2013年4月10日のブックマーク (3件)

  • 正しすぎて辛い

    夫は大きな会社の次長で、私は200人規模の会社のヒラ事務員だ。時々、夫が部下の愚痴を言う。 「目の前の仕事はこなすんだが、長期的な視点で優先順位を付けることができない」 「ちょっと気を付ければ回避できるような凡ミスが多い」 決して罵倒することはない。当たり前のことができなくて困ったものだよ、と淡々と愚痴る。 私はそれが辛い。私も、夫が言う当たり前のことができない人間だからだ。いつも目の前のタスクを片付けるのに精一杯で、その仕事質的にどういうものなのかを考える余裕がなく、デスクの上は散らかっており、脊髄反射的につまらないミスをすることもある。 繁忙期には、やってもやっても仕事が終わらない。早出残業したいから、子供の送り迎えを頼めない?と頼むと、どういう業務がどうして終わらないのか、と聞かれる。あれこれ説明すると、 「そうか、君がボトルネックになって、全体の業務が滞っているんだね。じゃあ仕

    正しすぎて辛い
    daibutsuda
    daibutsuda 2013/04/10
    夫は「正しい人間」ではない。「割と正しく仕事ができる人間」に過ぎない。「正しい人間」が人を苦しめることはない。
  • 日本経済をボロボロにする人々 : バブルの足音

    2013年04月05日00:00 カテゴリコラム経済 バブルの足音 バブルの頃と今の人ではどちらが豊かだろうか?バブルへGOの映画なんかを見るとよくわかるが、あの時代に携帯電話みたいな便利なものはなく、あっても自動車電話みたいな高額料金を請求される電話ぐらいなもので、一般人はせいぜい公衆電話での待ち合わせしかできなかっただろう。そして携帯でカメラも取れたり動画まで取れる便利さは当時には考えられなかったものだ。 今現在お店で売っている普通のパソコンも、おそらく当時のスーパーコンピューター以上の処理能力を持っているだろう。バブルの頃に現在のパソコン並の能力を持つスーパーコンピューターを作るとしたら、何十億何百億と費用がかかっていたかもしれない。言い換えれば、不景気と言われているらしい現在に生きている人は、当時の人が何十億何百億かけても実現できなかったであろうスーパーコンピューターを普通に使っ

  • 「経営者目線を持て」の真の意味は「みんな俺と同じように考えろ」 - 脱社畜ブログ

    この前、「経営者目線」について知人と話をしていて、「面白いなぁ」と思ったことがあったので紹介したい。 日には、不思議なことに従業員に「経営者目線」を持つことを要求する会社がある。若者バッシングの常套句に「指示待ち族」とか「言われたことしかできない」とかいうのがあるが、これが発展して「お前たち従業員も、もっと会社のことを一人一人考えて、経営者目線をもって仕事をしろ」というご高説を垂れる経営者が実際少なくない。 しかし、よくよく考えてみると、仮にこれが当に実現したとすると結構大変なことになる。「船頭多くして船山に登る」という諺があるが、経営判断に関する意見なんて当然人それぞれになるわけで、従業員が当に経営者目線を持って自律的に考え始めたら、間違いなく大揉めになるはずだ。「右に行こう」と誰かが言い出したら「いやいや、左だ」と他の人が言い出して、さらには「待て待て、ひょっとすると上かもしれな

    「経営者目線を持て」の真の意味は「みんな俺と同じように考えろ」 - 脱社畜ブログ
    daibutsuda
    daibutsuda 2013/04/10
    脱社蓄さんは、本当に心が美しいな。私は「経営者目線を持て」という言葉の真意は「成功は経営者のものに(経営者目線を持ててるから)、失敗は従業員のものに(経営者目線を持ててないから)」という意味だと思う。