ブックマーク / satoshi.blogs.com (17)

  • 米マイクロソフト本社で目の当たりにしたビル・ゲイツの決断力

    6月1日発売の『なぜ、あなたの仕事は終わらないのか スピードは最強の武器である』には、いくつかマイクロソフト時代のエピソードが書かれていますが、これもその一つです。この「シカゴ対カイロ」の社内抗争はマイクロソフト時代の思い出の中でも、筆頭のものです。 ◇ ◇ ◇ ビル・ゲイツの意思決定は光速 ビル・ゲイツが仕事で重要視していたのは、"光速"と言っても過言ではない迅速な意思決定です。これについては、どのくらい迅速だったかを象徴するエピソードを紹介します。 あれは忘れもしない1995年1月、シアトルの冬らしい小雨の降る昼下がりのことでした。米マイクロソフト社内にはOSの開発に関する派閥争いがありました(OSとはマイクロソフトで言うWindows Vistaだったり、アップルでいうところのOS Xなどのパソコンやスマホを動かすための基ソフトのこと)。"カイロ"というグループと"シカゴ"という

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    dadabreton 2016/06/08
    前にこの人のシカゴ対カイロの話を読んだときも思ったんだけどNTチームとの関係をちゃんと書いてくれないとどうしても「俺スゲー」のためにうまく抜き出してる気がする。
  • 反面教師としての三木谷発言

    kobo touch の初期不良問題に対する三木谷氏の発言にはあまりにも学ぶことが多かったのでひと言。ソースは、日経ビジネス Digital の「細かいことで騒いでいるのは少数派ですよ」という記事。 特に問題なのは冒頭の、 ――色々トラブルが起きましたが現状は。 三木谷:いや、いいですよ。初期設定の問題で細かいトラブルはあったけど、2日以内に解消できたし、コールセンターも24時間対応にしたし。アクティベーション(利用できる状況にセットアップすること)した人が購入者全体の95%を超えていますからね。そして、何よりコンテンツが売れまくっている。出版社の人に聞いてみたほうがいいですよ。僕は出版社の驚きように驚いている状況です(笑)。  販売台数は10万台弱程度で、年内目標は100万台。だいたいそこまでいけそうです。やはりユーザーインタフェースがいいんですよね。直感的にできるし、変なボタンもないし

    dadabreton
    dadabreton 2012/07/30
    原発に関係ないと今でもまともなことが書けるということがわかった。
  • 高速増殖炉「もんじゅ」に関するジャイアンとのび太の会話

    米エネルギー副長官のポネマン氏が日を訪問したそうである(参照)。このタイミングで来ることにはとても重要な意味がある。二国間の会話を、ジャイアンとのび太の間の会話に例えると、こんな感じになる。 ジャイアン:のび太、お前まさか、もんじゅを諦めようなんて考えていないよな。 のび太:そ、そんなことないよ。 ジャイアン:それならよし。もんじゅは、二国間の共同プロジェクトなんだから、勝手に辞めてもらってはこまるんだ。 のび太:分かってるよ。でも、福島の事故以来、みんな核アレルギーになっちゃって、もんじゅのことも、とても怖がっているんだ。 ジャイアン:そりゃそうだよ。今から高速増殖炉を米国内で作ろうとしたら猛反対を受けるさ。だからこそ、もんじゅが大切なんだよ。 のび太: でも、それって... ジャイアン:ずるいっていうのか。お前、誰が北朝鮮中国からの脅威から守ってやっていると思っているんだ。 のび太

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    dadabreton 2012/07/26
    全然ジャイアンらしくも、のび太らしくもないんだけど。
  • 紫陽花(あじさい)革命とは: Life is beautiful

