嚇する「防御モード」、20種類までの動きをあらかじめ設定し、順番に実行させる「プログラムモード」などのほか、付属のヘル

  • コラム: ロボット業界キーマンインタビュー東京工業大学 広瀬茂男教授

    東京工業大学教授の広瀬茂男氏は、「役に立つロボットを作ること」を常々提唱している一人だ。これまでに歩行ロボット、ヘビ型ロボットなどのほか、さまざまなロコモーション(移動様式)を模索しながら、地雷探査用ロボットやレスキューロボットそのほかを研究開発してきた。ロコモーションに一つのこだわりをもってきたのは、さまざまな解があり得るからだという。 広瀬氏は、アミューズメント的なものも確かに商品にはなるかもしれないが、長期的な産業になるのは、あくまで実用ロボットだと考えている。そして「ロボットには過度の期待がありすぎる」と感じているという。「狼少年のように『すごいロボットがすぐできる』と言ってもう何十年。うまくやらないとロボット全体が失望をもって受け止められてしまう」と警鐘を鳴らす。 もともと自身のことは「ロボットの研究者」というよりは「人の役に立つ物を作るエンジニア」だと位置づけている。「ロボティ

  • ZMP、iPodを搭載可能なロボット音楽プレーヤー「miuro」を受注開始

    miuro(ミューロ)。左右の車輪部分の空間の中にメインスピーカ、両側面に中低音スピーカを配置している 8月31日、株式会社ゼットエムピー(ZMP)は、ロボット技術を活用したネットワーク音楽プレーヤー「miuro(ミューロ)」を開発、同社ウェブサイトで受注予約を開始したと発表し、記者会見を行なった。初回出荷予定は12月、体価格は108,800円。 「miuro」は重量5kg、全長34cm。2輪で自律移動するステレオ・ミュージック・プレーヤー。名称は「Music innovation based on utility robot technology」の略称。「ロボット技術により新しい音楽の楽しみ方を提案していきたいという思いを込めた」という。 無線LAN(IEEE 802.11b/g)を搭載し、ネットワークに無線接続することで、ネットワーク内のPC上に保存された音楽ファイルを再生したり、

  • コラム: 洋ロボ「ロボパピィ」レビュー

    「ロボパピィ」、読者のみなさまはご存知だろうか。アメリカでは約3ヶ月で50万台も売ったという、ペットロボットである。国内では、日トイザらスが同社の店舗とオンラインショップで販売している。販売されている場所が限られているので、あまり目にする機会のないロボットだ。今回、ROBOT Watchで一台購入したので、ROBOT Watch的(というよりロボットマニアな筆者の)視点からレビューをお送りしたい。 ● まずは構造。独特なデザインだが、実は機能的 まず目を引くのが、そのデザインだ。ロボパピィは名前の通り(puppy=子犬)、犬をモチーフとしているのだが、細い足はリンク機構そのもので、一見すると少々異質な印象を受ける。それもAIBOのような「ロボット的」な印象ではなく、細い足はむしろ、ギーガーデザインのエイリアンを彷彿とさせる。 しかし、電源を入れてしまうと印象は変わってくる。ロボパピィは倒

  • 夏休みロボット展示会「こども未来博」レポート

    札幌商工会議所創立100周年記念事業の一環として『こども未来博』が、札幌の月寒グリーンドームにおいて7月29日(土)~8月20日(日)の会期で開催された。 ドーム周辺に設けられた展示館や広場でも、科学技術や自然、防災などに関したさまざまな展示・実演が行なわれていたが、やはりメインはセンタードームのロボットゾーン。トヨタのi-unitやパートナーロボット、愛知万博プロトタイプロボット展で登場したロボットを中心に、多数のロボットがそれぞれのブースやドーム中央のステージでデモンストレーションを行ない、来場した子ども達の歓声を浴びていた。 夏休み期間中であり、またステージでデモを行なうロボットを中心に会期中にロボットの入れ替えが何度か行なわれたので、二度、三度と来場する子ども達も多かった。レポートでは8月10日の会場の様子を、画像を中心に紹介する。

  • コラム: 人間とロボットの間に横たわるモノは?

    「男と女の間には」とくれば、その後に持ってくる言葉でイメージががらりと変わってくる。「2のストローの入ったグラスがある」なんてのはかわいらしいが「10000光年の孤独がある」となると寂しい。朝まで枕をかかえて泣いちゃうよという気分になるね。 そして『朝まで生テレビ』で、酔っ払いの作家として暴れていたあの野坂昭如氏の歌った『黒の舟歌』では、能 吉利人氏の書いた歌詞は「深くて暗い川がある」と続く。いやまぁ、絶望的な感じだね。 井筒和幸監督の映画『パッチギ!』では、主人公の松山康介は「シュワッチ!」と叫び、あこがれの女性、キョンジャのもとへと夜の暗い川をどんどんと泳いで渡ってしまったが、何か超人的な力か、大いなるカン違いが働かないと渡れない川のようだ。 ● 人間が感じる不気味の谷とは 人間とロボットとの間にも、深くて暗い川、じゃなくて「深くて暗い谷」がある。それは『不気味の谷』と呼ばれているも