一般社団法人 神社崇敬会は、神棚ブランド「KITOKAMI」より、「スマート神棚コンセプト」を採用した神棚を発表した。同コンセプトを採用した全機能搭載型を2018年以降に発売する予定だ。 「スマート神棚」は、電源供給装置と通信装置を内蔵した台座ユニットと、上部の社殿を模した内陣(通常のお札を納める部分)で構成されている。前面にある人感センサーと音声感知センサーによって毎日の礼拝行動を検知し、礼拝の情報は各崇敬神社に送信され、神社側では毎朝の朝拝などに利用する。 人が近付くと中央のLEDが白く発光し、通信の待機情報を知らせて、神棚の前に立って「二礼二拍手一礼」の礼拝手順が行われたことを検知すると、グリーンに発光して点滅する。ほかにもLEDの点灯パターンによってさまざまな演出を行う。 通信には、崇敬神社から授与される御札型のSIMカード「神社SIM」を使用する。同SIMは、同会が運営する崇敬会