交通事故の死者数が年々減少するなか、40代と50代の中高年でオートバイを運転中に事故で死亡した人は、10年前の2倍近くに増えていることが分かりました。警察庁は、年齢を重ねてから再びオートバイに乗り始める「リターンライダー」の増加が背景にあるとみて、対策に当たることにしています。 警察庁によりますと、去年1年間の交通事故の死者数は全国で4373人と、13年連続で減少しています。 このうち、40代と50代の中高年でオートバイを運転していて事故で死亡した人は170人に上り、10年前の平成15年と比べて2倍近くに増えていることが分かりました。 ことしも中高年ライダーの事故は相次いでいて、6月までの半年間で86人が死亡し、去年の同じ時期より15人多くなっています。背景には、仕事や結婚などを機にオートバイに乗らなくなった人たちが、年齢を重ねて時間的にも経済的にも余裕が出来たことで再びバイクに乗る、「リ
百貨店大手の三越伊勢丹が来春から、国内の販売担当の社員を対象に、販売実績に応じた成果給制度を本格導入することがわかった。 同社には年間1億円以上を売り上げる販売員もいるが、現在は優秀な人でも年収1000万円に満たない。今後は、最も優秀な販売員は、年収が役員並みの水準になるようにしたい考えだ。 販売員のやる気を高め、サービスの質の向上を図る。小売業界ではコストを減らすため販売員の賃金は比較的抑えられがちだ。成績をそのまま給料に反映させるのは極めて珍しい。 販売実績の高い上位数十人の社員を対象に2015年度から導入し、16年には販売担当の社員に幅広く適用する方針だ。売り場や取扱商品などを考慮したうえで実績に応じた給与を支払う。 同社首脳は「役員並みに給与をもらう販売員もいてほしい」と話している。
高齢者や主婦を新たな労働力として確保しようと、人手不足が深刻な飲食業や小売り業で勤務日数や時間を限定した求人が急増しています。 東京の人材サービス会社では、1日の勤務が3時間以内という短時間のパートやアルバイトの求人の扱いが急増していて、人手不足が深刻な飲食店やコンビニ、ガソリンスタンドなどが多くを占めているということです。 このうち埼玉県内にある大手ディスカウントストアの店舗では、ことし6月から、週に3日、早朝の2、3時間だけという短時間のアルバイトの求人を出したところ、高齢者を中心に20人を採用できたということです。 アルバイトを始めた69歳の女性は「仕事をしたあとに家の用事ができるので、短時間のほうが都合がいいし体力的にも安心です」と話していました。 人材サービス会社の宇佐川邦子リサーチセンター長は、「何とか人手を確保したい企業と、長時間は働くことができなかった高齢者や主婦などのニー
Paul Krugman, “Economists as Entertainers,” Krugman & Co., December 26, 2014. [“The Oz Effect,” The Consciece of a Liberal, December 20, 2014.] 芸人としての経済学者 by ポール・クルーグマン Christopher Gregory/The New York Times Syndicate イギリスの研究者たちによると,ドクター・オズが語っている健康アドバイスの半分以上は,根拠レス(主張を支える根拠がない)か,間違っている(根拠は彼の言い分と矛盾している)んだそうだ.Vox のジュリア・ベルズが言うには,意外でもなんでもないとのこと:「なにより,オズは娯楽産業の人間だ」と彼女は書いている(リンク). でも,今回の要点はそこじゃない.要点は,娯楽産業
21世紀の資本 作者: トマ・ピケティ,山形浩生,守岡桜,森本正史出版社/メーカー: みすず書房発売日: 2014/12/09メディア: 単行本この商品を含むブログ (107件) を見る ピケティについて、訳者としていろんなところで話をきかれるんだが、だいたい出てくる話は同じ。ツイッターとかで、ピケティに仮託してあれこれ言う人たちの言うことも似たり寄ったり。その一方で、本当に重要とか鋭いとか思われる質問をする人はあまりいない。 そんなことで、とりあえずFAQをまとめました。長い本なので、部分的に取り出せばどんな意見でも裏付けは出てくるだろう。でも常に本全体の文脈や、話全体の文脈は理解してものを言いたいものです。ピケティのあの本は、「理屈はどうあれデータ見たらこうなってるんです」というのが最大の強みでもあり、それが一方で部分的な弱みにもつながっている。一方で、あの本の記述がピケティの見解のす
「夢の細胞」をめぐる一連の騒動は一体、何だったのか―。26日、理化学研究所の調査委員会は小保方晴子(おぼかた・はるこ)氏(31)による捏造(ねつぞう)をあらためて認定し、STAP細胞がなかったことはほぼ確実とした。前代未聞の不正に社会は揺れ続け厳しい目が向けられたが、寛容さが失われた今の時代の断面が表出したとみる識者もいる。 「『研究犯罪』とでも言うべき許されない行為。 多くの国民を振り回し、科学への不信感を抱かせた」。教育評論家の尾木直樹(おぎ・なおき)法政大教授は手厳しい。研究成果の発表当初は、再生医療の新たな展望が開けると大きな期待が寄せられていたことも重大視。「患者にいったん望みを持たせておいて、それを破壊した。こんな残酷なことはない」と批判する。 理研調査委の報告書については、全容解明には至らなかったが、「一つの着地点になったと思う」と評価。一方で、STAP論文共著者の一流の研究