    複数の知り合いから紫陽花革命に関して質問されたので、Wikipedia 風に書いてみた。引用は自由にしていただいて結構である。 紫陽花(あじさい)革命とは 2012年に、原子力規制庁の設立、ストレステストの2次評価、を待たずに原発再稼働を進めようとする野田政権・経産省に反対して日で起こった民主化運動(*1)。一人の青年のTwitterを通した呼びかけで、数多くの人々が毎週金曜日に総理官邸前に集結して原発再稼働の反対を訴えている(現在進行形)。その背景には、ひとたび事故を起こせば簡単には収拾出来なくなる原子力発電への不安だけでなく、原子力ムラに代表される霞ヶ関と産業界との癒着体質と、そこに作られた利権構造に対する国民の不信感がある。 当初、テレビ・新聞などの大手マスコミが自主的な報道規制によりデモの存在を無視し続け、インターネット・メディアのみでこのデモの様子が報じられる、という異常な事態

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    dadabreton 2012/07/02
    この人、原発関係となると「理科系」とは思えない書き方になるよね。Wikipedia風に書くなら「中立的な観点」「検証可能性」「独自研究は載せない」は念頭に置いて書こうね。
  • アップルを単なる「特異点」と見なすべきではない

    先週、「エンジニアType」というところからインタビューを受けた。インタビュー記事は 「『Why?』のある企業だけが生き残る」中島聡が語る"3度目のワールドシフト"の正体 としてに掲載されているので、ぜひとも読んでいただきたい。 テーマが「ポスト・ジョブズ時代の新ルール」というインタビュー。ちょうど良い機会なので、インタビューの前にアップルの成功とその意味について、徹底的に考えて準備しておいた。そこで私がたどり着いた結論は、「日メーカーの収益が悪化していること」と「アップルの成功」は二つの別次元の現象として捉えた方が良いということ。 日メーカーの最近の低迷は、市場のグロバール化により加速された自由競争が一番の原因である。ミクロ経済学が予想するように、市場が自由競争状態に近づけば近づくほど、利益率はゼロに向かって収束する。テレビが「誰にとっても儲からないビジネス」になっているのは、まさに

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    dadabreton 2012/04/03
    いやジョブズ復帰以降のappleは徹底的な価格競争力指向だよ。初代iMacも当時としては安かったし、初代iPodも容量からすれば破格の安さだった。今もT型フォード的な少品種大量生産による部品調達力に支えられた高利益率。
  • エルピーダの破綻とインサイダー取引と

    国が産活法を適用して300億円突っ込んでまで救済しようとしていたエルピーダがついに破綻した。それも、経産省内でエルピーダの再生に力を入れていたという元エネ庁審議官木村雅昭が株のインサイダー取引で逮捕されてからわずか1ヶ月後のことである。 エルピーダに関する重要なイベントを時系列で並べるとこうなる。 1999年 NECと日立製作所のDRAM部門が統合し、NEC日立メモリとして設立 2000年 エルピーダメモリに商号を変更 2003年 三菱電機のDRAM事業を統合 2005年 東証一部に上場 2009年4月 改正産業活力再生特別措置法(産活法)が国会で成立 2009年5月 経産省エネ庁木村雅昭審議官がの名義でエルピーダの株を3000株取得 2009年6月 エルピーダの金融支援協議の場で木村雅昭審議官が大手銀行に融資を要請 2009年6月 産活法を適用して、政府がエルピーダに300億円出資 2

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    dadabreton 2012/02/29
    なんで最後その話に持って行くかな。最後に飛び火させる芸はmixiに飛び火させようとする人だけで十分だと思うんだけど。
  • 「空気に支配される大人」にはならないで欲しい

    「孫正義ソフトバンク社長が、経団連の理事会に出席し、経団連が一致して決議しようとした原発再稼働への賛成・推進に対して、反対し、執行部の姿勢を強く批判した」と報道されている(参照)。いかにも孫さんらしい行動だが、問題視すべきなのは、300社以上の出席者からは、孫社長の意見に対する反論も同調する意見もなかったという点。 経団連を牛耳る原発推進派の企業により「満場一致で原発再稼働に賛成する」という空気が作られるなか、その「空気作り」が許せなかった孫社長が真っ向から反対したが、残りの「空気が読める、空気に支配される大人たち」は黙ってしまったのである。 この状況は、学校で「いじめ」が起こった時に、一部のいじめっ子たちにより「あの子はいじめて良い」という空気が作られた時に他の生徒が黙認してしまう(そして、結果としていじめる側に回ってしまう)状況に似ている。そんな空気の中で「こんないじめは良くないよ」と

