2013年04月05日00:00 カテゴリコラム経済 バブルの足音 バブルの頃と今の人ではどちらが豊かだろうか？バブルへＧＯの映画なんかを見るとよくわかるが、あの時代に携帯電話みたいな便利なものはなく、あっても自動車電話みたいな高額料金を請求される電話ぐらいなもので、一般人はせいぜい公衆電話での待ち合わせしかできなかっただろう。そして携帯でカメラも取れたり動画まで取れる便利さは当時には考えられなかったものだ。 今現在お店で売っている普通のパソコンも、おそらく当時のスーパーコンピューター以上の処理能力を持っているだろう。バブルの頃に現在のパソコン並の能力を持つスーパーコンピューターを作るとしたら、何十億何百億と費用がかかっていたかもしれない。言い換えれば、不景気と言われているらしい現在に生きている人は、当時の人が何十億何百億かけても実現できなかったであろうスーパーコンピューターを普通に使っ

2012年08月07日00:00 カテゴリコラム動画 高速道路を不正利用する人々と対策しないNEXCO <a href=" 例えば東京ＩＣで東名高速に乗って、御殿場ジャンクションで新東名に入り、東名とつながるいくつかのジャンクションに入るとＵターンができてしまう。そして東京ＩＣで降りようとすると、ＥＴＣが作動しない。しかし、手前の東名川崎ＩＣで下りてしまえば格安料金で三日月ジャンクションまでのサービスエリアめぐりができることになっている。 これは電車のキセル乗車と同じで、もし事実が発覚すると３倍の料金を取られることになる。そして、これが発覚することは今のシステムだとまず無理だし、監視カメラでの把握なんて到底できるものではない。 これを防ぐには、東名と新東名を結ぶ場所に料金所を設置するしか方法はないと思われる。 モラルの問題と言えばそうなのだが、知らず知らずに安い料金で乗っていること

2012年08月02日00:00 カテゴリコラム社会 浜岡原発の津波対策に１４００億円かける愚 未だに浜岡原発を稼働したがっている中部電力は津波対策に１４００億円をかける予定でいるようだ。そしてこれを変更する気はないらしい。ちょっと理解しがたいが、中部電力管内では原発がなくても十分に最大需要電力に対応できるだけの発電能力を持っているのだから、原発は全炉廃炉にすべきことだ。しかも日本のメガロポリスの中継点とも言うべき重要な場所に作られているのはもはや説明するまでもない。 そして５号機では海水が復水器から入って内部を腐食させているのだから、津波対策にカネをかけている暇などないはずだ。 <a href=" 海抜１８メートルの防波壁工事や非常用ガスタービン発電機の増設工事までして１４００億円を費やすぐらいなら、これを廃炉費用に企てるのがまともな経営感覚だろう。もはや原発は一民間企業の判断でど

2012年06月12日00:00 カテゴリコラム 大阪府と大阪市でガスタービンの発電所を大量に作ってしまえばいい 原発という発電システムは、動かしていようがいまいがコストに大差がない。そのために全発電量に占める原発の割合が非常に高い関西電力は、どうしてもこれを手放す気はないようだ。本来なら東京電力のように、緊急的にガスタービンの発電所を作るべきなのだが、それだと大赤字は確実になり、自分達の既得権化している給料や退職金や年金を維持することは困難になってしまう。だからこそ原発を維持し動かすことで自らの既得権益を守ることに躍起になる。 関西電力が既得権を維持するために、自己防衛的に原発を維持して別の電源を作るための設備投資を避けようとしていて、橋下市長はその姿勢を批判している感じだが、今のまま何もしなければ関西電力管内では原発に頼る構造が続くことになってしまう。 脱原発の方針は個人的には大賛

2012年06月11日00:00 カテゴリコラム 原発は安全ではない 原発は誰でも理解できる非常にシンプルな構造だからともかくとして、ボイラーのことを何も知らない現場をわかっていない愚か者どもが原発再稼働で調子に乗っているようだ。火力発電所と比べるのならわかるが、交通事故の死亡者やたばこの癌と比べたりと、全く分野の違うものと比べて原発はこんなにも安全ですと言い張る意味のわからない主張を繰り返す馬鹿っぷり。 ＭＩＴの寿命の短いネズミの外部被曝実験で放射能の安全性を強調する愚かさと言ったら天下一品だ。ＤＮＡとの相互作用の小さい低LET放射線（セシウム１３７のγ線）の実験で何がわかるというのだ。低ＬＥＴ放射線は均一に細胞に害を与えるが、修復機能がそれに追いついている状態なら見た目の大きな障害は起きにくい。 それよりも最も怖いのは、体に入ると骨などに取り込まれ、一生付き合っていくことになるプル

