米Googleは米国時間12月4日,ユーザーの過去の検索行動にもとづいて検索ランキングを調整するパーソナライズ検索「Personalized Search」を“すべての”ユーザーに提供すると発表した。ユーザーがGoogleのサービスにログインせずに検索機能を使う時も同機能を有効にするもので,世界約40言語のサービスに適用する。 これまでPersonalized Searchは,ログインしているユーザーだけを対象としており,さらに,ユーザーがアカウント設定でWeb History(ウェブ履歴)を有効にしている場合だけ適用されていた。新たに開始したPersonalized Searchでは,ログオフ時にもブラウザのcookieを使うことで,最長180日間の過去の検索行動をもとに,検索結果の表示順位を変更する。検索結果ページの右上には,従来と同様に,Web History(ウェブ履歴)へのリンク