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    dadabreton 2011/11/16
    空気云々じゃなくてソフトバンクは原発が止まったままの方が儲かる事業をしようとしているからにすぎないけど。
  • なぜ1000年に一度の天災を考慮する必要があるのか

    (追記)誤解している人が多いようだが、3月11日の地震+大津波は、日全体で見れば決して1000年に一度しかないまれな天災ではない(日全体で見れば、100年に2〜3度は起こると覚悟しておいた方が良い)。これは百歩譲って、それぞれの原発に、1000年に一度程度、原発の設計で想定している以上の天災が起こり、それがシビアアクシデントに繋がると仮定した場合の計算である。 ある原発がある年に「1000年に一度の天災」に襲われる確率 1/1000 = 0.1% ある原発がある年に「1000年に一度の天災」に襲われない確率 100% - 0.1% = 99.9% ある原発が40年間の間一度も「1000年に一度の天災」に襲われない確率 99.9% ^ 40 = 96.1% 54基の原発がどれも40年間の間一度も「1000年に一度の天災」に襲われない確率(追記:もちろん、それぞれの事象が独立していると仮定

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    dadabreton 2011/10/15
    このブログの人は最近釣り師としての才能が開花したみたいだ。コメントの人(exorさん)が正しいと思う。
  • 「ネット新党」構想

    先のエントリーで述べた新党構想。頭の中を整理するためにも、漠然と考えていることを書いてみる。 ・バックグラウンド 今の日は、「誰が政治家になっても結局のところは国を動かしているのは官僚」というのが状態で、なかなか民意が反映されにくく、財政は悪化する一方である。今回の福島第一での事故を生み出した原因の一つもここにあり、この状態を根的に直さない限り、国民の政治不信は消えないし、国の発展もありえない。 ・ビジョン 政治家が「民意を反映した政策」を作り、官僚は政治化の手足となりその政策を実行する、という国民主権の国を作る。 ・ミッション 「民意を反映した国の運営」とはどうあるべきかを、党としての「活動資金の調達」、「政策の決定」のプロセスから根的に作り直し、政党の在るべき姿を身をもって示す。 ・設立のプロセス 自民党・民主党、およびすべての野党からこのビジョンに賛同していただける政治家を引き

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    dadabreton 2011/07/30
    AKB48の総選挙みたいな金権選挙→「比例代表選挙における席次は、有料メルマガからの収入に応じて決める」
  • 菅首相はなぜ色々と重要なことをとうとつに発表するのか?

    ここのところ、浜岡原発の停止要請、ストレステスト、脱原発宣言、と色々と重要なことをとうとつに発表する菅首相。「党内の意思の統一ができていない」「政権維持のための人気取り」「思いつきで記者会見をしている」などの批判の声が多く聞かれるが、これに関しては、先日のテレビで古賀茂明氏(国民の負担を最小限にする東電の破綻処理の方法を提案した結果、退職勧告を受けてしまった経済産業省の人)がとても納得の出来る説明をしていたので(参照、参照)、私なりの解説をしてみる。 分かりやすく言えば、菅首相は東電(=原発推進派)相手のオセロゲームをしているのである。脱原発の菅首相が白、あくまで原発推進の東電が黒。オセロ盤の外にいる国民の多くは白(つまり脱原発)を応援しているが、選挙の時以外は盤面の外にいるので何もできない。盤面の上には、電力会社と政治家はもちろんのこと、経産省の官僚、原子力関係の学者、経団連に属する大企

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    dadabreton 2011/07/14
    コメントにもあるけど反原発教の信者になってる。なんで「オセロ盤の外にいる国民の多く」が自分と同じだと思い込むのかなあ。それを白黒はっきりさせるのなら郵政と同様、解散して選挙するべきじゃないの?
  • 「なぜAppleはiPadにFlashを載せるべきではない」のか