2012年06月01日00:00 カテゴリコラム菅直人 私怨に満ちた池田信夫の菅直人批判 原発大好き人間である池田信夫が菅の反原発に怒り狂っているようだ。どうお世辞に見ても、原発村を池田信夫がかばう形になっていて、そして原発を否定する菅を何が何でも批判しようとする姿勢が見えてくる。 何しろ池田信夫は原発事故が起きても原発の安全性を虚しく強調したり、意味不明なガンマ線オンリーの外部被爆データを出してセシウム１３７に絞った放射能の安全性をやたらと強調して一生懸命原発擁護をしてきただけあって、原発への異常な愛をこれでもかと示しているのだから、反原発の菅への思いは自らが愛する物への侮辱であり、神学論争に近いものがある宗教的なものだ。 ニュートン（出版社名）の原発の仕組と放射能で改めて確認したが、１号機では水蒸気爆発の危機が発生したことは今更説明するまでもない。圧力容器の安全弁が作動し、これが格

2012年05月23日00:00 カテゴリコラム年金・医療 世界中の若者が社会保障のネズミ講に殺される 日経ビジネス（２０１２．５．１４　２７ページ）のとあるグラフを見てげんなりさせられた。 ・協会けんぽ保険料率９．５％（２０１１）→１０．４％（２０１２）→以後、６５歳以上高齢者比率の伸びに応じて保険料率上昇の可能性。 ・介護保険料率１．５１％（２０１１）→１．５５％（２０１２）→以後６５歳以上高齢者比率の伸びに応じて保険料率上昇の可能性。 ・健康保険組合保険料率７．９％（２０１１）→８．３％（２０１２）→健康保険料、介護保険料とも上昇が続く可能性 ・厚生年金保険料率１６．０６％（２０１０）→１６．４１％（２０１１）→１６．７７％（２０１２）→１７．１２％（２０１３）→１７．４７％（２０１４）→１７．８３％（２０１５）→１８．１８％（２０１６）→１８．３％（２０１７）→打ち止め（？

2012年05月18日00:00 カテゴリコラムマスコミ 小泉改革で格差拡大という出鱈目をほとんど言わなくなったマスコミ 思考停止で情緒的かつ感情的で、とにかく何でも人のせいにしたがる負け犬根性は国民の大半が持っている負の部分である。ようは嫉妬心とたかり根性からくるゴネ得で、現在の自分のおかれている状況を誰かのせいにしたいと思い込んで社会主義者（←しかし本人は自称保守主義と勘違いしている）となっておかしな主張をするようになる。そしてマスコミもそういう大衆迎合型の報道をしたがるものだから、誰かのせいにするために政治家で最も目立った小泉純一郎氏をやり玉にあげて、無理やり小泉改革を格差拡大の象徴として大きく扱ったのは記憶に新しい。そして、そういう奇妙な世論が出来上がったことによって、民主党も竹中平蔵氏を国家に呼んで証人喚問をやろうとさえしていた。 では最近はどうだろうか？マスコミも格差について

2012年04月26日00:00 カテゴリ税金不動産 都心部の住宅密集地の空き家問題 地震による火災が叫ばれる中で問題となっているのが空き家だそうで、その空き家の持ち主に対してお役所の無能な公務員達が取り壊して更地にするように頼んでいる姿をテレビで見かけた。しかし、そんなことに応じるわけはなく、空き家はそのままになってしまっている。この理由は実に単純で、固定資産税とかいう地方の無能公務員の高い給料を維持するための税金が上がってしまうからである。 ボロだろうがバラックだろうが、２００平米までは土地の固定資産税は６分の１だ。それ以上の部分も家の床面積の１０倍までは３分の１だ。つまり、空き家を壊せばほとんどタダみたいな家屋の固定資産税と６分の１の土地の固定資産税を払えばいいだけだったのが、一気に６倍近くも固定資産税が増えてしまうから、バカらしくて空き家はほったらかしになるのは当然の話である。こ

2012年04月24日00:00 カテゴリコラム環境・資源 １ｋｗ／ｈ当たり４２円で再生可能エネルギーを固定価格買取する愚 経済産業省は太陽光発電協会の要望であった１ｋｗ／ｈ当たり４２円で電気を買い取ることを決定するかもしれないことが２３日にわかったとのこと。まさに自然エネルギーと称した偽善ビジネスでしかない。明らかに市場原理に極端に反した行為で、こんなの成り立つわけがない。そして、こんなことをやるということは、実質的に公共料金値上げという増税を行うようなものだ。つまり、増税してでも太陽光発電を広めようと考えているようにしか見えない。もっとわかりやすく言えば、太陽光パネルを作っている業界に対する補助金を増税で得ているようなものだ。 さて、これで儲かるのは誰か。太陽光パネルを作っている業界はもちろんのこと、設置する業者とパネルを設置できる人、そして固定価格買い取りによって出る一つの結論とし

2012年01月18日00:00 カテゴリニュースマスコミ 自らを削る気のないNHKの言い訳 受信料値下げで利益ゼロ＝NHKの来年度予算 NHKは17日、2012年度予算と事業計画を総務省に提出した。10月から受信料を最大で月額120円値下げすることから、事業収入は前年度比1．7％減の6489億円にとどまる。経費節減に取り組むものの、減収の穴は埋められず、利益に相当する「事業収支差金」は前年度予算の40億円から一転してゼロとなる。 収入の柱である受信料は1．5％減の6269億円。値下げが217億円の減収要因になるが、徴収に力を入れてカバーし、全体の減収額を93億円に圧縮する。受信料収入が前年度を下回るのは05年度以来となる。 http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120117-00000124-jij-bus_all ---------------