来日中の米グーグルのドラモンド上級副社長は12日、日本法人を米国以外で初の災害復旧の支援拠点としたことを明らかにした。東京都内で記者団の取材に応じた。今後アジアで地震や台風などによる大規模災害が起きた場合には、日本法人が中心となって復旧、復興活動を支える。 具体的には、インターネットを通じて被災者の安否情報や電力、ガス、水道をはじめとするインフラ関連情報などを伝える。さらに被災地の航空写真や、衛星写真なども提供していく方針だ。 ドラモンド副社長は東日本大震災の被災地支援を継続することも表明。街並みの写真をネット上で見ることができる「ストリートビュー」を活用して、被災地の風景を記録する取り組みを続けていく。