    気がついた人も多いと思うが、iPadのアナウンスメントであっさりと無視されたのがAdobeのFlash。私は意図的(=「Flashなんか重要じゃない」というメッセージ)と読んだが、皆さんはどうだろうか。 iPhoneがFlashをサポートしていないことに対するAdobeを含めたさまざまな方面からの批判を考えれば、「the best way to experience the web (最高のウェブ環境)」を売り文句のiPadが、これだけ広く使われているFlashをサポートしないというのはおかしな話だ。 不思議に思う人も多いかもしれないが、自分をAppleの経営陣の立場に置いて良く考えてみれば答えは明確になる。 Appleという会社は、昔からさまざまなクリエーターたち(アーティスト、ミュージシャン、ウェブ・デザイナー、etc.)を魅力的で便利なパソコンやツールで味方につけ、彼らの作品を消費者

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    dadabreton 2010/02/02
    理由はどうであれ、HTML5vsFlashの決着が付くまでの数年の間はiPhone、iPadにFlashが載っていないことをどう評価するかでApple信者かそうでないかを区別できる。
  • 「戦略的OS」の開発がことごとく失敗している点に関する一考察

    90年代にIBM、MicrosoftApple各社が巨額の開発費を投じて作っていた「戦略的OS」がすべて失敗してしまったことを皆さんはご存知だろうか? IBMが作っていたのはOS/2。元々はMicrosoftとの共同開発だったが、途中で仲違いをしてしまい、最後はIBMだけが細々とサポートしていたことすら覚えていない人が多いとは思うが、Windows95の成功であっというまに市場から消えてしまったのがOS/2。具体的な数値は公開されていないので分からないが、両社が数百人体制で数年間開発していたので、少なく見積もっても日円で数百億円は投じられたことは間違いない。 Cairoの方は私自身が初期のころにいたこともあるし、最終的には「Chicago(Windows95のプロジェクト名) vs. Cairo」の戦いの最前線にいた私としては知りすぎている点も多いのだが、一つだけ確かなのは、プロジェク

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    dadabreton 2009/04/06
    コメント欄読んでも現在のWindowsが"戦略的OS"であったWindowsNTの後継でないとする理由がよくわからない。
  • なぜ「iPhoneキラー」がことごとく失敗するのか

    MBAの授業の一環で、"Marketing Myopia" (by Theodor Levitt) という1960年に書かれた論文を読む機会があったのだが、色々とうなずけるところがあったので、メモ代わりに。 家電メーカーのような技術系の会社は、どうしても技術系の人が経営者になりがち。技術系の人は(私も含めてだが)色々な問題を論理的に解決しようとする。技術的な問題を解決するためにはこのアプローチはとても有効だが、消費者心理のように曖昧で非論理的なものには適用できない。 技術系の経営者が陥りやすい失敗は、自分がコントロールできる分野、すなわち、技術的に難しい問題を解決することにばかりエネルギーをそそぎ、非論理的で簡単にはコントロールできない消費者の動向のようなものに十分な注意を払わないこと。 その結果、「消費者はどのみち論理的な行動なんてしないんだから、それに関して色々と戦略を立てたところで無

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    dadabreton 2008/08/25
    本気でiPhoneキラーなんて言ってる製品は少なくとも今のところ無いと思うけど。
  • Life is beautiful: OS-Xのメニューの位置が固定なのは「たとえ一点でもMicrosoftの方が正しかったこと」を認めたくないAppleの意地か?