アルマース @_Almaz_ 調べた。 まず、この人が「フランスの政府機関」と言ってるサイトは「フランス国立科学研究センター」ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%95… の「渡航注意国一覧」。 上の方に「理由は外務省のサイトで調べろ」と書いてある。(続く アルマース @_Almaz_ 前のPOSTからの続き) で、こちらがフランス外務省の日本に関する注意すべき点のページ。 diplomatie.gouv.fr/fr/conseils-au… 翻訳すると、 「デング熱症例はそれ以来、8月27日、2014年に東京の中心部に影響を与え(以下略)」 はい、デング熱に気をつけろ、ですね。(続く
イスラム国躍進の構造と力 『公研』2014年10月号 「対話」 池内恵 VS 山形浩生 山形:イスラーム国の人たちの言動や行動を見ると、ずいぶんと前近代的で昔に戻ったかのような印象を受けます。その一方で彼らの意識には、中東の民主化への動きとも言える「アラブの春」が大きく関係しているのだと思います。池内さんは今回のイスラーム国の登場と「アラブの春」の関係をどのように捉えていらっしゃいますか。 池内:「アラブの春」が一回りしたことで中東地域に生まれた環境は、イスラーム国にとって非常に都合の良いものになりました。その環境と言うのは、中央政府の揺らぎ、弱体化であり周辺領域の統治の弛緩です。そこに、元来イスラーム国が依拠するイスラーム過激派の戦略論がぴたりと合わさった。9・11テロに対して、アメリカは大規模な対テロ戦争を展開し、イスラーム過激派は軍事的にも情報的にも経済的にも追い詰められました。それ
前回エントリで触れたように、ブランコ・ミラノヴィッチがアセモグル=ロビンソンに批判的なエントリを書いていたので、そこで取り上げられていた3つのポイントを紹介してみる。 アセモグル=ロビンソンはピケティが制度を完全に無視したと言うが、米国やフランスやその他の国における格差の変化に関するピケティの説明のかなりの部分が、所得税率や相続税率の上げ下げ、奴隷制の廃止といったまさに制度的な話だったことに鑑みると、この批判は理解に苦しむ。実際のところ、その批判はまったく不誠実なもので、最初にピケティをマルクスと等値した上で、制度を無視した点でマルクスを批判し、ピケティが制度を無視した点についてはせいぜい一つか二つの例しか挙げていない。そしてピケティの「基本法則」を槍玉に挙げているが、「基本法則」(実際には恒等式や動学的均衡条件なのだが)を持っていることは制度を無視していることを意味する、という極めて奇妙
VRゲームの時代はやってくるのか? Oculus RiftにProject Morpheus,Project NEO,そしてCardboardまでVR HMD動向総まとめ 編集部:aueki Oculus VRが仮想現実(Virtual Reality)対応ヘッドマウントディスプレイ(以下,VR HMD)「Rift」を発表して以来,業界的にこれらの新デバイスに向かう傾向が加速している。2014年度では,SCEが「Project Morpheus」(以下,Morpheus)を発表して注目を集め,Oculus VRの第2世代開発キット(以下,DK2)がリリースされて,より現実的な形でのVRの展開が見えてくるようになった。 Xbox Oneを擁するMicrosoftも「Project NEO」というVR HMDを開発中と伝えられており,業界はこぞってVRに新天地を求める勢いだ。来年にはもっと本格
(CNN) フランスの著名な俳優ジェラール・ドパルデュー氏は5日までに、フランス国籍を放棄し、友人でもあるロシアのプーチン大統領が大統領令で付与したロシア国籍を受け入れると発表した。ロシア通信が報じた。 ドパルデュー氏の行動については仏社会で賛否両論が出ているが、同国の有名な女優で動物保護の運動家でもあるブリジット・バルドーさんも、仏東南部リヨン市の動物園でのインドゾウ2頭の安楽死計画が実行されたらロシア国籍の取得を申請するとの考えを明らかにした。 バルドーさんは声明で、安楽死が行われれば「動物の墓地」にも等しくなる母国を去る決心を固めたと表明。オランド仏大統領に対し、ゾウ助命への介入を求めた。 ドパルデュー氏による国籍変更は、社会党政権を率いるオランド仏大統領が富裕層を狙った高率所得税への反発がきっかけ。実業家の富豪としても知られるドパルデュー氏は既にベルギーに移住し、昨年12月中旬にフ
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