11月12日、政府が消費税率10%への再増税を先送りしても、2015年度に基礎的財政収支の赤字を半減させる財政再建目標は達成できる見通しであることが複数の政府関係者への取材でわかった。財務省のビル。2011年8月撮影(2014年 ロイター/Yuriko Nakao) [東京 12日 ロイター] - 政府が消費税率10%への再増税を先送りしても、2015年度に基礎的財政収支(プライマリーバランス)の赤字を半減させる財政再建目標は達成できる見通しであることが12日、複数の政府関係者への取材でわかった。 政府の財政再建目標では、15年度に基礎的収支の国内総生産比(GDP)赤字を10年度(6.6%)に比べ半減させるとしている。20年度には、これを黒字にする目標も掲げている。 これまでは消費税率を10%にすることが「赤字半減」の大前提だった。ただ、日銀の追加金融緩和などで円安、株高の流れが強まり、大
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