[ニューヨーク 30日 ロイター] 米マイクロソフトMSFT.Oのビル・ゲイツ会長は、インターネット検索サービスの米グーグルGOOG.Oについて、携帯電話向けソフトの市場では、同社を脅かす競争相手になると考えていないことを明らかにした。ニューヨーク・タイムズ紙の電子版が30日に伝えた。 ゲイツ会長は同紙で「グーグルがこれまでに市場に投入した商品のうち、幾つが利益を上げているだろうか」と指摘。携帯電話向けソフトでは、グーグルがマイクロソフトの市場シェアを奪う可能性は低いとの見方を示した。 同紙によると、現在マイクロソフトが市場シェア10%前後を持つ携帯電話向けソフト市場に、グーグルが自社開発ソフトでの参入を準備しているとの観測がある。 マイクロソフトとグーグルのいずれからも今のところコメントは得られていない。