    とりあえず右クリックすれば操作するべきメニューが出てて来るというのは意外と便利なんだけどね。コンテキストメニューがよくできてるというのはWindowsの美点のひとつだと思う。【いまどきWindowsなんぞを使うメリットはなにか - 狐の王国より引用】 ここのところApple製品のことばかり褒めているが、上のエントリーを読んで思い出したのが、Windows95のユーザーインターフェイスを設計していたころの話。「マウスのボタンは一つ」に必要以上にこだわるアップルに対して、二つあるマウスのボタンを最大に生かしたユーザーインターフェイスの一環として徹底的にこだわって作ったのが、このコンテキストメニュー。 今やいろいろな理由でぐだぐだになってしまったが、当時は「シングルクリックは選択」「ダブルクリックはデフォールト動作の実行」「右クリックはコンテキストメニュー」という大原則をOSだけでなく、Offi

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    dadabreton 2008/06/11
    Macだと固定のメニューのせいで、最大化させていない複数のアプリケーションを使っているときマウスというかカーソルの移動距離が長くなって嫌なんだよね。
  • 「おもてなしの経営学」がアマゾンで注文できるようになりました

    3月11日に発売の拙著(始めて使う言葉、「せっちょ」と読むとは知らなかった^^;)「おもてなしの経営学 アップルがソニーを超えた理由」がもうアマゾンで注文できることを発見したので、さっそくご報告(宣伝、宣伝と^^)。 「アルファ・ブロガーはなぜを書くことになるのか」というエントリーでも書いたが、こうやってブロガー自身が自分のを宣伝してコツコツと売って行くという行動がスモール・ビジネスっぽいというか、ロングテールだというか。将来は、ブロガーによる部数限定の自費出版みたいな、もっともっと当にロングテールな形のものが簡単に出来る様になるともっと裾野(すその)が広がるのに、と思ったりして(ちなみに、日語にはちゃんと「裾野」っていう良い言葉があるのに、いつの間にか「ロングテール」という外来語が幅をきかせてしまうあたりが、なんとも。「ロングテール・ビジネス」の代わりに「裾野ビジネス」という言葉

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    dadabreton 2008/02/13
    ブログ読者への「おもてなし」にフィードの全文配信というのは含まれないのだろうか?
  • 交渉の場にのぞむ前にしておくべき心の準備

    ネゴシエーション(交渉)に関するテクニックにはさまざまなものがあるが、その多くが「いかに自分の欲する条件に近いものを勝ち取るか」をゴールとしたもの。それはそれで役に立つのかも知れないが、私としてはどちらかというと、今読んでいる「Getting to YES(日語訳:ハーバード流交渉術)」というに書いてあるアプローチの方がしっくりと来る。 このの筆者(Roger FisherとWilliam Ury)は、一般に良く使われる「交渉は勝つか負けるか」「相手に手の内を見せない」「自分はできるだけ譲らずに相手に譲らせる」などのテクニックは交渉を長引かせるだけだし、その過程で相手との信頼関係を損ねかねないと警告する。 このにはいくつかの有効な提言が含まれているので何回かに分けて紹介したいと思うが、まず最初に紹介したいのは、交渉の場にのぞむ前に自分がしておくべき心の準備の話。 多くの場合、人は交

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    dadabreton 2007/10/24
    違う違う→『例の「男は彼女がいた方が逆にモテる」という人類の永遠の謎(^^)の答がここに隠されているかも知れない』
  • Life is beautiful: ビルゲイツの面接試験―ジャンケン編 解説

    たくさんの方たちからさまざまな回答をいただいた「ビルゲイツの面接試験-ジャンケン編」。気が付いた人も多いようだが、この問題の面白さは、単なる数学の問題ではない点にある。中途半端な「ゲーム理論」の知識が逆にじゃまになったり、「数式を使って解けるはず」だとか「正解は一つだけあるにちがいない」などといった思い込みが答えの幅を狭くする。 「ゲーム理論」に基づいて解いて「グーとパーを50%ずつの割合でランダムに出すのが良い」という答えにたどり付いた人が何人かいたが、この方法は最適解とは言いがたい。その戦略で得られる期待値、125000円よりも多くの賞金が期待できる戦略が他にもあるし(後述)、相手がこちらがその手法を取っていることに気が付いて全部パーを出して来たときにどうしようもなくなる。 注目すべきなのは、これがゼロサムゲームではなく、二人で結託してパーとグーを交互に出し合って250000円ずつを得

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    dadabreton 2007/03/30
    どうも「上から目線」の戦略のような気がする。僕だったら「上から目線」だと思ったら嫌がらせに走るな。
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